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川柳
俳句/句
俳人
1.
川柳には、“ねばならない”ことも“してはならぬ”こともありません。
その代わり、危機感と訴求力が必要です。
危機感、言い換えれば、危険を予知する緊張感です。
たとえば、喜びを詠(うた)うときも、その底に限られた命を思う。
だからこそ、喜びが喜びとしてより大きく輝くわけでしょう。
(
時実新子
)
2.
(川柳では)どんな心を詠むときも、
「やさしい言葉で、深く」がモットーです。
平明にして深く、です。
ですから難しい。
(
時実新子
)
3.
餅は搗(つ)く これから嘘をつくばかり
(
『柳多留[やなぎだる]
)
4.
川柳は小股が切れ上がった歯切れのいい文芸。
いかにも江戸っ子好みの文芸だった。
(
時実新子
)
5.
川柳は大人の文芸です。
人の世の喜びも悲しみも深いところで知り、
捉(とら)える力が備わった大人になって、
初めて出合えます。
(
時実新子
)
6.
読み手の中にずかずかと入っていき、わざと居心地悪くし、うっとうしく、とんがらせて、強引に意味でねじ伏せていくのも川柳の醍醐味のひとつである。
(
樋口由紀子
)
7.
川柳は精神の有り様や心の葛藤、動作、様子、行為のおもしろさ、ごくごく個人的すぎる場所からも書くことができる。
素材にしても、言葉にしても、敬遠するものが少なく、何の抵抗もなく一句に注入し、侵犯することができる。
(
樋口由紀子
)
8.
(川柳は)大人の判断で書かない方がいいと思われることや暗黙の了解で触れないことになっているものも、川柳では堂々と書いていくことができる。
(
樋口由紀子
)
9.
(川柳は)洗練されないことによって立ち上がり、そのことがかえって、その存在を強固なものにする。
(
樋口由紀子
)
10.
古川柳(こせんりゅう)は、滑稽(こっけい)を主軸に、うがち、かるみ、笑いの三要素を特徴としています。
うがちとは、物事や人物の隠れた真の姿に迫ること。
かるみとは、気が利いていてうまいこと。
笑いとはうれしさ、おかしさ、照れ臭さ。
つまり急所を巧みについて、気が利いていて、笑いを誘うもの。
(
時実新子
)
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