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いったい素顔なんかというものがあったのだろうか。
それこそ、
祖先どもがじぶんに似せてつくった面型の
不出来な見本にすぎないのではないか。

[ 出典 ]
金子光晴[かねこ・みつはる]
(詩人、1895〜1975)
『人間の悲劇』

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 顔 

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〈全文〉
おたがいに、個人と個人は、
あいてを識(し)るひまがないうちに、
短い生涯が過ぎてしまう。
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それどころか、
生きてゆくためには、
仮面の方が便利で、正体がしれているのだ。
どうせ一列の仮面はおなじ会社でつくられて、
どれをどうとりかえたって平気なのだ。
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……いったい素顔なんかというものがあったのだろうか。
それこそ、
祖先どもがじぶんに似せてつくった面型の
不出来な見本にすぎないのではないか。
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