|
日本料理は
品の取り合せと、器の趣味に凝ることにおいて、 眼の料理であり、 支那料理は舌の料理であると云(い)われる。 九条武子[くじょう・たけこ]
(教育者、京都女子学園・京都女子大学設立者、歌人、社会運動活動家、仏教婦人会創設者、1887〜1928) 自著『無憂華』 「味はひ」
〈全文〉
日本料理は 品の取り合せと、器の趣味に凝ることにおいて、 眼の料理であり、 支那料理は舌の料理であると云(い)われる。 __ Link __ 支那料理は 北京と広東料理の濃淡両極端から、 中間は海の物を得意とするィ波料理や、 山の物を主とする四川料理などと、 各(おのおの)その特色をもっているが、 このほかにどれだけ種類があるか知れない。 日本のように材料の豊富なところは、 原味を尚(たっと)ぶあまり、 自然、調味法も簡単になりがちであるが、 __ Link __ 調味は物資の欠乏しているところほど発達する。 __ Link __ しかし、 複雑に調味された美味な料理は、 飽くこともまた早い。 都会の人よりも田園の人により多くのなつかしさをおぼえるのは、 そこに純な人間味が失われていないからであろう。 __ Link __ 素純なものは、 粗野なうちにも尊いところがあり、 技巧の多いものほど、 ながく親しみをつづけ難い。 __ Link __
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
( 山崎元 )
11.
( 森薫 )
12.
13.
( 松原治 )
14.
15.
16.
( )
17.
( ドーマ )
18.
19.
20.
( 平松愛理 )
21.
( 伊理正夫 )
22.
23.
24.
25.
26.
27.
28.
29.
30.
31.
32.
33.
34.
( ホピ族の格言 )
35.
36.
( 『阿含経』 )
【 藤森正路 】
【 叶恭子 】 【 村崎浩史 】 【 直木三十五 】 【 ミック・ジャガー 】 【 ジョージ・ワシントン 】 【 ドミニク・フリスビー 】 【 フジ子・ヘミング 】 【 半藤一利 】 【 ジョージ・バークリー 】 【 山田正彦 】 【 大庭みな子 】 【 木村無相 】 【 ジョージ・カーリン 】 【 『三国志』 】 【 ハビエル・ガラルダ 】 【 高浜虚子 】
【 砂漠の沈黙 】 【 腕を振る 】 【 夢(実現したいこと)が夢(夢想)になる 】 【 味方として頼もしい 】 【 男の命を断つ 】 【 出来事が意味を持つ 】 【 男に優しくない 】 【 加える 】 【 死ぬほど苦しむ 】 【 短絡的な絶対視 】 【 日本の価値観 】 【 生命の呼応 】 【 部下が会社を辞める 】 【 罪悪感 】
|