名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
11月21日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
女人は、生活をともにして自分の内側に入らせないかぎり、愛好すべきものなり。
(
永井荷風
)
2.
かつては「平和」のために軍備が拡張せられねばならぬと言われた。
今は「平和」のために軍備が縮小せられねばならぬと言われる。
「平和」がそれを聞いたら何と答えるだろう。
(
島崎藤村
)
3.
音楽の美は、その一瞬の短さにおいて生命に似ている。
(
三島由紀夫
)
4.
この道より
我を生かす道なし
この道を歩く
(
武者小路実篤
)
5.
創作は常に冒険である。
所詮(しょせん)は人力を尽した後、
天命に委(ま)かせるより仕方はない。
(
芥川龍之介
)
6.
あれになろう、これになろうと焦るより、富士のように、黙って、自分を動かないものに作り上げろ。
世間に媚びずに世間から仰がれるようになれば、自然と自分の値うちは世の人がきめてくれる。
(
吉川英治
)
7.
下らなく過ごしても一生、苦しんで過ごしても一生だ。
苦しんで生々(いきいき)と暮らすべきだ。
(
志賀直哉
)
8.
いかなる良策でも、用いなければ空想を語るに過ぎません。
(
吉川英治
)
(
『三国志』
)
9.
美に対する女性の感受性は、凡庸でなければならなかった、機関車を美しいと思うようでは女もおしまいである。
(
三島由紀夫
)
10.
お互いに忙しい切りつめた世の中に生きているのだから、お互いに譲り合わなくてはいけない。
(
夏目漱石
)
11.
人間の、また人生の正しい姿とは何ぞや。
欲するところを素直に欲し、いやな物はいやだと言う、要はそれだけのことだ。
好きなものを好きだという、好きな女を好きだと言う。
(
坂口安吾
)
12.
たいてい勇気ある行動というものは、別の在るものへの怖れから来ているもので、全然恐怖心のない人には、勇気の生まれる余地がなくて、そういう人はただ無茶をやってのけるだけの話です。
(
三島由紀夫
)
13.
私は永遠の少年だ。
永遠の十六才だ。
どうか私を、私の好きなようにさせてくれ。
その代わり私の言うことを一切本気にしないでくれ。
(
三島由紀夫
)
14.
完全に自己を告白することは、何びとにも出来ることではない。
同時にまた、自己を告白せずには如何(いか)なる表現も出来るものではない。
(
芥川龍之介
)
15.
私は今より一層淋しい未来の私を我慢する代わりに、淋しい今の私を我慢したいのです。
自由と独立と己れとに充ちた現代に生まれた我々は、その犠牲としてみんなこの淋しみを味わなくてはならないでしょう。
(
夏目漱石
)
16.
みなさまが野辺をそぞろ歩いておいでの時には、
(私は)蝶にでもなって、
お袖のあたりに戯(たわむ)れまつわりましょう。
(
樋口一葉
)
17.
物質的欲望を減ずることは、必ずしも平和をもたらさない。
我々は平和を得るためには、精神的欲望も減じなければならない。
(
芥川龍之介
)
18.
生まれけり、
死ぬまでは、生くるなり
(
武者小路実篤
)
19.
非常に当然な話だけれども、信念というようなものがなくて生きているのは、あんまり意味のないことである。
(
坂口安吾
)
20.
好(よ)い笑いは、暖かい冬の陽ざしのようなものだ。
誰でも親しめる。
(
島崎藤村
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ