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［ 名言 ］
荒ぶるや海も墓標も一言語
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折笠美秋［おりがさ・びしゅう］
（俳人、新聞記者、1934〜1990）
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1.
大いなる果実(かじつ)のやうな初日の出
（ 金子敦 ）
（ Kaneko Atsushi ）
2.
笑いっていうのは他人を励ましますよね。
たとえば極限状態で、みんながガチガチになっているとき、フッと誰かが冗談なんか言った瞬間に、そのガチガチ状態がパアッと解き放たれることがある。
冗談ってのは、こわばった空気を一気にゆるめる力があるんですよ。
（ 井上ひさし ）
（ Inoue Hisashi ）
3.
誰だって何だって、いつかは死ぬ。
けど、だからっておとなしく死んでやる必要はねぇんだよ。
もがいてあがいて、で、てめえじゃどうにもなんねぇ時は、他のやつに助けてもらったっていいんだ。
（ アニメ『BLAZBLUE ALTER MEMORY』 ）
4.
我々が一方の人たちの栄誉を讃(ほ)めるのは、他方の人たちのそれをけなすためである。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）
5.
生まれたからには、幸せになるのだ。
（ 広告コピー ）
（ advertising copy ）
6.
人は老いて、日常が「無」の境地にも至り、やがて、ほんとうの「無」を迎える。
それが死である。
（ 篠田桃紅 ）
（ Shinoda Toukou ）
7.
死は平等です。
平等であらねばなりません。
どんなに壮烈な死も、
どんなに惨めな衰弱死も、
自己主張の死も、沈黙の死も、
死にもし価値があったら、
どんな死の重みも同じでなくてはなりません。
（ 武田泰淳 ）
（ Takeda Taijun ）
8.
貧乏人が言えば、真実でも信じてもらえない。
だが、金持ちの悪人が言えば、嘘でも信じてもらえる。
（ フリードリヒ・リュッケルト ）
（ Friedrich Ruckert ）
9.
妄想しているだけなら、ただの怠け者。
バカにされます。
浮かんだアイデアを書き溜めて、面白く整理活用できれば、妄想癖も才能になります。
尊敬されます。
（ 美輪明宏 ）
（ Miwa Akihiro ）
10.
未成年に惜しみなく注がれる同情の何とお門(かど)違いなこと。
まだもっと難しい年代がその後に来るというのに。
「ちょっとおばかさんな若い娘」の時代が終わり、
ただの女になってゆく、
何よりも悪いのは、
誰かの妻という存在になってしまう（→続きはクリック）
（ アイリス・マードック ）
（ Iris Murdoch ）
11.
一方に痛手を負わせることが、他方の役に立つ。
（ エラスムス ）
（ Desiderius Erasmus ）
12.
石の上にも三年
（ 松江重頼 ）
（ 日本のことわざ・格言 ）
（ Matsue Shigeyori ）
（ Nihon saying ）
13.
賭博によって時間と金が失われる。
（ オーウェン・フェルサム ）
（ Owen Feltham ）
14.
今いるところがどうしても嫌だったら、
ここからいつか絶対に抜け出すんだって、
心に決めるの。
そうして運よく抜け出すことができたんなら、
あの嫌な、つらい場所にだけは
絶対に戻らないって、そう決めなさい。
（ 西原理恵子 ）
（ Saibara Rieko ）
15.
神が助けようとする男は、細君が死ぬ。
（ フランスのことわざ・格言 ）
（ France saying ）
16.
この年になると、いやでも本当のことを言っちまいますよ。
嘘をつくなんて、とてもめんどうくさくて。
（ アルベール・カミュ ）
（ Albert Camus ）
17.
ああ、ロマンチックな学生諸君！
青春は、たのしいものらしいねえ。
馬鹿野郎。
君等は、なんのために生きているのか。
君等の理想は、なんですか。
（ 太宰治 ）
（ Dazai Osamu ）
18.
たのしみは妻子(めこ)睦(むつ)まじく打ち集(つど)い
かしらならべて物を食う時
（ 橘曙覧 ）
（ Tachibanano Akemi ）
19.
座禅を組まなければ雑念、妄念が取れない
などというバカなことがあるものか。
（ 中村天風 ）
（ Nakamura Tenpuu ）
20.
人生には唯一つだけ疑いのない幸福がある。
人のために生きることである。
（ トルストイ ）
（ Lev Tolstoy ）
21.
言論の自由というものは、ある日突然に奪われるというものではありません。
権力によって外堀から内堀へとじりじりと埋められていって、いつの間にか「自由」は動きがとれなくなる。
戦前日本の歴史がそう教えてくれています。
メディアよ、監視を怠る（→続きはクリック）
（ 半藤一利 ）
（ Handou Kazutoshi ）
22.
含羞(がんしゅう)は、誰でも心得ています。
けれども、一切に眼をつぶって、ひと思いに飛び込むところに真実の行為があるのです。
（ 太宰治 ）
（ Dazai Osamu ）
23.
肉体のために生きるのではなく、肉体なしには生きられないように振る舞うべきである。
（ セネカ ）
（ Seneca ）
24.
神について語るのはそれで結構だが、どこか西洋人の思想の借りものだからね、胡散(うさん)臭いよ。
（ 遠藤周作 ）
（ Endou Shuusaku ）
25.
敵が弱いように、敵が衰えるようにと思うのは、皆、愚痴もはなはだしい。
自分に勢いがあれば、どうして敵の勢いを恐れようか。
自分が強ければ、どうして敵の強さを恐れようか。
（ 吉田松陰 ）
（ Yoshida Shinsaku ）
26.
燈台の遠(とお)の南のゆふがすみ
（ 下村槐太 ）
（ Shimomura Kaita ）
27.
いかに現世を厭離(えんり)するとも、
自殺は悟りの姿ではない。
いかに徳行(とっこう)高くとも、
自殺者は大聖(だいしょう)の域に遠い。
（ 川端康成 ）
（ Kawabata Yasunari ）
28.
世間の評判は、その人を判断するのに絶対的な規準とはならないものだ。
ことに有名な人たちはその名声から想像するのとは違っている場合が多い。
（ カール・ヒルティ ）
（ Carl Hilty ）
29.
最強ではないが楽に勝てる方法はたくさんある。
しかし、そんな方法を使っては僕が戦う意味がない。
（ 梅原大吾 ）
30.
笑いは人類の財産である。
（ フランソワ・ラブレー ）
（ Francois Rabelais ）
31.
過去の自慢話しかしない大人が多いじゃないですか。
今、何をやるか。
これから何をやれるか。
何に面白がれるか。
それしかすてきじゃないでしょ。
（ 桃井かおり ）
（ Momoi Kaori ）
32.
（演技が）うまくなければプロになれませんが、
うまいからと言って必ずプロになれるわけではありません。
死に物狂いの努力をしなければプロになれませんが、
死に物狂いの努力をしたからと言って必ずプロになれるわけではありません。
（ 鴻上尚史 ）
（ Koukami Shouji ）
33.
卑屈──富とか権力を前にして執るところの好ましい習慣的な心の態度。
（ アンブローズ・ビアス ）
（ Ambrose Bierce ）
34.
過ぎ去りし麗しき一日は、再び我がもとに返り来たらず。
（ テニスン ）
（ Alfred Tennyson ）
35.
真面目なやつは上が見ていようが見ていまいがやる。
とはいっても、上に立つ者はそれを評価し褒めてやることが大切だ。
（ 新井正明 ）
36.
もし自分の友人が自分の不在のときに自分について語ったことを各自が知ったとするならば、よしそのとき彼がいかに真実に冷静に語ったにせよ、それに耐えうる友情はいかに少ないことであろう。
（ ブレーズ・パスカル ）
（ Blaise Pascal ）
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