名言ナビ



[ 名言 ]
心のいたく疲れた人、
重い悩みに苦しむ人、
わけても孤独を寂しむ人、
孤独を愛する人にとつて、
群集こそは心の家郷(かきょう)、
愛と慰安の住家(すみか)である。

[ 出典 ]
萩原朔太郎[はぎわら・さくたろう]
(大正〜昭和の詩人・作家、1886〜1942)
散文詩「群集の中に居て」より
散文詩集『宿命』

ページ内メニュー

[ 補足 ]
※散文詩集『宿命』における表記は「孤独を愛する人によつて」だが、初出の『四季』第四号・昭和十年二月号では「孤独を愛する人にとつて」であることから、より意味の通じる初出表記「孤独を愛する人にとつて」を採用。
※原文漢字表記は、「都會(とかい)」「單位(たんい)」「全體(ぜんたい)」「爲(な)し」「樂(たの)しんで」「惱(なや)み」「孤獨」

[ 関連キーワード ]

[ テーマ別今日の名言 ]
悩み・苦悩
苦しみ
孤独
好き・愛好
愛・人間愛
日本の文豪
 * * * * * * * * * *
星座別名言と運勢
血液型別名言と運勢

[ テーマ別の全名言 ]

[ 全文・続き ]
〈全文〉
都会の生活の自由さは、
群集の中に居る自由さである。
群集は一人一人の単位であつて、
しかも全体としての綜合(そうごう)した意志をもつてる。
だれも私の生活に交渉せず、
私の自由を束縛しない。
しかも全体の動く意志の中で、
私がまた物を考へ、為(な)し、味ひ、
人人と共に楽しんで居る。
__ Link __

心のいたく疲れた人、
重い悩みに苦しむ人、
わけても孤独を寂しむ人、
孤独を愛する人にとつて、
群集こそは心の家郷(かきょう)、
愛と慰安の住家(すみか)である。
__ Link __


[ ランダム名言 ]
1.

2.

3.

4.

5.
( ポール・クローデル )

6.
( )

7.

8.

9.

10.


11.

12.
( 作者不詳 )

13.

14.

15.

16.

17.

18.

19.

20.


21.

22.

23.

24.

25.
( 作者不詳 )

26.

27.

28.

29.

30.


31.

32.

33.

34.

35.
( ロバート・クレイグ )

36.








LINK  LINK  LINK