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瞬く間にここはそこになってしまう
今日はきのうに ことしは去年になってしまう 新川和江[しんかわ・かずえ]
(詩人、1929〜2024) 『続続・新川和江詩集』(思潮社)に収載
〈全文〉
瞬く間にここはそこになってしまう 今日はきのうに ことしは去年になってしまう 魚市場の凍った構内のようなところを 生えかかるそばからうろこを剥がされる痛みに 悲鳴をあげなら私が引き摺(ず)られていく
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( 溝畑宏 )
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( 作者不詳 )
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( 釜本邦茂 )
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たたずまう樹が(人に)思いださせるのは、その原初の記憶なのだ。
人はかつて樹だった。 だが、今日もはや、人は根のない木か、伐られた木か、さもなければ流木のような存在でしかなくなっているのではないだろうか。
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( 真紀俊男 )
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( 西尾栞 )
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( アン・ソフィー・スウェチャイン )
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