名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
9月17日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
人間が変わったのではない。
人間は元来そういうものであり、変わったのは世相の上皮だけのことだ。
(
坂口安吾
)
2.
果実の熟する如く機熟して相会うところに、真の友情あり。
(
国木田独歩
)
3.
結婚をして一人の人間が二人になると、
一人でいた時よりも人間の品格が堕落する場合が多い。
(
夏目漱石
)
4.
夫婦というものは、どこか親子だよ。
時には亭主が父親のつもりになったり、時には細君が母親のつもりになったり。
それでないと上手くゆかない。
(
川端康成
)
5.
熊本より東京は広い、東京より日本は広い、日本より……頭の中は広いでしょう。
囚(とら)われちゃだめだ。
(
夏目漱石
)
6.
もし本当にあやまらせる気なら、本当に後悔するまで叩きつけなくてはいけない。
(
夏目漱石
)
7.
犠牲を清らかならしめよ。
自分を犠牲にした者は、自分を犠牲にしたことを忘れるのが、美しい犠牲の完成なのだ。
(
川端康成
)
8.
どんな生活でも新しい生活には意味があり、希望がある。
(
田山花袋
)
9.
英雄もただ英雄たるばかりでは何もできない。
覇業を成す者は、常に三つのものに恵まれているという。
天の時と、地の利と、人である。
(
吉川英治
)
(
『三国志』
)
10.
人間は元来一人で生まれて一人で死んでいくのである。
大勢の中に雑(まじ)っていたからって、孤独になるのは、わかり切ったことだ。
(
田山花袋
)
11.
幸運を望む男よ、お前が三つしか事を為さないのに十の結果を望んでいる間は、幸運は来はしない。
(
山本周五郎
)
12.
女にはまた、一定数の怖ろしいものがなければならず、蛇とか毛虫と船酔とか怪談とか、そういうものは心底から怖がらねばならぬ。
(
三島由紀夫
)
13.
悲しみ、苦しみは人生の花だ。
(
坂口安吾
)
14.
現状維持というのは、
つねに醜悪な思想であり、
また、現状破壊というのは、
つねに飢え渇いた貧しい思想である。
(
三島由紀夫
)
15.
死は、人間の一生にしめ括りをつけ、その生涯を完成させるものだ。
消滅ではなく完成だ。
(
山本周五郎
)
16.
裏切りは友情の薬味であって、コショウかワサビみたいなものであり、裏切りの要素もその危険も伏在しない友情など、味がないと思うようになるとき、諸君はまず、青年のセンチメンタリズムを脱却した、一人前の大人になったと云(い)えましょう。
(
三島由紀夫
)
17.
人間、正道を歩むのは却(かえ)って不安なものだ。
(
三島由紀夫
)
18.
懐疑主義者もひとつの信念の上に、疑うことを疑わぬという信念の上に立つものである。
(
芥川龍之介
)
19.
生活の堕落は、
精神の自由を殺す。
(
夏目漱石
)
20.
原始以来、神は幾億万人いう人間を造った。
けれども全く同じ顔の人間を、決して二人とは造りはしなかった。
人は誰でも単位で生まれて、永久に単位で死ななければならない。
(
萩原朔太郎
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ