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[ 名言 ]
(人生訓とする)言葉が、
最初からあるものとしたら、
逆に生き方の幅を狭めてしまう、
ということにもなりかねない。
小さくかたまるなよ、
と思わず言ってやりたくなる。

[ 出典 ]
北方謙三[きたかた・けんぞう]
(小説家、1947〜)
『人生訓なんて蹴っとばせ』
「はじめに」より

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[ 補足 ]
※標題文の「(人生訓とする)」は七瀬音弥による補足

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[ テーマ別の名言 ]
最初・初め
言葉 》→ 今日
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狭い・狭さ
嫌(いや)・嫌い 》→ 今日
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生き方 》→ 今日
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[ 全文・続き ]
〈全文〉
人生のさまざまな局面に対した時、
人は言葉を求める。
それによって、
どう局面に対していくか、
行動の拠(よ)りどころにしたりする。
それは悪いことではなく、
むしろ行動が一貫性を持つための、力になり得る
と言っていいであろう。
だから、そういう言葉は貴重である。
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しかしその言葉が、最初からあるものとしたら、
逆に生き方の幅を狭めてしまう、
ということにもなりかねない。
小さくかたまるなよ、
と思わず言ってやりたくなる人間になってしまっているのだ。
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人生訓として、言葉を持つことは悪くないが、
それをほんとうに自分のものにするためには、
一度は斜(しゃ)に構えて疑ってみることだ。
疑ってはみたが、
結果として正しい
という確認の行為があれば、
その言葉の幅は大きく拡がるであろう。
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