名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
9月18日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
色を見るものは形を見ず、形を見るものは質を見ず。
(
夏目漱石
)
2.
エチケットなどというものは、
俗の俗なるもので、
その人の偉さとは何の関係もないのである。
(
三島由紀夫
)
3.
軽蔑とは、女の男に対する永遠の批評である。
(
三島由紀夫
)
4.
人生を幸福にするためには、日常の瑣事(さじ)に苦しまなければならぬ。
雲の光り、竹のそよぎ、群雀(むらすずめ)の声、行人(こうじん)の顔・・・あらゆる日常の瑣事の中に堕地獄の苦痛を感じなければならぬ。
(
芥川龍之介
)
5.
強者は道徳を蹂躙(じゅうりん)するであろう。
弱者はまた道徳に愛撫(あいぶ)されるであろう。
道徳の迫害を受けるものは常に強弱の中間者である。
(
芥川龍之介
)
6.
表面を作る者を世人は偽善者という。
偽善者でも何でもよい。
表面を作るという事は内部を改良する一種の方法である。
(
夏目漱石
)
7.
女人は我々男子には
正(まさ)に人生そのものである。
即ち諸悪の根源である。
(
芥川龍之介
)
8.
臭いものの蓋を除(と)れば肥桶(こえだこ)で、美事な形式を剥(は)ぐと大抵は露悪になるのは知れ切っている。
(
夏目漱石
)
9.
身をすてつるなれば
世の中の事
何かはおそろしからん。
(
樋口一葉
)
10.
良心は道徳をつくるかも知れぬ。
しかし道徳はいまだかつて良心の「良」の字を創ったことはない。
(
芥川龍之介
)
11.
愛するということにかけては、
女性こそ専門家で、
男性は永遠の素人である。
(
三島由紀夫
)
12.
道に迷うことを苦にしてはならない。
どの路(みち)でも足の向く方へゆけば、必ずそこに
見るべく、聞くべく、感ずべき獲物がある。
(
国木田独歩
)
13.
男の嫉妬の本当のギリギリのところは、体面を傷つけられた怒りだと断言してもよろしい。
(
三島由紀夫
)
14.
読書、なかんずく小説を読む喜びは、もうひとつの人生を経験することができる、という点にある。
(
山本周五郎
)
15.
人に言うべき事は最後まできちんと言うがよい。
全部は言いたくないことだったら、むしろ初めから黙っていよ。
(
森鴎外
)
16.
恋というのは一つの芝居なんだから、筋を考えなきゃ駄目だよ。
(
谷崎潤一郎
)
17.
最も親しき友人というものは、常に兄弟のように退屈である。
(
萩原朔太郎
)
18.
ドロ水を飲料水にするための濾過装置があるでしょう。
濾過装置の中で、残ったドロと飲料水になる水とあるけど、残ったドロがいらないもので、捨てちゃっていいものかというと、ぼくはそうじゃない。
それが現実なんだ。
現実を避けることはできないね。
(
三島由紀夫
)
19.
美しい若い女が、大金持の老人の恋人になっているとき、人は打算的な愛だと推測したがるが、それはまちがっている。
打算をとおしてさえ、愛の専門家は愛を紡ぎ出すことができるのだ。
(
三島由紀夫
)
20.
男性操縦の最高の秘訣は、男のセンチメンタリズムをギュッとにぎることだ。
(
三島由紀夫
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ