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墓に関する名言
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1.
墓に入るまで、
人間は幸福なりと称すべきにあらず。
（ オウィディウス ）
2.
人を呪わば穴二つ
（ 日本のことわざ・格言 ）
3.
君は、自分の墓に、「リスクを怖がって何の失敗もせずに、退屈な一生を送った惨めな男ここに眠る」と書かれたいのか？
それとも「リスクをおかして自分の運命を切り開き自らと多くの人を自由に、そして豊かにした誇り高き男ここに眠る」と書かれたいのか決めなさい。
（ 本田健 ）
4.
愛されるだけでは物足りない。
愛の言葉もかけてほしい。
静寂の世界は、お墓の中で十分に味わえるのだから。
（ ジョージ・エリオット ）
5.
変わらぬ友を求める者は、墓へ行け。
（ ロシアのことわざ・格言 ）
6.
恋は死のごとく強く、
嫉妬は墓のごとく残酷である。
（ 『聖書』 ）
7.
この身体(からだ)の四分の三が墓に入ったら、女性についてどう思うかを口にしよう。
それから墓穴の蓋石(がいせき)を大急ぎで閉めよう。
（ トルストイ ）
8.
われらたのしくここにねむる。
離ればなれに生まれ、
めぐりあい、
短き時を愛に生きしふたり、
悲しく別れたれどこにまた心となりて、
とこしえに寄り添いねむる。
（ 西條八十 ）
9.
攻撃的――というと、いかにも景気がいいし、カッコもいい。
が、いたずらに攻撃的なのは、攻撃的なのではなく無謀というものである。
進むときは進み、退くときは退く――というのが、昔からの兵法の常識ではなかったか。
ただやみくもに突進し、みずから墓穴(ぼけつ)を掘った例は、古今東西、いくらでもあったことだ。
（ 青木功 ）
10.
結婚は愛の墓標
（ 西洋のことわざ・格言 ）
11.
大切な人の墓に供える花は、自分で育てた花にしていますの。
（ 永六輔 ）
12.
人間は地上で楽しむためには、僅(わず)かの土くれがあればいいのだ。
地下で休むためには、さらに僅かの土くれがあればいいのだ。
（ ゲーテ ）
13.
個人として優れていればいるほど、
それで墓穴を掘るケースが多い。
（ 大西一平 ）
14.
希望は頑丈な杖(つえ)で、
忍耐は（※人生という）旅の着物。
この二つをもって、
人は現世と墓を通って
永遠へと歩を進める。
（ ローガウ ）
15.
もはや愛しもせねば、迷いもせぬ者は、埋葬してもらうがいい。
（ ゲーテ ）
16.
眠らんとせば、
墓に入りて後(のち)眠れ。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
17.
死んでから
お墓参りに来なくていいから、
その分生きている間に
大切にしておくれ。
（ 永六輔 ）
18.
人様の前で「人の世話にはならない」という人がいますが、自分で墓の穴を掘るんでしょうか。
（ 永六輔 ）
19.
私は、（日本の）セカセカ文明のために、
セカセカ幸福論でせかされ、
セカセカ人生となったように思う。
これからの、わずかな余生は、
ノンビリ人生、
すなわちメキシコ人生でゆこうと思う。
セカセカと墓場にゆきたくないのです。
（ 水木しげる ）
20.
石（＝墓石）に最小限の文字を刻みこむように、
記憶に最小限のことばを刻むことは、
いまでも詩人の仕事の一つたりえているだろうか。
（ 長田弘 ）
21.
死は我らが生を享(う)けたときから我らを待ち受けており、我らの揺りかごは墓の中に据(す)えられている。
（ ジョゼフ・ホール ）
22.
大食漢は、
歯で自分の墓穴を掘る。
（ アンリ・エティエンヌ ）
23.
生きた親拝まず　石にして拝む
（ 野口幾山河 ）
24.
いずれやってくる死を考えて生きよ！
墓に入ってから苦しまないように。
（ ユスフ・バラサグニ ）
25.
ここに善意に満ち少し試み多く失敗せる人眠る。
多分これが彼の墓碑銘かもしれない。
しかし、そのことで彼が恥じる必要は毛頭ないのだ。
（ ロバート・ルイス・スティーヴンソン ）
26.
金の負債は返せるが、
恩の負債は墓場まで持っていく。
（ インドネシアのことわざ・格言 ）
27.
墓地を買うことなど断じて無用たるべきこと。
勿論(もちろん)、葬式、告別式など一切不用のこと。
英子や揚子、並びに真に私を知ってくれる友人たちの記憶の中に生を得れば、それで満足。
（ 尾崎秀実 ）
28.
何もしないくらいなら、墓穴(はかあな)掘ってた方がマシだ。
状況が最低に悪くなろうが知ったことか。
（ 平坂読 ）
29.
もしも全ての女の顔が同一の模型に鋳(い)られたならば、その模型は恋の墓となったろう。
（ ビシャ ）
30.
若い医者にかかると、
墓地まで大いに繁盛する。
（ フランスのことわざ・格言 ）

31.
人のために働かないのは、
墓にいるようなものだ。
死人になるな！
力あるうちは人に尽くせよ！
（ ユスフ・バラサグニ ）
32.
わがために一基の碑をも建つるなかれ
歌は集中にあり人は地上にあり
（ 土岐善麿 ）
33.
「たかが骨のために、なして、ひとは高いゼニ出して墓を建てるんじゃろうのう……」
「忘れられたくないからだよ、たぶん」
「人間いうんは弱いもんじゃのう」
（ 重松清 ）
34.
風花やわれに寄り添ふ母の墓
（ 加宮貴一 ）
35.
水かけてやる墓碑にゐる青蛙
（ 小林榮子 ）
36.
墓前で流す最もつらい涙は、なくなった人が生前言おうとして言えなかったことや、やろうとしてやれなかったことを思って流す涙である。
（ ハリエット・ビーチャー・ストウ ）
37.
目覚めがちなる墓碑あり我れに眠れという
（ 折笠美秋 ）
38.
荒ぶるや海も墓標も一言語
（ 折笠美秋 ）
39.
土の中では窒息してしまう。
生きたまま葬られないように、
私の身体を（墓の）外に出しっぱなしにしておいて下さい。
（ フレデリック・ショパン ）
40.
今ならば語り合えるや春の水
石なる父の肩に注ぎぬ
（ 三井修 ）

41.
人の生涯は、
罪を侵しつつ死を前に望む恐怖の生涯である。
罪の苦悶と死の恐怖と、この二つは、
人が墓までたずさえ行くべき道づれである。
（ 内村鑑三 ）
42.
墓石の表面には余の姓名の外(ほか)
戒名(かいみょう)は勿論(もちろん)
位階勲等も記すに及ばず
（ 原敬 ）
43.
吸いすぎ、飲みすぎ、食べすぎ、働きすぎはいけない。
誰もが墓?場へ向かっているとはいえ、
なにも追い越し車線を走ることはない?のだ。
（ ロバート・オーベン ）
44.
嫉妬は墓のように残酷だ。
（ ユダヤの名言・格言・ことわざ ）
45.
父母の墓掃く兄弟の息白し
（ 堀口星眠 ）
46.
父の墓に母額(ぬか)づきぬ音もなし
（ 中村草田男 ）
47.
わが墓に来て立つは誰秋の風
（ 野見山朱鳥 ）
48.
きみの墓地見てきた飯食いに行こうや
（ 下村槐太 ）
49.
朝寒(あささむ)やひとり墓前にうづくまる
（ 正岡子規 ）
50.
墓地からもどつて来ても一人
（ 尾崎放哉 ）

51.
臆病はあなたの（たちの悪い）親友です。
あなたにシャベルを渡して
あなたの墓穴を掘らせるのです。
（ サラ・バン・ブラナック ）
52.
碑銘を記し、死者を悼むことは、
ふるくから世界のどこでだろうと、
詩人の仕事の一つだった。
（ 長田弘 ）
53.
墓の道わづかの苔(こけ)に苔の花
（ 相馬黄枝 ）
54.
今、みーーんな　ずーーっとスマホ見てますね。
そのうち「スマホ付きお墓」ができると思います。
（ ヨシタケシンスケ ）
55.
結局は一人で墓参(ぼさん)すませけり
（ 稲畑汀子 ）
56.
墓洗ふみとりの頃のしぐさ出て
（ 能村登四郎 ）
57.
もう二度と叱らぬ父の墓洗ふ
（ 市堀玉宗 ）
58.
苔(こけ)の道辷(すべ)りしあとや墓まゐり
（ 高浜虚子 ）
59.
風は歌雲は友なる墓洗ふ
（ 岸本尚毅 ）
60.
福寿草金魚の墓に群れてをり
（ 篠崎央子 ）

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