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今日の
文章の書き方の名言
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9月28日
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1.
鉛筆で、見知らぬ人物を、「書くことによって呼び出す」ことも一つの快感だが、その呼び出された人物を、「消すことによって、追い返す」こともまた、べつの快感である。
(
寺山修司
)
2.
体を動かしているときに突拍子もない小説のネタが浮かぶことが多い。
どんなにすぐれたユーモア作家だって、(持ちネタだけだと)十年はもたない。
ユーモアというのは、わりと決まったパターンの繰り返しだから、枯渇しちゃう。
ところが、体を動かしているとユーモアの材料にいっぱい出会う。
(
畑正憲
)
3.
えっ、文学的才能がないといわれるのか。
若いのに思い上がった人だね君は!
( リラダン )
4.
詩を書くことは、いわば手仕事である。
詩集というのは、心の刺繍(ししゅう)のようなものなのかもしれない。
(
長田弘
)
5.
自分が自分であることの不快、これが私が書きたいことだ。
(
車谷長吉
)
6.
人の先に立ってものをいったからには変節は許されない。
今までどんなことを書いてきたとしても、転向で帳消しになってしまう。
(
中野重治
)
7.
拙劣な詩はすべて本当の感情から生まれる。
(
オスカー・ワイルド
)
8.
平凡な生活をしてたら、平凡な話しか書けない。
冒険しなくちゃ駄目だ。
( 映画『パッセンジャー』 )
9.
私たちにとって、ことばは、画家にとってパレットの上の絵の具が意味するところのものと同じである。
ことばは無数にある。
そして絶えず新しいことばが発生する。
しかし、良いほんとのことばはそれほど多くはない。
(
ヘルマン・ヘッセ
)
10.
文体は何の価値もないが、文体のないものは一つもない。
( リヴァロル )
11.
文章を書くことは、小切手を書くのに似ている。
思想がないのに文章を書こうとするのは、銀行に残高がないのに小切手を書こうとするようなものだ。
(
ユダヤの名言・格言・ことわざ
)
12.
大方(おおかた)取るべき所を取り、
捨つるべき所を捨つるは上手なり
(
二条良基
)
13.
詩は裸身にて、理論の至り得ぬ境を探り来る。
そのこと決死のわざなり。
(
宮沢賢治
)
14.
くらい よる
ひとりで 稲妻をみた
そして いそいで ペンをとった
わたしのうちにも
いなずまに似た ひらめきがあるとおもったので
しかし だめでした
わたしは たまらなく
歯をくいしばって つっぷしてしまった
(
八木重吉
)
15.
必要なのは、
ぼくらに見えているはずなのに、
ぼくらが見ていない大切な何かに、
はっと気づかせてくれるような
面白いアイデアであり表現である。
(
天野祐吉
)
16.
わたしたちは日本という国に生まれたと思っていますが、そうではなく、日本語という言語のなかに生まれたのです。
(
長田弘
)
17.
書を校するのは
塵(ちり)を掃(はら)ふが如(ごと)し。
( 『夢渓筆談』 )
18.
自分には、いつも作品だけが問題です。
作家の人間的魅力などというものは、てんで信じて居(お)りません。
(
太宰治
)
19.
友人同士でひっきりなしにメールをして、
いつまでも他愛もないおしゃべりを続けていても、
言葉の根も幹も育ちません。
それは貧しい木の先についた、
貧しい葉っぱのようなものなのです。
(
吉本隆明
)
20.
この本を子どもが読んだらおもしろいだろう、子どものためになるのではないかというような目線で、子どもの本を見るのではなくて、なによりもまず、自分がこの本を読んでおもしろいだろうかという新鮮な眼差しで、子どもの本と付きあうということが、これからもっともっと大切になってくるのではないでしょうか。
(
長田弘
)
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