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今日の
文章の書き方の名言
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7月16日
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1.
作家の叫びや行動はかき消されたかもしれない。
だが、読者がいる限り、著作に込めたメッセージは、ずっと語り継がれる。
( 高行健 )
2.
本当の書物とは網のようなもので、言葉がその網の目の一つ一つを作っているのである。
網の目がどのようにできているかは、どうでもよい。
大切なのは、漁師が海の底から引き上げる生きた獲物、網の目の間に光って見えるあの銀鱗のきらめきなのである。
(
サン・テグジュペリ
)
3.
文体の確立しているのが小説、それのないのが手記である。
(
田辺聖子
)
4.
世間の理不尽に抵抗の炎を燃やすことも、文学修行のひとつである。
(
田辺聖子
)
5.
悲劇と喜劇は表裏一体だ。
どちらか一方だけで人間を描くのは、
表現者として公正さを欠く。
(
奥田英朗
)
6.
私の詩は、ただ一つの理由で私の役に立つ。
すなわち、それは闇からある種の光へ達したとする私自身の闘争の記録である。
( ディラン・トマス )
7.
作家になるためには才気以上のものが必要だ。
(
ラ・ブリュイエール
)
8.
今日多用されてゆきわたっているヴォキャブラリーは、ほとんどが説明のヴォキャブラリーに終始しています。
それで分かるようになったかというと、むしろ逆にひどく分かりにくくなった。
それはマニュアルなどに見るような文章の分かりにくさ、不明瞭さがいい例です。
(
長田弘
)
9.
半分の真実は、偽りよりもこわい。
( フォイヒテルスレーベン )
10.
言葉というのは、(語彙の量ではなく)言葉の使い方の問題です。
自分がどういう言葉をどう使うか、その言葉のなかに自分をどう表現してゆくかが、これからの社会で一番重要。
(
長田弘
)
11.
一冊の本というのは、最初の一行ができたときに、ほとんど成功したようなものだ。
( ハンス・エーリッヒ・ノサック )
12.
まったく想像力でいっぱいなのだ。
狂人と、詩人と、恋をしている者は。
(
シェイクスピア
)
13.
選ぶ。
捨てる。
どっちも同じことだ。
選ぶ時には必ず何かを犠牲にしなければならぬ。
だが、捨てることが惜しくて失敗している詩や小説や人生が、われわれの周囲には何と多いことだろう。
( 南川周三 )
14.
最初にふれているのだ。
そのときは気づかない。
二つめあたりにふれたとき、ふれたと感じるが、実はその前に、与えられているのだ。
(
荒川洋治
)
15.
何を書くかあらかじめ知って、書いたことがない。
じぶんが惹きつけられる何かがそこにある。
その何かを見つけるために、じぶん自身がそれを知りたいために書く。
(
長田弘
)
16.
賦(ふ)は、対象に対して詩的表現をもってこれを描写し、はたらきかけるもので、そのことがまた、そのまま言霊(ことだま)的なはたらきをよび起すという古代の言語観にもとづくものである。
その表現の方法を賦といい、そのような表現方法による文辞(ぶんじ=文章の言葉)を賦という。
(
白川静
)
17.
私は何が詩人を作るかを感じます。
それは、一つの感情に満ち溢れる心です
(
ゲーテ
)
18.
あるとき目がひらけば
天から何か降り
地から何か湧いている
私はただそれを拾う
拾い屋さん
(
榎本栄一
)
19.
詩は、いま、ここに、一人の私が耳を澄ます澄ましかた、ものを見る見かた、深く感じる感じかたなのだ。
(
長田弘
)
20.
悲しみは分母が大きいから、人を泣かせる物語を作るのは簡単です。
与えて奪う、これを繰り返せばよい。
(
黒鉄ヒロシ
)
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