名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
9月7日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
劫初(ごうしょ)よりつくりいとなむ殿堂に
われも黄金の釘一つ打つ
(
与謝野晶子
)
2.
尊敬すべき幸福な人は、
逆境にいても、
つまらぬことはくよくよせず、
心配しても始まらないことは心配せず、
自分の力のないことは天に任せて、
自分の心がけをよくし、
根本から再生の努力をする人である。
(
武者小路実篤
)
3.
其日(そのひ)に自分が為(や)るだけの務めを為(し)て了(しま)ってから、適宜(いいほど)の労働(ほねおり)を仕(し)て、湯に浴(はい)って、それから晩酌に一盃飲(や)ると、同じ酒でも味が異(ちが)うようだ。
これを思うと労働(ほねおり)ぐらい人を幸福にするものは無いかも知れないナ。
(
幸田露伴
)
4.
あらゆる社交はおのずから虚偽を必要とするものである。
(
芥川龍之介
)
5.
古来いかに大勢の親はこういう言葉を繰り返したであろう。
「わたしは畢竟ひっきょう)失敗者だった。
しかしこの子だけは成功させなければならぬ」
(
芥川龍之介
)
6.
明日(あした)のことが分からないということは
人の生きる愉(たの)しさをつないでゆくものだ。
(
室生犀星
)
7.
新しき友を探して廻る者は遂に真の友を得る時なけん。
(
国木田独歩
)
8.
誰もが見て、これでこそ人間だと思う一個の人間、自分はそういう人間を実に愛する。
(
武者小路実篤
)
9.
凡(すべ)てを癒(いや)す「時」の流れに従って下れ。
(
夏目漱石
)
10.
わが行く道に茨(いばら)多し
されど生命の道は一つ
この外(ほか)に道なし
この道を行く
(
武者小路実篤
)
11.
あれになろう、これになろうと焦るより、富士のように、黙って、自分を動かないものに作り上げろ。
世間に媚びずに世間から仰がれるようになれば、自然と自分の値うちは世の人がきめてくれる。
(
吉川英治
)
12.
どの青年もおしなべて情熱との戦いを繰り返しながら成長して行くのに、君は不幸だ。
早くから美しいものを見すぎ、美味しいものを食べすぎているということは、こんな不幸はない。
喜びを喜びとして感じる感受性が薄れていくということは、青年として気の毒なことだ。
(
吉川英治
)
13.
晴れた日は晴れを愛し、
雨の日は雨を愛す。
楽しみあるところに楽しみ、
楽しみなきところに楽しむ。
(
吉川英治
)
14.
第三者の目より恋をする男女を見れば、ひとつの痴態(ちたい)にすぎず、されど恋する男女にとりては、その痴態も真剣なり、真面目なり。
(
国木田独歩
)
15.
公衆は醜聞を愛するものである。
(
芥川龍之介
)
16.
住みにくさが高じると、
安いところへ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟った時、
詩が生まれて、画(え)ができる。
(
夏目漱石
)
17.
自己を捨てて神に走るものは神の奴隷である。
(
夏目漱石
)
18.
人知におもいあがっている人間はいつかそのためむごい罰をこうむる事があるのではなかろうか。
(
志賀直哉
)
19.
山が来てくれない以上は、自分が行くより外に仕方があるまい。
(
夏目漱石
)
20.
登山の目標は山頂と決まっている。
しかし、人生の面白さはその山頂にはなく、かえって逆境の、山の中腹にある。
(
吉川英治
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ