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[ 名言 ]
文学の実際は
人間の堕落を潤色(じゅんしょく)して、
懦弱(だじゃく)な人間を更(さら)に懦弱にするばかりだ。

[ 出典 ]
二葉亭四迷[ふたばてい・しめい]
(明治の小説家、1864〜1909)
「平凡」
『平凡・私は懐疑派だ』に収載

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[ 補足 ]
※潤色(じゅんしょく)=表面を繕ったり、面白く飾り立てたりすること。

※懦弱[惰弱](だじゃく)=いくじのないこと。
積極的に物事をしようとする意気込みのないこと。
進取の気性のないこと。
気力に欠けること。
なまけて弱いこと。
また、そのさま。

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人間
日本の文豪
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文学
実際
人間
堕落
消極性
怠慢・怠惰
日本の文豪

[ 全文・続き ]
(続き)
私の観方(みかた)は偏(へん)しているというか?
唯(ただ)弊(へい)を見て利を見ぬというか?
しかし利よりも弊の勝ったのが
即ち文学の実際ではないか?
私の観方より文学の実際が既に弊に偏しているではないか?


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