名言ナビ
→ トップページ
テーマ
夏の俳句・川柳
↓↓↓
今日の
夏の俳句・川柳
↓↓↓
今月の日別の
夏の俳句・川柳
関連テーマ
《 秋の俳句・川柳 》
《 冬の俳句・川柳 》
《 年末大晦日の俳句・川柳 》
《 新年正月の俳句・川柳 》
《 春の俳句・川柳 》
《 無季俳句の名句 》
《 俳句に関する名言 》
《 自由律俳句の名句 》
《 川柳の名句 》
《 川柳に関する名言 》
関連メニュー
｜1−100｜
｜101−200｜
｜201−300｜
｜301−400｜
｜401−500｜
｜501−600｜
｜601−700｜
｜701−800｜
｜801−900｜
｜901−1000｜
｜1001−1100｜
｜1101−1200｜
401.
思ひ出も金魚の水も蒼(そう)を帯びぬ
（ 中村草田男 ）
（ Nakamura Kusatao ）
402.
昼寝してゆくべきところまで行きぬ
（ 八田木枯 ）
（ Hatta Kogarashi ）
403.
魚(うお)どもや桶とも知らず夕涼み
（ 小林一茶 ）
（ Kobayashi Issa ）
404.
風鈴を百年同じ釘に吊る
（ 山崎祐子 ）
（ Yamazaki Yuuko ）
405.
賣文(ばいぶん)のペンもて火蛾(ひが)をつぶすなり
（ 志摩芳次郎 ）
（ Shima Yoshijiroiu ）
406.
額に汗しいよいよ驕(おご)る我がこころ
（ 竹下しづの女 ）
（ Takeshita Sizunojo ）
407.
友に友と思はれてをる端居かな
（ 佐藤文香 ）
（ Satou Ayaka ）
408.
泳ぐ身をさびしくなればうらがへす
（ 川口重美 ）
（ Kawaguchi Shigemi ）
409.
油照り(あぶらでり)水のみて眼が光もつ
（ 永田耕一郎 ）
（ Nagata Kouichirou ）
410.
風鈴や目覚めてけふのくらしあり
（ 鈴木真砂女 ）
（ Suzuki Masajo ）
411.
蛇の手とおぼしきところよく動く
（ 宇多喜代子 ）
（ Uda Kiyoko ）
412.
火取虫(ひとりむし)羽音(はおと)重きは落ちやすし
（ 加藤楸邨 ）
（ Katou Shuuson ）
413.
夕立は貧しき町を洗ひ去る
（ 松瀬青々 ）
（ Matsuse Seisei ）
414.
何事もなかりし如き日盛なり
（ 中村草田男 ）
（ Nakamura Kusatao ）
415.
おこぜ石にあらずと動きけり
（ 加藤楸邨 ）
（ Katou Shuuson ）
416.
ゆるぎなき青田の色となりにけり
（ 清崎敏郎 ）
（ Kiyosaki Toshio ）
417.
息つめて蛇見き蛇も我を見き
（ 米田双葉子 ）
（ Yoneda Souyoushi ）
418.
茄子漬(なすづけ)の色移りたる卵焼
（ 藤井あかり ）
（ Fujii Akari ）
419.
更衣(ころもがえ)雲のかるさになつてゐる
（ 河内静魚 ）
（ Kawauchi Shizuo ）
420.
地におちてひびきいちどのわくらばよ
（ 秋元不死男 ）
（ Akimoto Fujio ）
421.
長病みの掌(て)に紫陽花(あじさい)の藍(あい)剰(あま)る
（ 澁谷道 ）
（ Shibuya Michi ）
422.
恋文の起承転転さくらんぼ
（ 池田澄子 ）
（ Ikeda Sumiko ）
423.
玉虫を拳(こぶし)ゆるめて光らしむ
（ 澁谷道 ）
（ Shibuya Michi ）
424.
アイスクリームおいしくポプラうつくしく
（ 京極杞陽 ）
（ Kyougoku Kiyou ）
425.
めだか来るおどろきやすき影つれて
（ 小澤克己 ）
（ Ozawa Katsumi ）
426.
箱庭の二人心中でもしさう
（ ふけとしこ ）
（ Fuke Toshiko ）
427.
橋涼み笛ふく人をとりまきぬ
（ 高浜虚子 ）
（ Takahama Kyoshi ）
428.
はるかなる鳶(とび)へ昼寝の身を起す
（ 村越化石 ）
（ Murakoshi Kaseki ）
429.
五月雨と我儘ぐらし芸術家
（ 京極杞陽 ）
（ Kyougoku Kiyou ）
430.
涼しさを添へてもの言ふ夜の秋
（ 森澄雄 ）
（ Mori Sumio ）

431.
あさましく蠅打(はえうつ)音や台所
（ 黒柳召波 ）
（ Kuroyanagi Shouha ）
432.
指入れて齢(よわい)の沁(し)みる山泉
（ 秋元不死男 ）
（ Akimoto Fujio ）
433.
莢豌豆(さやえんどう)貧しさなれて子を欲(ほしが)りす
（ 能村登四郎 ）
（ Nomura Toshirou ）
434.
竹の皮さてもみごとな脱ぎっぷり
（ 谷川水馬 ）
435.
君(きみ)家に着きたる頃の雷雨かな
（ 藤井あかり ）
（ Fujii Akari ）
436.
絵簾(えすだれ)の蟲(むし)が鳴くかと思ひけり
（ 三橋鷹女 ）
（ Mitsuhashi Takajo ）
437.
日盛り(ひざかり)に蝶のふれ合ふ音すなり
（ 松瀬青々 ）
（ Matsuse Seisei ）
438.
火が入りて闇がためらふ薪能(たきぎのう)
（ 能村登四郎 ）
（ Nomura Toshirou ）
439.
水筒に清水(しみず)しづかに入(い)りのぼる
（ 篠原梵 ）
（ Shinohara Bon ）
440.
夏帯をきりりと締めて病まぬなり
（ 鈴木真砂女 ）
（ Suzuki Masajo ）

441.
蚊屋釣りていれゝば吼(ほえ)る小猫かな
（ 宇白 ）
442.
夕蝉(ゆうぜみ)の地に沁む声を高うする
（ 中村汀女 ）
（ Nakamura Teijo ）
443.
炎天に昼月(ひるづき)無用の光り加へ
（ 大野林火 ）
（ Oono Rinka ）
444.
かぶとむし地球を損なわずに歩く
（ 宇多喜代子 ）
（ Uda Kiyoko ）
445.
老いにも狂気あれよと黒き薔薇とどく
（ 能村登四郎 ）
（ Nomura Toshirou ）
446.
そら豆はまことに青き味したり
（ 細見綾子 ）
（ Hosomi Ayako ）
447.
母の日の母を忘れて旅にあり
（ 稲畑汀子 ）
（ Inahata Teiko ）
448.
恋したや苺(いちご)一粒口に入れ
（ 鈴木真砂女 ）
（ Suzuki Masajo ）
449.
われのみと思ふ不幸や更衣(ころもがえ)
（ 鈴木真砂女 ）
（ Suzuki Masajo ）
450.
一念の亀の子亀の子海に入る
（ 宇多喜代子 ）
（ Uda Kiyoko ）

451.
こはさずに蛍を袖に胸に髪に
（ 冬野虹 ）
452.
灯を消してのちの水中花を知らず
（ 佐藤文香 ）
（ Satou Ayaka ）
453.
雑踏の中のさみしき素足かな
（ 大竹照子 ）
（ Ootake Teruko ）
454.
われとわが機嫌とる日よ苺煮る
（ ふけとしこ ）
（ Fuke Toshiko ）
455.
切花は死花にして夏ゆふべ
（ 三橋敏雄 ）
（ Mitsuhashi Toshio ）
456.
プール出て己の重さ持ち帰る
（ 大竹照子 ）
（ Ootake Teruko ）
457.
蝸牛(かたつむり)たのもしげなき角(つの)振りて
（ 向井去来 ）
（ Mukai Kyorai ）
458.
これぞ前衛夏の草の曲りよう
（ 宇多喜代子 ）
（ Uda Kiyoko ）
459.
不覚にも夏野に首を置きわすれ
（ 中川き城子 ）
460.
何時迄(いつまで)も用かたづかぬ暑さかな
（ 稲畑汀子 ）
（ Inahata Teiko ）

461.
起きて見つ寝て見つ蚊帳(かや)の広さかな
（ 浮橋 ）
462.
一匹の金魚に餌やひとりつ子
（ 大串若竹 ）
（ Ookushi Wakatake ）
463.
滝風にあほられし蝶巌(いわ)の上
（ 大橋櫻坡子［大橋桜坡子］ ）
（ Oohashi Ouhashi ）
464.
万緑や高舞ふ一羽鷹と見し
（ 米田双葉子 ）
（ Yoneda Souyoushi ）
465.
地の罅(ひび)の鱗となれり大旱(おおひでり)
（ 山崎祐子 ）
（ Yamazaki Yuuko ）
466.
斑猫(はんみょう)のをしへはじめし花のみち
（ 下村槐太 ）
（ Shimomura Kaita ）
467.
逆光の汽船を夏と見しことも
（ 佐藤文香 ）
（ Satou Ayaka ）
468.
ぎぎとなく子の兜虫稿(しま)を継ぐ
（ 志摩芳次郎 ）
（ Shima Yoshijiroiu ）
469.
さかしげに帆綱(ほづな)をのぼる小蟹(こがに)かな
（ 鈴鹿野風呂 ）
（ Suzuka Noburo ）
470.
人生の輝いてゐる夏帽子
（ 深見けん二 ）
（ Fukami Kenji ）

471.
飛び込みのはがねとなりて水を割る
（ 山崎祐子 ）
（ Yamazaki Yuuko ）
472.
影ばうや我とはづれて夕すずみ
（ 加賀千代女 ）
（ Kagano Chiyojo ）
473.
乱暴に剪(き)り百合の精見失う
（ 澁谷道 ）
（ Shibuya Michi ）
474.
ぬくみある蛍袋のふくろかな
（ 森田公司 ）
（ Morita Kouji ）
475.
不戦宣言そののち緩む単帯(ひとえおび)
（ 宇多喜代子 ）
（ Uda Kiyoko ）
476.
香水や時折キツとなる婦人
（ 京極杞陽 ）
（ Kyougoku Kiyou ）
477.
猫柳つめたきは風のみならず
（ 木下夕爾 ）
（ Kinoshita Yuuji ）
478.
嗚呼(ああ)夏のやうな飛行機水澄めり
（ 佐藤文香 ）
（ Satou Ayaka ）
479.
嬰(えい)見上ぐはへとり蜘蛛の神神(こうごう)し
（ 吉本宣子 ）
（ Yoshimoto Nobuko ）
480.
苺ジャム男子はこれを食ふ可(べか)らず
（ 竹下しづの女 ）
（ Takeshita Sizunojo ）

481.
病葉(わくらば)を振り落しつゝ椎(しい)大樹
（ 高浜虚子 ）
（ Takahama Kyoshi ）
482.
かき氷前髪切った顔同士
（ 工藤惠 ）
483.
箱庭になにかゞ足らぬ夕景色
（ 高木石子 ）
（ Takaishi Sekishi ）
484.
短夜(みじかよ)や乳(ち)ぜり泣く児(こ)を須可捨焉乎(すてつちまをか)
（ 竹下しづの女 ）
（ Takeshita Sizunojo ）
485.
時の日の一分にまた一人死す
（ 橋本喜夫 ）
（ Hashimoto Yoshio ）
486.
葉桜(はざくら)の中の無数の空さわぐ
（ 篠原梵 ）
（ Shinohara Bon ）
487.
心ふとうつろにつぶす苺(いちご)かな
（ 中村汀女 ）
（ Nakamura Teijo ）
488.
ほらごらん猛暑日なんか作るから
（ 中原幸子 ）
（ Nakahara Sachiko ）
489.
汗拭いて身を帆船とおもふかな
（ 岡本眸 ）
（ Okamoto Hitomi ）
490.
往来の人を魚(うお)とす花氷(はなごおり)
（ 小澤克己 ）
（ Ozawa Katsumi ）

491.
青胡桃(あおぐるみ)雲にちかぢか学ぶ子等(こら)
（ 中村草田男 ）
（ Nakamura Kusatao ）
492.
汗くさき背を慈しみつつ憎む
（ 市川葉 ）
（ Ichikawa You ）
493.
大雑把に言えば猛暑や敗戦日
（ 池田澄子 ）
（ Ikeda Sumiko ）
494.
夜の秋美しき死ともひ寝む
（ 角川源義 ）
（ Kadokawa Genyoshi ）
495.
水飯(すいはん)を掻き込む自由吾(われ)にあり
（ 竪阿彌放心 ）
（ Tateami Houshin ）
496.
冷酒(ひやざけ)や蟹はなけれど烏賊裂かん
（ 角川源義 ）
（ Kadokawa Genyoshi ）
497.
百足(むかぜ)の足今日はなんだか揃わない
（ 椎野恵子 ）
（ Shiino Keiko ）
498.
母の日や子に任せたる厨事(くりやごと)
（ 入部美樹 ）
（ Irube Miki ）
499.
わが胸の礁(いくり)に育つ卯浪(うなみ)かな
（ 吉本宣子 ）
（ Yoshimoto Nobuko ）
500.
母の日の祖母余所行着(よそゆき)をすぐに脱ぐ
（ 池田澄子 ）
（ Ikeda Sumiko ）

｜1｜2｜3｜4｜5｜
｜6｜7｜8｜9｜10｜
｜11｜12｜
全部で、1187件
→ トップページ
LINK　　LINK　　LINK