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国家とは、
ある一定の領域のなかで、 レジティマシー(=正当性・合法性)を有する物理的な暴力行使の 独占を要求する(そして、それを実行する) 人間の共同体である。 マックス・ウェーバー
[マックス・ヴェーバー] (19〜20世紀ドイツの社会学者・経済学者、1864〜1920) 『仕事としての学問 仕事としての政治』(野口雅弘訳) ※「(=目印・指標)」「(=正当性・合法性)」は七瀬音弥による補足。
※「(そして、それを実行する)」は同書原文中にあり。
〈原文全文〉
今日では、国家とは、 ある一定の領域──この「領域」というのがメルクマール(=目印)ですが──のなかで、 レジティマシー(=正当性・合法性)を有する物理的な暴力行使の 独占を要求する(そして、それを実行する) 人間の共同体である、 と言わなければならないでしょう。
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