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今日の
文章の書き方の名言
☆
9月29日
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1.
純粋な衝動が無ければ、一行の文章も書けない所謂(いわゆる)「詩人気質」
(
太宰治
)
2.
ああ、作家は、おのれのすがたをむき出しにしてはいけない。
それは作家の敗北である。
(
太宰治
)
3.
作文の秘訣を一言でいえば、
自分にしか書けないことを、
だれにでもわかる文章で書く
ということだけなんですね。
(
井上ひさし
)
4.
風車が、実は、風車そのものに見えているのだけれども、それを悪魔のように描写しなければ〈芸術的〉でないかと思って、さまざま見え透いた工夫をして、ロマンチックを気取っている馬鹿な作家もありますが、あんなのは、一生かかったって何一つ掴めない。
(
太宰治
)
5.
作家って何でもあり、
小説って何でもあり、
真っ白なカンバスに好き勝手に絵を描けばいい、
と思っていたのです。
作家は“全能の神”で、
登場人物は作家が思った通りに動くんだ、
って考えていました。
でも、それは間違っていましたね。
(登場人物は)作家の思い通りには動かないのです。
( 池井戸潤 )
6.
評論とは、
感覚的な感想文を書く事でも、
論じるフリをした自己表現文を書きつらねる事でもない。
ましてやヨイショ記事を書く事でもない。
(
漫画『バンビ〜ノ!』
)
7.
ペンは剣よりも強し。
(
ブルワー・リットン
)
8.
寝ている言葉を起こさないと詩は始まらないのである。
(
寺山修司
)
9.
文学に於(おい)て、最も大事なものは、「心づくし」というものである。
作者のその「心づくし」が読者に通じたとき、文学の永遠性とか、或(ある)いは文学のありがたさとか、うれしさとか、そういったようなものが始めて成立するのである。
(
太宰治
)
10.
哲学者の哲学は、難解な言葉で表した常識にすぎない。
(
ゲーテ
)
11.
佳(よ)き文章とは、「情籠(こも)りて、詞(ことば)舒(の)び、心のままの誠(まこと)を歌い出でたる」態のものを指していう也なり。
情籠りて云々(うんぬん)は上田敏、若きころの文章である。
(
太宰治
)
12.
できるなら書き言葉の喧嘩はしない方がいい。
するときにはいつもいやいやながら受身で、だが本気でやってやれ。
(
吉本隆明
)
13.
文学とジャーナリズムの違いは何だろうか。
ジャーナリズムは読むに耐えない。
文学は読む人がいない。
それがすべてだ。
(
オスカー・ワイルド
)
14.
書きことばには政治性があり、話しことばには社会性がある。
(
寺山修司
)
15.
雄大な詩を作ろうとするならば、その生活を雄大な詩にしなければならぬ。
(
ジョン・ミルトン
)
16.
文章が備えるべき美徳は数えあげていけばきりもないが、そのすべてに君臨するものがあるとすれば、それは晴朗で快いという徳であろう。
( 向井敏 )
17.
詩には絵画があり、絵画には詩がある。
( スカルボロー )
18.
可もなく不可もない文章など発表すべきではない。
( 作者不詳 )
19.
(私の作品のことを)
「こしらえ物」「こしらえ物」とさかんに言っているようだが、
それこそ二十年一日の如く、
カビの生えている文学論である。
こしらえ物のほうが、
日常生活の日記みたいな小説よりも、
どれくらい骨が折れるものか、
そうしてその割に所謂(いわゆる)批評家たちの気にいられぬ。
(
太宰治
)
20.
私は日記というものを、つけることが出来ないのである。
一日中に起った事柄の、どれを省略すべきか、どれを記載すべきか、その取捨の限度が、わからないのである。
(
太宰治
)
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