名言ナビ
→ トップページ
テーマ
夏の俳句・川柳
↓↓↓
今日の
夏の俳句・川柳
↓↓↓
今月の日別の
夏の俳句・川柳
関連テーマ
《 秋の俳句・川柳 》
《 冬の俳句・川柳 》
《 年末大晦日の俳句・川柳 》
《 新年正月の俳句・川柳 》
《 春の俳句・川柳 》
《 無季俳句の名句 》
《 俳句に関する名言 》
《 自由律俳句の名句 》
《 川柳の名句 》
《 川柳に関する名言 》
関連メニュー
｜1−100｜
｜101−200｜
｜201−300｜
｜301−400｜
｜401−500｜
｜501−600｜
｜601−700｜
｜701−800｜
｜801−900｜
｜901−1000｜
｜1001−1100｜
｜1101−1200｜
701.
船頭の黙深かりき花火の夜
（ 九鬼あきゑ ）
（ Kuki Akie ）
702.
山々を低く覚ゆる青田かな
（ 与謝蕪村 ）
（ Yosano Buson ）
703.
掌(て)にのせて冷たきものや雨蛙(あまがえる)
（ 太田鴻村 ）
（ Oota Kouson ）
704.
ともだちの流れてこないプールかな
（ 宮本佳世乃 ）
（ Miyamoto Kayano ）
705.
わが名かくとき淋しきよ夏の暁
（ 宇多喜代子 ）
（ Uda Kiyoko ）
706.
大鼓(おおかわ)の打たれて処暑の音色かな
（ 小澤克己 ）
（ Ozawa Katsumi ）
707.
山荘の籐椅子(とういす)だけが知る涙
（ 稲畑汀子 ）
（ Inahata Teiko ）
708.
陰気なりこのパラソルの売場悪し
（ 京極杞陽 ）
（ Kyougoku Kiyou ）
709.
絵日記に残りし頁夏休
（ 稲畑汀子 ）
（ Inahata Teiko ）
710.
人前をつづいてはしる鹿(か)の子かな
（ 下村槐太 ）
（ Shimomura Kaita ）
711.
縛(ばく)されて念力光る兜虫(かぶとむし)
（ 秋元不死男 ）
（ Akimoto Fujio ）
712.
脱ぎかけの竹の皮なり脱がしけり
（ ふけとしこ ）
（ Fuke Toshiko ）
713.
泉辺(いずみべ)のわれ等に遠く死は在れよ
（ 中村草田男 ）
（ Nakamura Kusatao ）
714.
郭公(かっこう)のなにも触れざる声透る
（ 宮坂静生 ）
（ Miyasaka Shizuo ）
715.
まなうらへ百回水を打つ少年
（ 宮本佳世乃 ）
（ Miyamoto Kayano ）
716.
浴衣着て並の女としての幸(さち)
（ 鈴木真砂女 ）
（ Suzuki Masajo ）
717.
避暑に来て雲をながめの肘枕
（ 森田峠 ）
（ Morita Touge ）
718.
横文字の如(ごと)き午睡(ごすい)のお姉さん
（ 宇多喜代子 ）
（ Uda Kiyoko ）
719.
夕簾(ゆうすだれ)捲(ま)くはたのしきことの一つ
（ 篠原梵 ）
（ Shinohara Bon ）
720.
玄関に満ちたる百合の香へ帰る
（ 池田澄子 ）
（ Ikeda Sumiko ）
721.
水飯(すいはん)や象牙の箸を鳴らしけり
（ 田中吾空 ）
722.
雲の峰誰かを幸せにせねば
（ 藤井あかり ）
（ Fujii Akari ）
723.
真上なる鯉幟(こいのぼり)まづ誘ひけり
（ 中村汀女 ）
（ Nakamura Teijo ）
724.
成熟が死か麦秋(ばくしゅう)の瀬音して
（ 佐藤鬼房 ）
（ Satou Onifusa ）
725.
百日紅(さるすべり)仏蘭西(ふらんす)風と見れば見ゆ
（ 京極杞陽 ）
（ Kyougoku Kiyou ）
726.
炎天や鏡の如く土に影
（ 中村草田男 ）
（ Nakamura Kusatao ）
727.
腥風(せいふう)のあと薫風(くんぷう)の山河あり
（ 堀口星眠 ）
（ Horiguchi Seimin ）
728.
遠のけば滝音さむき竹林
（ 平井照敏 ）
（ Hirai Shoubin ）
729.
大阪のことばさばさば夾竹桃(きょうちくとう)
（ 竪阿彌放心 ）
（ Tateami Houshin ）
730.
日輪は強く大きく若葉濃し
（ 京極杞陽 ）
（ Kyougoku Kiyou ）

731.
向日葵(ひまわり)や黄といふ色は脳に染む
（ 京極杞陽 ）
（ Kyougoku Kiyou ）
732.
こんな日のこんな事情の心太(ところてん)
（ 宇多喜代子 ）
（ Uda Kiyoko ）
733.
富士山は雲の奥なる昼寝かな
（ 榮猿丸 ）
（ Sakae Sarumaru ）
734.
袷(あわせ)着て素足つめたき廊下かな
（ 森田たま ）
735.
打水や下駄ぬぎとばし猶(なお)も打つ
（ 土師清二 ）
（ Haji Seiji ）
736.
一つ目の少しすつぱいさくらんぼ
（ 稲畑汀子 ）
（ Inahata Teiko ）
737.
遠雷のいとかすかなるたしかさよ
（ 細見綾子 ）
（ Hosomi Ayako ）
738.
ひまわりの愕然として一揺れす
（ 菅裸馬 ）
（ Suga Raba ）
739.
片陰(かたかげ)の窓に出てゐる腕(かいな)かな
（ 下村槐太 ）
（ Shimomura Kaita ）
740.
風格やこの山国の冷奴
（ 有村王志 ）
（ Arimura Oushi ）

741.
梅の実を土産(みや)に実家の母来(きた)る
（ 大平保子 ）
（ Oohira Yasuko ）
742.
疲れし目若葉に置きてみることも
（ 稲畑汀子 ）
（ Inahata Teiko ）
743.
風鈴やとかく話の横にそれ
（ 鈴木真砂女 ）
（ Suzuki Masajo ）
744.
人なりに人は老いけり花めうが
（ 八田木枯 ）
（ Hatta Kogarashi ）
745.
スリッパのまま誰ぞすててこ穿かんとす
（ 大住日呂姿 ）
（ Oosumi Hiroshi ）
746.
はるかより怨まれてをり飯(めし)饐(す)ゆる
（ 能村登四郎 ）
（ Nomura Toshirou ）
747.
こどもの日ですよと娘から電話
（ 後藤比奈夫 ）
（ Gotou Hinao ）
748.
帰省子(きせいし)に腹ばふ畳ありにけり
（ 生田恵美子 ）
（ Ikuta Emiko ）
749.
ずり落ちて田水に沈むいもりかな
（ 西川寿賀子 ）
（ Nishikawa Sugako ）
750.
苺ジャムつぶす過程にありつぶす
（ 竹下しづの女 ）
（ Takeshita Sizunojo ）

751.
暗く暑く大群衆と花火待つ
（ 西東三鬼 ）
（ Saitou Sanki ）
752.
いま飲んだ水を涙に夏夕べ
（ 宇多喜代子 ）
（ Uda Kiyoko ）
753.
花火消え元の闇ではなくなりし
（ 稲畑汀子 ）
（ Inahata Teiko ）
754.
翡翠(かわせみ)が掠(かす)めし水のみだれのみ
（ 中村汀女 ）
（ Nakamura Teijo ）
755.
けんらんと死相を帯びし金魚玉
（ 三橋鷹女 ）
（ Mitsuhashi Takajo ）
756.
手花火の小さく闇を崩しけり
（ 藏本聖子 ）
757.
夕焼の向かうに今もブッセの詩
（ 深沢暁子 ）
（ Fukazawa Akiko ）
758.
涼風(すずかぜ)のひたと吹き曲(ま)ぐ帽のへり
（ 中村汀女 ）
（ Nakamura Teijo ）
759.
ひるがほに花こそ似たれ薩摩藷(さつまいも)
（ 安藤橡面坊 ）
（ Andou Tochimenbou ）
760.
かけつこに負けて草笛にも勝てず
（ 深見けん二 ）
（ Fukami Kenji ）

761.
麗(うらら)かにふるさと人(びと)と打ちまじり
（ 高浜虚子 ）
（ Takahama Kyoshi ）
762.
虹立つや麦藁帽の庇(ひさし)より
（ 中村汀女 ）
（ Nakamura Teijo ）
763.
鳶(とび)鳴きし炎天の気の一(ひ)とところ
（ 中村草田男 ）
（ Nakamura Kusatao ）
764.
唖蝉(おしぜみ)の強(こ)はき双眼(そうがん)濡れ居たる
（ 永田耕一郎 ）
（ Nagata Kouichirou ）
765.
たはむれにハンカチ振つて別れけり
（ 星野立子 ）
（ Hoshino Tatsuko ）
766.
夕焼や　きのふのやうな少年期
（ 金子敦 ）
（ Kaneko Atsushi ）
767.
野に開く扉と思ふ立夏かな
（ 石田郷子 ）
（ Ishida Kyouko ）
768.
生き作り鯉の目にらむまだにらむ
（ 平井照敏 ）
（ Hirai Shoubin ）
769.
若葉して御目(おんめ)の雫(しずく)ぬぐはばや
（ 松尾芭蕉 ）
（ Matsuo Bashou ）
770.
天水(てんすい)にひと世さすらふかたつむり
（ 工藤進 ）
（ Kudou Susumu ）

771.
万緑(ばんりょく)の中や吾子(あこ)の歯生え初(そ)むる
（ 中村草田男 ）
（ Nakamura Kusatao ）
772.
兜虫黒き光を放ち歩む
（ 京極杞陽 ）
（ Kyougoku Kiyou ）
773.
青梅をかむ時牙を感じけり
（ 松根東洋城 ）
（ Matsune Touyoujou ）
774.
闇に置く視線は蛍追ふ視線
（ 稲畑汀子 ）
（ Inahata Teiko ）
775.
涼しさを勿体(もったい)なしと思ふ日よ
（ 稲畑汀子 ）
（ Inahata Teiko ）
776.
やはらかく蘆(あし)にからまる蝮(まむし)かな
（ 下村槐太 ）
（ Shimomura Kaita ）
777.
毒消し飲むや　わが詩多産の夏来(きた)る
（ 中村草田男 ）
（ Nakamura Kusatao ）
778.
飛魚(とびうお)のきらめきとべる朝日浪
（ 鈴鹿野風呂 ）
（ Suzuka Noburo ）
779.
三線(さんしん)を蛇の抜け出す午前二時
（ 大竹照子 ）
（ Ootake Teruko ）
780.
峡空(きょうくう)に谺(こだま)かへすや大花火(おおはなび)
（ 鈴鹿野風呂 ）
（ Suzuka Noburo ）

781.
麦秋(ばくしゅう)の蝶になぐさめられてゐる
（ 三橋鷹女 ）
（ Mitsuhashi Takajo ）
782.
使ひ鳩(ばと)かへる空みち夕焼けぬ
（ 大橋櫻坡子［大橋桜坡子］ ）
（ Oohashi Ouhashi ）
783.
ときじくのいかづち鳴つて冷やかに
（ 岸本尚毅 ）
（ Kishimoto Naoki ）
784.
主婦の目で見てゐるものに(みうめ)かな
（ 稲畑汀子 ）
（ Inahata Teiko ）
785.
桜の実夕日のなかに入りけり
（ 石田郷子 ）
（ Ishida Kyouko ）
786.
母の日に母に手品を見せにけり
（ 大串若竹 ）
（ Ookushi Wakatake ）
787.
吾(わ)が影へ向日葵(ひまわり)の影王冠たり
（ 川口重美 ）
（ Kawaguchi Shigemi ）
788.
日輪を送りて月の牡丹(ぼたん)かな
（ 渡辺水巴 ）
（ Watanabe Suiha ）
789.
行々子(ぎょうぎょうし)口から先に生まれたか
（ 小林一茶 ）
（ Kobayashi Issa ）
790.
夕蝉(ゆうぜみ)の汐(しお)引く如く鳴き沈む
（ 梧桐青吾 ）

791.
目つむれば睡魔ふとくる緑蔭に
（ 稲畑汀子 ）
（ Inahata Teiko ）
792.
炎天下穴に沈めり穴掘りつゝ
（ 川口重美 ）
（ Kawaguchi Shigemi ）
793.
向日葵(ひまわり)の滾(たぎ)り汝も吾(われ)も他生の血
（ 泉風信子 ）
（ Izumi Fuushinshi ）
794.
夏氷錐(きり)効かぬまで心(しん)蒼し
（ 川口重美 ）
（ Kawaguchi Shigemi ）
795.
大空を洗ひ夕立去りにけり
（ 大串章 ）
（ Oogushi Akira ）
796.
空蝉(うつせみ)に指の湿りを移しけり
（ 佐藤文香 ）
（ Satou Ayaka ）
797.
月光を撒くごとく百合ひらきけり
（ 金子敦 ）
（ Kaneko Atsushi ）
798.
夕蝉(ゆうぜみ)の遠くなりつゝ雨降れり
（ 高浜年尾 ）
（ Takahama Toshio ）
799.
体まだ慣れぬ暑さの急なりし
（ 稲畑汀子 ）
（ Inahata Teiko ）
800.
磁石へと砂鉄飛び付く暑さかな
（ 篠崎央子 ）
（ Shinozaki Hisako ）

｜1｜2｜3｜4｜5｜
｜6｜7｜8｜9｜10｜
｜11｜12｜
全部で、1187件
→ トップページ
LINK　　LINK　　LINK