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(人間というものは)
数知れない悪徳が積み重なって、 腐ったごみ溜(ため)のような匂いを放っている。 生きている限り その匂いは付いてまわるが、 死ぬ瞬間にそれらは停止する。 そこにはもう不安定なものはなにもない、 それぞれの善悪、美醜をひっくるめた 一個の人間として完成するのだ。 山本周五郎[やまもと・しゅうごろう]
(大正〜昭和の小説家、1903〜1967) ※標題文の「(人間というものは)」は七瀬音弥による補足
《 悪徳 》
《 死 》→ 今日 《 瞬間・一瞬 》 《 不安定 》 《 安定 》 《 香り・匂い 》 《 醜さ 》 《 停止 》 《 完成 》 《 善 》 《 腐る・腐敗 》 《 美 》→ 今日 《 山本周五郎 》→ 今日 《 日本の文豪 》→ 今日 * * * * * * * * * * 《 星座別名言と運勢 》 《 血液型別名言と運勢 》 〈全文〉
人間の一生で、 死ぬときほど美しく荘厳なものはない。 それはたぶん、 その人間が完成する瞬間だからであろう。 __ Link __ 生きているうちは醜いことが多い、 狡猾(こうかつ)や裏切や、 貪欲(どんよく)や策謀。 いいことをする裏には、 数知れない悪徳が積み重なって、 腐ったごみ溜(ため)のような匂いを放っている。 __ Link __ 生きている限り その匂いは付いてまわるが、 死ぬ瞬間にそれらは停止する。 そこにはもう不安定なものはなにもない、 それぞれの善悪、美醜をひっくるめた 一個の人間として完成するのだ。 __ Link __
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