ぼくはただの物語性なんか ちっとも面白くない。 それよりもむしろ、 ほんの一行でもいいから 感覚的なものとか、 ちょっとした物のとらえ方とか、 まあ長い小説でもその一行をいつまでも覚えている といったものがあるけれども、 その方が面白い。
吉行淳之介[よしゆき・じゅんのすけ] (小説家、1924〜1994) 『拒絶反応について』 ※平岡篤頼との対談より
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