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今日の
日本の文豪の名言
☆ １２月１１日 ☆
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1.
自分の要求することで自分の出来ないことを他人がした時には感謝せよ。
（ 武者小路実篤 ）
2.
小説というのは、自分を読むんですね。
読者はめいめい自分を読んできたんです。
（ 吉川英治 ）
3.
凡(すべ)ての創口(きずぐち)を癒合(ゆごう)するものは時日(じじつ)である。
（ 夏目漱石 ）
4.
完全に自己を告白することは、何びとにも出来ることではない。
同時にまた、自己を告白せずには如何(いか)なる表現も出来るものではない。
（ 芥川龍之介 ）
5.
青春の、暴力を伴わない礼儀正しさはいやらしい。
それは礼儀を伴わない暴力よりももっと悪い。
（ 三島由紀夫 ）
6.
在来の父母舅姑は我子夫妻から財養し孝養されることを望んだのであるが、私は我子が独立し得るまでの教育にはあくまでも力をつくす覚悟である代わりに、我子からその報償を得ようとは毛頭考えていない。
（ 与謝野晶子 ）
7.
過去は過去として葬らしめよ。
（ 志賀直哉 ）
8.
厭々(いやいや)する労働は
かえって人を老衰に導くが、
自己の生命の表現として
自主的にする労働は、
その生命を健康にする。
（ 与謝野晶子 ）
9.
どんな花かて、
見る時と場所とで、
胸にしみることがあるもんや。
（ 川端康成 ）
10.
智に働けば角が立つ。
情に棹(さお)させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。
（ 夏目漱石 ）
11.
鍍金(めっき)を金に通用させようとする切ない工面より、真鍮(しんちゅう)を真鍮で通して、真鍮相当の侮蔑を我慢する方が楽である。
（ 夏目漱石 ）
12.
私は今より一層淋しい未来の私を我慢する代わりに、淋しい今の私を我慢したいのです。
自由と独立と己れとに充ちた現代に生まれた我々は、その犠牲としてみんなこの淋しみを味わなくてはならないでしょう。
（ 夏目漱石 ）
13.
恋というのは一つの芝居なんだから、筋を考えなきゃ駄目だよ。
（ 谷崎潤一郎 ）
14.
力を持たない知性なんて、屁の役にも立たない。
（ 三島由紀夫 ）
15.
事が旨(うま)く行って、知らん顔をしているのは、心持が好(よ)いが、遣(や)り損なって黙っているのは不愉快で堪(たま)らない。
（ 夏目漱石 ）
16.
人間に忘却と、それに伴う過去の美化がなかったら、人間はどうして生に耐えることができるだろう。
（ 三島由紀夫 ）
17.
人生の悲劇の第一幕は親子となったことにはじまっている。
（ 芥川龍之介 ）
18.
芸術は自己の表現に始まって自己の表現に終わるものである。
（ 夏目漱石 ）
19.
賭けとは全身全霊の行為である。
百万円持っていた人間が、百万円を賭け切るときにしか、賭けの真価はあらわれない。
（ 三島由紀夫 ）
20.
ある意図によって操作されたものは、たいてい他の意図によって潰される。
（ 山本周五郎 ）
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