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今日の
日本の文豪の名言
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12月4日
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1.
どうにもならないことを、どうにかするためには、手段を選んでいるいとまはない。
(
芥川龍之介
)
2.
考えてみると世間の大部分の人は悪くなることを奨励しているように思う。
悪くならなければ社会に成功はしないものと信じているらしい。
たまに正直な純粋な人を見ると、坊っちゃんだの小僧だのと難癖をつけて軽蔑する。
(
夏目漱石
)
3.
有る程の 菊抛(な)げ入れよ 棺の中
(
夏目漱石
)
4.
女は三ヶ月経つと飽きてしまう。
夫婦なら仕方ないからくっついているが、あくびをかみ殺してその日を送っているにすぎない。
(
国木田独歩
)
5.
ぼくは自分のやりたいことはドンドンやって楽しむ。
楽しんだことは後で後悔しない。
(
永井荷風
)
6.
議論を吹っかける場合には、わざと隙間を拵(こさ)えておくほうが良いんです。
そうしないと敵が乗って来ないんです。
(
谷崎潤一郎
)
7.
新しき言葉はすなわち新しき生涯なり。
(
島崎藤村
)
8.
対立感情は文化の低いせいだというが、国と国との対立がなくなっても、人間同志、一人と一人の対立は永遠になくならぬ。
むしろ、文化の進むにつれて、この対立は激しくなるばかりなのである。
(
坂口安吾
)
9.
人間は、一緒に旅行をすると、その旅の道連れの本性がよくわかる。
(
井伏鱒二
)
10.
自由な、調和のとれた、何気ない、殊(こと)に何気ないといふ事は日常生活で一番望ましい気がしている。
(
志賀直哉
)
11.
人があやまったり詫(わ)びたりするのを、真面目に受けて勘弁するのは正直過ぎる馬鹿と云(い)うんだろう。
あやまるのも仮りにあやまるので、勘弁するのも仮りに勘弁するのだと思ってれば差し支(つか)えない。
(
夏目漱石
)
12.
笑はれるのを恐れるよりは、
心にないことを云(い)ふのを
恐れなければいけない。
(
武者小路実篤
)
13.
ドロ水を飲料水にするための濾過装置があるでしょう。
濾過装置の中で、残ったドロと飲料水になる水とあるけど、残ったドロがいらないもので、捨てちゃっていいものかというと、ぼくはそうじゃない。
それが現実なんだ。
現実を避けることはできないね。
(
三島由紀夫
)
14.
戒めなければならないのは
味方同士の猜疑である。
味方の中に知らず知らず敵を作ってしまう心なき業である。
(
吉川英治
)
(
『三国志』
)
15.
変わり者と理想家とは、一つの貨幣の両面であることが多い。
どちらも、説明のつかないものに対して、第三者からはどう見ても無意味なものに対して、頑固に忠実にありつづける。
(
三島由紀夫
)
16.
わたしは不幸にも知っている。
時には嘘によるほかは語られぬ真実もあることを。
(
芥川龍之介
)
17.
人知におもいあがっている人間は
いつかそのためむごい罰をこうむる事があるのではなかろうか。
(
志賀直哉
)
18.
われわれが「やりきれない」と思う他人の欠点は、
たいていは相手が生きているということから起る。
やりきれない口臭の持主も、
死んでしまえば一向気にならない。
(
三島由紀夫
)
19.
二人の結婚は美しかった。
なぜなら彼女は離婚する力を持っていたから。
二人の離婚もまた美しかった。
なぜなら彼女は友達となれる心を持っていたから。
(
川端康成
)
20.
恋とは尊くあさましく無残なものなり。
(
樋口一葉
)
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