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読者も又
小説を読む事で、 自分の力で作家の創る処(ところ)に協力するのである。 この協力感の自覚こそ 読書のほんとうの楽しみであり、 こういう楽しみを得ようと努めて 読書の工夫は為すべきだと思う。 小林秀雄[こばやし・ひでお]
(文芸評論家、1902〜1983) 「読書の工夫」 『小林秀雄全作品 第12集:我が毒』(新潮社刊)に収載
《 工夫 》
《 読む 》 《 楽しさ・楽しみ 》→ 今日 《 小説 》 《 読者・読む人・読み手 》 《 得る・手に入れる 》→ 今日 《 自覚 》 《 協力 》 《 創造・創ること 》→ 今日 《 読書 》→ 今日 《 作家 》 《 努力 》→ 今日 《 小林秀雄 》→ 今日 * * * * * * * * * * 《 星座別名言と運勢 》 《 血液型別名言と運勢 》 〈全文〉
小説を創るのは 小説の作者ばかりではない。 読者も又 小説を読む事で、 自分の力で作家の創る処(ところ)に協力するのである。 __ Link __ この協力感の自覚こそ 読書のほんとうの楽しみであり、 こういう楽しみを得ようと努めて 読書の工夫は為すべきだと思う。 __ Link __ いろいろな思想を本で学ぶという事も、同じ事で、 自分の身に照らして 書いてある思想を理解しようと努めるべきで、 書いてある思想によって自分を失う事が、 思想を学ぶ事ではない。 __ Link __ 恋愛小説により、 自分を失い 他人の恋愛を装う術(すべ)を覚える様に、 他人の思想を装う術を覚えては駄目だと思う。 __ Link __
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人はみな、
自分が人にしたことをよしとします。 たとえ悪いことでも、 それほど悪かったとは思わないものなのです。 しかし、 何かいやなことをいわれたり、 されたりしたほうは、 ささいなことでも非常に重大に感じます。
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