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[ 名言 ]
悉(ことごと)く書を信ずれば
則(すなわ)ち書無きに如(し)かず。

[ 出典 ]
孟子
[もうし、孟軻(もうか)]
(中国戦国時代の儒学者、性善説提唱者、前372〜289)
『孟子』−尽心下より

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[ 別表現/別訳 ]
(ver.1)
尽(ことごと)く書を信ずれば
則(すなわ)ち書無きに如(し)かず。

(ver.2)
尽(ことごと)く書を信ずれば
書なきに如(し)かず。

[ 意味 ]
書物を読んでも、批判の目を持たずに、そのすべて信じてしまうのなら、書物などないほうがよい、あるいは、書物など読まないほうがよい。
本に書いてあることを頭から信じたりせず、真偽を吟味検討しながら読むといった主体的な読書をするべきであるということ。

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[ 解説 ]
書物に書かれていることは必ずしも事実や真実、真理だとは限りません。
妄信的に本を読むことは、むしろ有害です。
(ながれおとや)


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