名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
12月5日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
不幸からよきものを生み出そうとし、又生み出しえる者は賢い人である。
与えられたる運命をもっともよく生かすということは、人間にとって大事である。
(
武者小路実篤
)
2.
若き二十のころなれや
三年がほどはかよひしも
酒、歌、煙草、また女
外(ほか)に学びしこともなし
(
佐藤春夫
)
3.
死人にものを言いかけるなんて、なんという悲しい人間の習わしなんでしょう。
(
川端康成
)
4.
清水へ祇園をよぎる桜月夜
こよひ逢ふ人みなうつくしき
(
与謝野晶子
)
5.
吾人(ごじん)の生涯中尤(もっと)も謹慎すべきは全盛の時代に存す。
(
夏目漱石
)
6.
人間は閑適の境界に立たなくては不幸だ。
(
夏目漱石
)
7.
どこかに自分の能力を発揮出来、それが進歩の余地があり、心を働かす余裕があれば、幸福を感じる。
(
武者小路実篤
)
8.
死にたければいつでも死ねるからね。
ではためしにやって見給え。
(
芥川龍之介
)
9.
美に対する女性の感受性は、凡庸でなければならなかった、機関車を美しいと思うようでは女もおしまいである。
(
三島由紀夫
)
10.
家内(ホオム)なるものの快楽(たのしみ)が十とすれば、寡(すくな)くとも其(その)四は膳の上に無ければならぬ。
(
尾崎紅葉
)
11.
平生はみんな善人なんです。
少なくともみんな普通の人間なんです。
それが、いざという間際に急に悪人に変わるんだから恐ろしいのです。
だから油断ができないんです。
(
夏目漱石
)
12.
ふるさとは遠きにありて思うもの
そして悲しくうたうもの
(
室生犀星
)
13.
悪友仲間のきずなほど、
宿命的なものはない。
(
吉川英治
)
14.
生死別ルヽ瞬間アラユル外形的取扱ヒヲ辞ス。
(
森鴎外
)
15.
賭けとは全身全霊の行為である。
百万円持っていた人間が、百万円を賭け切るときにしか、賭けの真価はあらわれない。
(
三島由紀夫
)
16.
眠りは死よりも愉快である。
少なくとも容易には違いあるまい。
(
芥川龍之介
)
17.
忍従はロマンティックな卑屈である。
(
芥川龍之介
)
18.
詩は学問でもなく技芸でもない。
詩は時々燃焼していく生命の記録、主観の思いあまった「訴え」に他ならない
(
萩原朔太郎
)
19.
およそ世の中に、家のために、女の子を親勝手に縁付けるほど惨たらしい事はない。
(
泉鏡花
)
20.
諸君は家に在(あ)っては父母を軽蔑し、学校に在っては教師を軽蔑し、社会に出でては紳士を軽蔑している。
これらを軽蔑し得るのは見識である。
しかし、これらを軽蔑し得るためには、自己により大なる理想がなくてはならない。
自己に何らかの理想なくして、他を軽蔑するのは堕落である。
(
夏目漱石
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ