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斎藤茂太の名言
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［ テーマ別今日の名言 ］
《 星座別名言と運勢 》
《 血液型別名言と運勢 》
101.
自分の弱さを知ることは、レベルを認識しているというわけで、そのまま強みになる。
（ 斎藤茂太 ）
102.
素敵な夫婦関係の決め手は、「ありがとう」のたった一言。
（ 斎藤茂太 ）
103.
他人と比べていると、
自分が持つ本質的価値を軽視するようになる。
すると、焦燥感や虚脱感にとらわれるようになり、
ひがみ根性や嫉妬心にとらわれていく。
（ 斎藤茂太 ）
104.
世の中をうまく生きるための必要条件は、意欲、根気だと思うが、それを支えるのは何といっても好奇心ではあるまいか。
（ 斎藤茂太 ）
105.
本格的な登攀(とうはん)を目ざす人も、低いところから徐々に高いところへと高度馴化(じゅんか)をして体をならしながら、頂上を目ざしていく。
人生も、高山を登るごとし、だと私は思う。
（ 斎藤茂太 ）
106.
いい笑顔は、
きれいなお化粧以上に、
人の心を魅了する。
（ 斎藤茂太 ）
107.
相手に対する要求水準を最初から低めに設定しておくことは、人間関係をスムーズにするいちばんの方策だ。
５０パーセント満足できればいいと腹を決めてしまおう。
ずっとラクになる。
（ 斎藤茂太 ）
108.
モノやお金がないことを憂える必要はない。
人は、貧しさからも新たな楽しみを見出す知恵をもっている。
（ 斎藤茂太 ）
109.
人は何を語るか、だけではなく 「何を語らないか」でも判断される。
アドバイスの中にも、語らないアドバイスというものがあるのではないか。
（ 斎藤茂太 ）
110.
人には「活躍の場」を与えよう。
それが、懐の深さというもので、人の隠れた能力を引き出すということでもある。
人の上に立つ人の、もっとも大切な仕事なのではないだろうか。
（ 斎藤茂太 ）
111.
大丈夫。
世の中の人はみんな、自分のことで精一杯。
あなたのことなんて、気にしているほど暇ではない。
（ 斎藤茂太 ）
112.
毎晩、寝る前に、「リセット」することを習慣にしてしまってはどうだろう。
リセットすれば、どんな日であれ、その日は終わり。
悩みもトラブルも、失敗やいさかい、ゴタゴタ……すべてを取り消しにしてしまう。
（ 斎藤茂太 ）
113.
カラ元気を出していると、
本当に少し元気になってくる。
そのタイミングを逃さず、
すかさずアクションを起こしてみよう。
アクションにつられて、
心はさらに元気になっていくだろう。
元気は、意志的なものなのである。
（ 斎藤茂太 ）
114.
酒には、世の中の対人関係での潤滑油としての働きなど、精神医学的にも大効用がある。
もちろん、限度を守っての話ですがね。
（ 斎藤茂太 ）
115.
とりとめない話であっても、顔を合わせ、肉声を聞くことにより、人間関係は温め直される。
（ 斎藤茂太 ）
116.
芳醇なワインや日本酒ができあがるまでには、たっぷりとした時間が必要である。
いわゆる「寝かせる」という時間が。
人もまた同様ではないか。
「早く、早く」と急いでばかりいては、ゆったりとした豊かな人間は育たない。
（ 斎藤茂太 ）
117.
（本当に）好きな人であれば、
いくら欠点があっても、
その人を愛しているという気持ちがあるかぎり、
ずっとつきあっていられる。
（ 斎藤茂太 ）
118.
朝の出だしをポジティブに始めれば、一日をポジティブな気分で過ごせる。
反対にネガティブな思いで始めてしまうと、何もかもマイナスモードに入ってしまう。
（ 斎藤茂太 ）
119.
言葉は刃物より人を傷つけることがあると胸に刻もう。
いいたいことはいったん腹におさめ、ラクダや牛ではないが、何回か反芻(はんすう)してからいう。
できればいわずに飲み込んでしまうぐらいでちょうどいい。
（ 斎藤茂太 ）
120.
周囲を巻き込む人は、結果としてコミュニケーション上手になっていく。
組織をまとめる役割を果たすことも多い。
なぜなら、こういう人は、まわりの誰かが困っているときにも、「大変そうだね、手伝おうか」などと軽く声をかけ、手を貸していたりするからだ。
（ 斎藤茂太 ）
121.
生まれ落ちた以上、
自分と向き合いながら、生きていくほかはないのだ。
それならば、せめて自分には、
常に上機嫌で向かい合うようにしたほうがいい。
自分のいいところだけ認め、
悪いところは気にしない。
「忘れてしまう路線」でいけばいいのだ。
そうすれば、自然に
「自分はまあ、これでいいのだ」
と思えるようになり、
だいたいは上機嫌を保てる。
（ 斎藤茂太 ）
122.
「ペットはペット」という線引きがしっかりとできることは、精神の健全性を示すものさしの一つである。
（ 斎藤茂太 ）
123.
行いの最大の報酬は、行いをやり遂げた満足にある。
（ 斎藤茂太 ）
124.
自分のまわりに一人でも人がいたら、最低限のマナーとして、不機嫌をもろにぶつけることは慎むべきだ。
逆に、カラ元気でもいいから明るく振る舞ってみせるのが自立した個人というものだ。
（ 斎藤茂太 ）
125.
友だちができない、つくる機会がないといって嘆く人がある。
だが、友だちは天から降ってくるものではない。
何ら動き出さず、家でじっとしているだけでは友だちは減っていく一方。
（ 斎藤茂太 ）
126.
誰かに、自分の弱さを指摘されたなら、それは新しい自分への第一歩となる瞬間かもしれない。
（ 斎藤茂太 ）
127.
「好きな仕事」「自分のやりたい仕事」の場合は、
多少給料が安くなろうが、
条件が悪くなろうが、
仕事を続けることができる。
好きな人であれば、
いくら欠点があっても、
その人を愛しているという気持ちがあるかぎり、
ずっとつきあっていられるのとおなじである。
（ 斎藤茂太 ）
128.
何ひとつ波風がなかったら、人生は実に味けないものになってしまうだろう。
もし、あなたがいまトラブルの渦中にあり、悩んでいるのだとしたら、トラブルは人生を発展させるためのチャンスなのだと考えるとよい。
（ 斎藤茂太 ）
129.
欠点だと思っていることは、単にその人の特性なのだ。
よい方向にもっていけば長所になり、人生をよい方向に導く。
長所だと思っている点は、さらにその特性を大きく発揮するようにもっていけば、人生を強く牽引してくれる。
（ 斎藤茂太 ）
130.
本当は損得などない。
得したと思うことが得なのだ。
（ 斎藤茂太 ）

131.
日記は、誰も応援してくれる人がいないときにも、自分のための唯一の応援歌になる。
（ 斎藤茂太 ）
132.
表面的には目立った成果を上げてはいなくとも、実は組織の潤滑油になっている人や仕事がたくさんある。
そんなかけがえのない働きを評価しないのは、不公平というものだ。
（ 斎藤茂太 ）
133.
笑顔は人のためならず。
ニコニコ顔の効用は、相手を快くさせることばかりではない。
笑顔を心がけているうちに、自分自身の心までときほぐされてくるのだ。
（ 斎藤茂太 ）
134.
ちゃんとした親になることは、
頭の問題ではなく、
心の問題だ。
（ 斎藤茂太 ）
135.
幸福は、好奇心から生まれる。
（ 斎藤茂太 ）
136.
あなたの短所を攻めるのが敵。
あなたの長所を認めるのがライバル。
（ 斎藤茂太 ）
137.
友だちを増やすには、まず出会いの機会を少しでも多くしなければならない。
まずは共通の趣味を楽しむとか、同じ目的の勉強をするというような仲間をつくるのがいちばんよい。
（ 斎藤茂太 ）
138.
人生のある時期には、猛烈な勢いで、自分を高めるためにがんばることが必要だ。
（ 斎藤茂太 ）
139.
流れの速い水が一番澄んでいる。
（ 斎藤茂太 ）
140.
自分が若いと思っている間は若い。
（ 斎藤茂太 ）

141.
本当に信頼できる友だちや味方は、
どんな宝物にも負けない人生の宝なのだ。
だが、この宝は放りっぱなしではやがて朽ちてしまう。
ときどき電話をしたり、会う時間をつくり、話をすることも大切だ。
（ 斎藤茂太 ）
142.
友は友の成功を見くびらない。
友は友の敗北をムチ打たない。
（ 斎藤茂太 ）
143.
恋愛とは、純粋に相手を思う気持ちから生まれたようで、じつは自愛の変形です。
（ 斎藤茂太 ）
144.
化粧を落としてなおきれいなのが美人。
（ 斎藤茂太 ）
145.
悪いできごとは、最悪を避けさせるシグナルなんだよ。
（ 斎藤茂太 ）
146.
笑うことは、最も簡単な成功法。
（ 斎藤茂太 ）
147.
楽しみの種をたくさんもとう。
楽しみの種をたくさんもっていると、何歳になっても駆り立てられるものにこと欠かない。
そして、行動する気力、楽しむ心も、けっして涸(か)れることがない。
（ 斎藤茂太 ）
148.
正面を突くのは無策、意表を突くのが対策。
（ 斎藤茂太 ）
149.
コレクションをすると、なにをするにも目的意識をもつようになる。
そうなると、散歩、出張、旅行など、あらゆることが新たな楽しみの種に変わってしまうのだ。
（ 斎藤茂太 ）
150.
私自身は、ＳＴＲＥＳＳでストレスをやっつけている。
最初のＳはスポーツ、Ｔはトラベル、Ｒはレクリエーション、Ｅはイート（食べる）、Ｓはスリープ、最後のＳはスマイルである。
（ 斎藤茂太 ）

151.
もし、あなたが部下をもつ身なら、１００回叱るよりも、１回ほめるほうが部下を大きく育てるものだということを心に刻んでおこう。
（ 斎藤茂太 ）
152.
教えた演技ではその俳優の本当の演技、本当の力にならない。
（ 斎藤茂太 ）
153.
女性のニコニコ顔には
とりわけ人を魅了する力がある。
彼氏がほしい方は、
お化粧を念入りにするのも悪くないが、
いい笑顔を身につける努力をしたほうがずっとよい。
（ 斎藤茂太 ）
154.
（若者には）デカイこと、スケールの大きなことを考えてほしいのだ。
若いときからちんまりとまとまってしまっているようでは、その先はない。
（ 斎藤茂太 ）
155.
喧嘩をしたあと、いちばんいいのはさりげなく、しかもきちんと謝ることです。
かといって大げさに詫びないこと。
大仰(おおぎょう)に謝られると、詫びられたほうが身の置き所がなくなってしまう。
（ 斎藤茂太 ）
156.
自分を上機嫌に保つコツは、
実は二つしかない。
一つは、
他人と自分をくらべて、
どうのこうのと思わないようにしていることだ。
もう一つは、
お金が足りないかもしれないとか、
あの一言はひどいなあとか
いうような心を暗くすることは、
できるだけ忘れてしまうようにすることである。
この二つを身につけるだけで、
人生の悩みのほとんどは
消えてなくなってしまうに違いない。
（ 斎藤茂太 ）
157.
現状が苦しくてたまらないなら、しばらく考えることはヤメてしまうという手もある。
そうして、とにかく、日々を淡々と生きていくことだ。
気がつけば、あなたはきっと、最もつらいところを抜け出しているはずだ。
（ 斎藤茂太 ）
158.
すべての他者を包み込む力と思いやる心を持ち、かつ自分の考えをきちんと持っていること。
それが教養だ。
（ 斎藤茂太 ）
159.
自分で自分を見捨ててしまっては、天使だって微笑みようがない。
（ 斎藤茂太 ）
160.
与えられた仕事のなかで、自分は何ができるかを考え、答えを見つけたら実行する。
その繰り返しが、いつの間にか力を貯えることになり、隠れていた自分の才能が目覚めていく。
（ 斎藤茂太 ）

161.
ニートたちがこぞって口にするのが、「したいことが見つからない」というセリフである。
私はそうではないと思う。
ニートたちは目を閉ざしているだけだ。
すぐ目の前にある「したいこと」を見ようとしないだけなのだ。
だから、とにかく、少しでも心が動くものに全身でぶつかってみることをすすめたい。
（ 斎藤茂太 ）
162.
かんしゃくの
くの字を捨てれば
かんしゃなり
一字違いで　心愉しむ
（ 斎藤茂太 ）
163.
すべて相対するものがあるからこそ、価値がわかるようになる。
寒いから暖かい部屋が歓びであり、まずい食べ物があるからうまい食べ物がわかる。
みんな美人なら、美人の価値はなくなります。
（ 斎藤茂太 ）
164.
自分の不機嫌を抑え、普通に振る舞うことができないのは、人間としての自立ができていないといわれても仕方あるまい。
（ 斎藤茂太 ）
165.
（子供と）一緒にゲームの腕を競ったり、趣味の昆虫採集に熱中したりという父親は、一見、理想的に見えるが、それだけの父親からは、子どもは人生の目標を見いだせない。
（ 斎藤茂太 ）
166.
陽光に恵まれず、厳しい寒さにさらされて育つ北国の樹木は木質が締まり、良質の木材になる。
人間もそれと同じではないだろうか。
（ 斎藤茂太 ）
167.
「今回は失敗に終わったけど着想は素晴らしかったと思うよ」などといわれれば、失敗して落ち込んでいた人も、元気を取り戻す。
新たな勇気が湧いてくる。
（ 斎藤茂太 ）
168.
（人と）衝突したら、大事な相手だからこそ、衝突したのだと考えよう。
大事な相手なら、どっちが頭を下げたっていいじゃないか。
なら、自分から詫びを入れよう、ということになっていく。
（ 斎藤茂太 ）
169.
そもそも恋愛とは、見知らぬ同士がお互いの存在を賭けて新しい境地を切り開くための“精神の格闘技”なのです。
（ 斎藤茂太 ）
170.
人のためにお金を使おう。
人生の利回りは意外に高い。
（ 斎藤茂太 ）

171.
もともとパーティーは飲食が第一の目的ではない。
一人でも二人でも知り合いができたら、大収穫があったといえる。
（ 斎藤茂太 ）
172.
「ありがとう」は単なる感謝の言葉ではなく、相手の長所に気づき、相手の価値を認める言葉でもあります。
それ（＝相手の長所）に気づいて、その長所を見習うことができれば、自分の価値を高めることができる。
「ありがとう」には、そうした恩恵だってあるんです。
（ 斎藤茂太 ）
173.
大きな夢に挫折してしまえば、それでおしまいだが、小さな夢をたくさん持っていれば、ひとつの夢がたとえかなえられなかったとしても、ハイまた次の夢、ハイまた次の夢と、夢を次々に繰り出せる。
（ 斎藤茂太 ）
174.
光る物すべてが黄金ではないけれど、
笑顔はすべてが黄金だ。
（ 斎藤茂太 ）
175.
苦手に直面したら、逃げたり放り出したりせずに、どこまでも食らいついていく。
そうしていると、いつしか苦手が得意に変わる瞬間があるものなのだ。
（ 斎藤茂太 ）
176.
世の中には、さまざまな能力がある。
なぜかといえば、さまざまな能力が「必要だから」である。
さまざまな能力が活動することによって社会は成り立っている。
（ 斎藤茂太 ）
177.
始める前に自信は不要だ。
始めれば自信が出るから。
（ 斎藤茂太 ）
178.
自分の境遇がいちばん不幸だなどと思わないことである。
上を見ればきりがないのと同様に、下を見ればきりがないのである。
（ 斎藤茂太 ）
179.
人にほめられる人よりも、人をほめられる人が賢者。
（ 斎藤茂太 ）
180.
ストレス解消の秘訣は、スポーツ、トラベル、レクリエーション、イーティング（食べること）、スリープとスマイル。
（ 斎藤茂太 ）

181.
思い立ったらすぐに行動する。
それが怠けグセをつけない最善の方法である。
（ 斎藤茂太 ）
182.
人生成功の秘訣は
人生を楽しむこと。
その楽しみとは、
自分の足元にいくらでも鉱脈を広げているものなのだ。
（ 斎藤茂太 ）
183.
人間というものは、ちょっとスキがあったほうが、人に好かれるものだ。
一点の非もない人間よりも、どこかスキのある人のほうが人に好かれる。
（ 斎藤茂太 ）
184.
日ごろの仕事とまったくベクトルの異なることによる疲れは、仕事の疲労を解消する効果があるのだ。
（ 斎藤茂太 ）
185.
「つまらない」といっている間は、
仕事はけっしておもしろくなることはない。
目の前にあるものから、
おもしろさを発見できるかどうか。
偏差値が高いか低いかよりも、
人生では、こちらの能力のほうがずっと大切だし、役に立つものだ。
（ 斎藤茂太 ）
186.
人間は、会社やクライアントにお金を出してもらうと、身銭を切った場合の半分も経験が身につかない。
（ 斎藤茂太 ）
187.
別れがあるからこそ、人の出会いはより貴重な光を放つものとなる。
愛は、人生の最も大きな喜びとなる。
（ 斎藤茂太 ）
188.
嫌いなものから「嫌い、嫌い」と目をそむけているかぎり、私たちは一歩も前に進むことはできない。
嫌いなものであっても、まず好きになるための努力をしてみる。
そうすることが、前向きに生きていくということなのです。
（ 斎藤茂太 ）
189.
どうやらお金とは、
へそ曲がりなところがあるらしい。
「カネ、カネ、カネ」と騒ぎ回っていても、
ちっとも集まらない。
ところが、
「カネは二の次、三の次。
　とにかく私はこれをやりたいんだ。
　社会に伝えたいんだ」と
真摯(しんし)になると、
それまで姿を見せることがなかったお金が、
どこからともなく集まってくるのである。
（ 斎藤茂太 ）
190.
友人は、自分の新しい世界を開いてくれるきっかけになることがある。
そんな友人が多ければ多いほど自分の世界も広がり、おもしろく豊かな人生を送れることになる。
（ 斎藤茂太 ）

191.
うさぎ型の人は、うさぎのようなペースで生きるのがいい。
うさぎのような能力を発揮するだろう。
かめ型の人は、かめのようなペースで生きるのがいい。
かめのような能力を発揮する。
（ 斎藤茂太 ）
192.
人間、どん底まで行けばしめたもの。
後は上がるだけさ。
（ 斎藤茂太 ）
193.
いま何がないかより、いま何があるかで発想しよう。
（ 斎藤茂太 ）
194.
優柔不断な人は、決断を悩み始めた自分に向かってこう言うといい。
「決断するとは、『悩む』のではなく、『決める』こと。
どのみち、選択肢は一つだ」
（ 斎藤茂太 ）
195.
物事に敏感で自分なりの価値判断を持っていることを「細心」といいます。
気が小さいことは人生の武器なのです。
（ 斎藤茂太 ）
196.
自分を変える必要はない。
機嫌を変えるだけですむ。
（ 斎藤茂太 ）
197.
逆境に身を置くと、順調な日々では見えないことが見えてくる。
明るい場所からは暗い場所が見えないが、暗い場所からは明るい場所が見えるのだ。
（ 斎藤茂太 ）
198.
（船の生け簀のなかに）同じ種類の魚ばかりだと、魚は緊張感を失ってしまい、港に着くまでの間に、生け簀のなかでぐんにゃりとなってしまう。
ところが、敵意を感じる魚がまじっていると、いつ自分が食われてしまうかと緊張感をもつためか、港まで、海のなかにいるような元気を保つ。
（ 斎藤茂太 ）
199.
精神は、体よりがんばり屋だ。
体は、疲れれば眠くなるなどのサインを正直に発するが、
精神は、「まだまだがんばれる」と我(が)を張ってしまう傾向が強いのだ。
（ 斎藤茂太 ）
200.
人間が幸福になる道、それは“横並び”の価値基準を捨てること。
他人と比較しないこと、自分自身が“いい”と思うことを大事にする。
そうした自分にスタンダードを置けば、嫉妬や怨嗟(えんさ)の感情がなくなってきます。
（ 斎藤茂太 ）

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