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1.
人間というものは生来(せいらい)、風に舞う塵(ちり)のようなものであって、本性においてから軽佻浮薄なのだ。一つのことに縛(しば)られるのを好まない。無理に縛りつけると、まもなく狂ったようにし……
2.
「あなたにしかできないのだから、何とかやってほしい」と言われる仕事が嫌いだということは現実にはまずないのだが、もし「世の中のために必要で私にしかできない仕事」を私が好きでないとしたら、その仕事をす……
3.
あなた知ってて。女の眼は自分に一番縁故の近いものに出会った時、始めて能(よ)く働く事が出来るのだという事を。眼が一秒で十年以上の手柄をするのは、その時に限るのよ。
4.
(理想的な学校とは)自分のタイプに合わない子どもでも認める、懐の深い公平な教師のいる学校だ。
5.
障子貼る身をいとひつゝ日もすがら
6.
人々はあらかじめ万物を記憶して生まれてくる。思い出というのは、その中の何を覚えつづけていたか、ということではなく、何を忘却してしまったか、ということによって決定される。
7.
遅筆(ちひつ)わが手に空蝉(うつせみ)の誇らしげ
8.
適度の贅沢こそが社会に活気をもたらす。勤倹は個人の美徳ではあっても国民集団には悪徳として作用する。
9.
春昼の風呂ぞ父子(ちちこ)の肌触れしめ
10.
やり始めないとやる気は出ない。
11.
期待をするから失望が生じるのだ。
12.
男の魂は、孤独の美と楽しみについて敏感です。女はそれを承知していて、愛する者に、できるだけ多くの自由を惜しみなく与え、その間に、自分自身も悠々と疲れを回復させ、いつも新鮮さを保つべきなのです。知的……
13.
夜の蘭香(か)にかくれてや花白し
14.
自分一人でどうにかする力が無ければ、他人なんて守れない。
15.
逆境にめげず、順境に酔わず。
16.
永遠に結び合おうとする者は、心と心がしっくり合わさっているかどうかをよく確かめてみることだ!
17.
人は「ダメだ」と思ったときにダメになるのです。
18.
なんじら断食(だんじき)するとき、かの偽善者のごとく、悲しき面容(おももち)をすな。
19.
優秀な部下なら、どうしたらもっといい仕事ができるか考えて、君に提案するだろう。ぜひやってみてくれ、と君が言えば、彼らは有頂天になる。
20.
理性もしくは分別(ふんべつ)は、われわれを人間たらしめ、動物から区別している唯一のものであるから、各人のうちに完全な形で備わっていると私は信じたい。
21.
夢は環境によってつぶされるものではない。夢が生まれるのは心の中、夢が死ぬのもまた心の中。生かすも殺すも私たちの心の持ちようしだいだ。
22.
善人が力一杯生きていると、ずるい人はその上に乗っかって楽をします。
23.
「正義」の最大の敵は「悪」ではなくて「べつの正義」なのだ、というのが確信犯という犯罪の倫理である。
24.
雷鳴の真只中(まっただなか)で愛しあふ
25.
宗教というのは本を読んで理解するのではない。図書館へ行って勉強すればわかるというものではないんです。
26.
あぢさゐや雨を憩ひのひと日とし
27.
人類の歴史から考えれば、本もスマホも、「ひとを夢中にさせるもの」としては新参者。たとえば縄文時代とかには、「あいつ、どんだけドングリが好きなの?」と、眉をひそめられるひともいただろう。
28.
(宣伝で)もっとも大切なことは、売れるときに宣伝すること。売れないときに宣伝したい気持ちはわかるが、それは間違っている。
29.
詩にすがるわが念力や月の秋
30.
月蝕に わが身削れてゆくような
31.
涙について眼科医語る妙な熱気
32.
読書は楽しみのためのものでなければならぬと、わたくしは固く信じている。わたくしの考えるところでは、読書をひとつの仕事とみなすのは、非常に愚かなことである。人生があたえてくれるもっとも大きな楽しみの……
33.
経営者は優秀な後継者を養成することを常に念頭におかなければならない。事業を継続し発展させるためには立派な後継者が必要であるし、また、自分より優れた者を養成することほどやりがいのある仕事も……
34.
ななかまど夕日より道走りだす
35.
本当に悲しい時は、音楽は邪魔ですからね。そういう時は、心は閉ざされていて、そっとしておいてもらいたい。外からゆすぶられたくない。心は、殻の中に、小さくなって、閉じこもっている。
36.
一枚の餅のごとくに雪残る
37.
おとうとをトマト畑に忘れきし
38.
着手した人は、すでに仕事の半分を行なったことになる。
39.
最初の殉教者が石打によって刑死し、異教徒からやがて使徒となる人が「その人の刑死に賛同して」傍観していた日、石打の刑を受けた人の側がその時点その場所で社会の最強の力であると、いったい誰が考……
40.
自分でコントロールできそうにないことを、夜中にまで考えなくていい。陽の高いうちにうんと悩んで、せめてまぶたを閉じる夜くらいは、とんちんかんな夢みたいなことを思い浮かべて、心の荷物を軽くしよう。悩み……
41.
真理は敵味方を超越する。
42.
民族と民族、国と国との争いでは、お互いに自分の正当性を論理で主張し合っても絶対に解決には至らない。論理と論理がぶつかり合うと、最後は武力で戦うしかなくなる。それを避けるためには、論理よりも……
43.
結婚する前に@新家庭をいとなむための住居を新築する。A新築がむりとしたら、せめて借家を用意する。Bそのあとで花嫁候補と見合いする。Cふられれば、別の候補とまた見合いするが、両性に合意が成立すれば……
44.
教育の〈最終目標〉とは、子供を幸せにすることよりも、他人を幸せにする(ことで自らも幸せになる)子を育てること。
45.
君が愛受け入れし夜を飛ぶ螢
46.
女は大体において、ゴメンナサイ、というのを好まない。
47.
場のあり方をめぐる権力関係は抑圧される側こそが感じるものですから、(公平性に関する違和感について)発言した人がどんな問題があると考えているのかをじっくり聞くことが大切です。
48.
悩みに対する戦略を知らないビジネスマンは若死にする。
49.
すぐにケンカする人は、あまりノイローゼになりません。周りが迷惑するだけです。
50.
怖いことも勢いに任せれば、意外と何とかなる。
51.
おでん屋に同じ淋しさおなじ唄
52.
子供は元気があるというだけで、まだ体も出来上がっていません。苦労している体ではないので、意外なくらい疲れやすいのです。
53.
ただならぬ世に待たれ居て卒業す
54.
われわれは知らなくても、仏に願いをかけられ、望みをかけられておる。
55.
神はしばしば沈黙を用いて、私たちに発言における責任を教える。
56.
言ふよりは言はざることのうそ寒し
57.
勝ち方が決まってる奴は、勝ち筋(すじ)を作ると簡単にノってくる。
58.
あはれ我が凍(い)て枯れしこゑがもの云(い)へり
59.
泡立つ激流は凍らない。
60.
出版社は多くの本を赤字覚悟で出している。売れないとわかっている作家にも仕事を依頼し、原稿料や印税を支払う。なぜか。それは未来への投資なのだ。
61.
立秋の日除(ひよけ)ふかぶかおろしけり
62.
やま人と蜂戦へるけなげかな
63.
臭い者身知らず。
64.
プロデュースとは自分を信じることだ。
65.
人をだまそうと考えている時ほど、人にだまされることはない。
66.
蝉はみなからりと死んでしまひけり
67.
なぜ、(歴史資料を残すことに関して)無責任になってしまうのか。それは歴史的に考える視点を持たないからです。
68.
心が燃える仕事を選びなさいよ。失敗しても大丈夫。いくつになってもやり直しは効く。君がその気になりさえすれば、道はあるから。
69.
愚か者は、事が起きて初めて悟る。
70.
わたしたちは、ひとりの人間を、飢えとしてではなく、食物として愛している。わたしたちの愛は、人食い人種の愛である。
71.
生きがいをうばわれたというような状況は、多くの場合、そう簡単に無意識のなかに封じこめられてしまいうるものではなく、単に意識の周辺におしやられ、そこで存在しつづけるのではなかろうか。それが意……
72.
若い時の怠(おこた)りは、後年(こうねん)の窮乏を生む。
73.
(人間は)錯誤せぬとは限りません。しかし、常に「病患」を己の自然の姿と考えて、進むべきでしょう。
74.
恋の終わりには、自分から立ち去ること。
75.
(従業員は)情熱があれば、職場で自尊心を持つことができる。
76.
仁者(じんしゃ)は敵なし。
77.
民衆は奇態に、洋行というものに、おびえるくらい関心を持つ。
78.
弘法(こうぼう)も筆の誤り。(ver.0)
79.
嫌だと思ったら、すぐやめなさい。面倒くさいと思ったら、もう少し続けなさい。
80.
何人(なんぴと)も正義を愛する。しかし何人も、正義の声を聴き得る心をもっていても、みずから之(これ)を行うところがなかったならば、それは正義を愛する人ではない。
81.
いくら短い一日だって、一分ずつもし大切に生きれば、永遠より長いだろう。
82.
春浅し父の叱言(こごと)を聞きにゆく
83.
小説は、読んで面白くなきゃ。本の中に入り込んで、自分がページに没入してるのを感じられるくらいでなきゃ嫌。振り回されたい。圧倒的なテクニックや、強烈な世界観に。小手先の性悪女じゃなくて、ファム・……
84.
あたえられた道、しつらえられた道は私の道ではない。
85.
何はどうなるだろう? 彼(か)にはどうなるだろう? と人の顔さえ見ればインテリゲンチャは言っている。言わなければ沽券(こけん)にかかわる様な気がしているのだろう。それだけだ。
86.
凍(し)みる国鯉こくの味濃かりけり
87.
もっとも偉大な能力とは、自分自身に打ち克つ能力なのです。
88.
商業主義自体が悪いのではないが、カネが関わるところには何であれ、理屈を超えた盲信が入り込むのだ。
89.
男と女は結婚したら一体となるしかないが、まずやっかいなのは、どちらの一体になるかである。
90.
独酌(どくしゃく)のごまめばかりを拾ひをり
91.
ある輪郭をもった集団は単独では存在できません。別の集団との関係のなかで、その差異の対比のなかで、固有性をもつという確信が生まれ、それが集団の一体感を高める。
92.
国境や海を越えて理解を深めることは大事な一歩なのです。いまや人間同士が差別などしている場合ではないのですが、長い歴史が沈澱させてきたものは、現実にはなまなか(=生半可)なことでは払拭できないものです。
93.
SERENDIPITY:偶然にも価値のある掘り出し物を見つける能力、またその現象。
94.
本来無一物(ほんらいむいちもつ)
95.
艦長の「面舵(おもかじ)いっぱい」の方針を受けながら、船が(他の船に)ぶつからないようにするのは、次の人(=部下)たちの役割である。
96.
ある人が私のことを「学習魔」と呼び、やさしく笑いました。はい、たとえ明日死ぬとわかっても行く先に明るい光を見出して、「深い思いをこめて」学習します。
97.
(私がアメリカ市民にならない理由は)国籍を変える必要を認めないからです。私は自ら世界市民だと思っています
98.
いやらしい「芸術的」な装飾をつい失念したから、かえって成功しちゃったのだ。
99.
人間は、みな、同じものだ。これは、いったい、思想でしょうか。僕はこの不思議な言葉を発明したひとは、宗教家でも哲学者でも芸術家でも無いように思います。民衆の酒場からわいて出た言葉です。(中略)この……
100.
「ないそでは振れない」と言いますが、夢を持たない人は夢を実現しようがない。
101.
理想の読者はけっして焦らない。
102.
常ならぬ世にありこれの松飾る
103.
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という言葉があるが、いったん嫌いになると、相手の欠点ばかりが目についてしまい、ますます嫌悪感が増してくる。
104.
それは愛の魂だった それは希望 あなたに始まり あなたに終わる予言であった
105.
(ある言葉を)言わないことで伝わる。ユーモアというのは、その微妙な部分で成り立っていたりする。言う方と言われる方、お互いにそういう感覚を共有していないと、ユーモアは通用しないの。だから、ユーモアは……
106.
俺、思うよ。何歳まで生きられるか知らないけど、六十歳から先の時間を削って若い頃に回すことができてりゃあな、って。一日がせめて二十五時間あれば、仕事も、家のことも、もっともっとたくさんできた……
107.
結婚生活とは、おたがいに協調して相手の自由を奪っていくことだ。
108.
せんさく好きの人は、もともと、他人と対等に、長く親しくつき合うことは望んでいない。浅く広くの関係でいいと思っている。
109.
やってらんないわって思う日なんかいくらでもあるけど、それが人生っていうものでしょ? パーフェクトなんてときはないわ。でも絶対に悪いときより、いいときの方が多いものよ。それは比較にもならないほどね。
110.
滝風にあほられし蝶巌(いわ)の上
111.
眠れないときには夜を憎み、次第に夜へと向かっていくという理由で昼を憎んだ。
112.
もしもある人が自分の不運な出来事について話したら、そこには何か楽しんでいるものがあると思って差しつかえない。なぜならば、本当にみじめさだけしかないとしたら、その人はそんなことを口にしないだろうから……
113.
必ず、みなさん、何らかの原石を持っていらっしゃるんです。例えば、体形だって、そのまま受け入れて長所だととらえると、みんな魅力にできる。ご自分の個性を生かして、ぜひ輝かせてください。
114.
虹を追って、夢を見つけなさい。
115.
まったく、思いがけない一行でも、それが、だれかに行動の機会を作ることが出来たとしたら、一行の作者の意図など問題にならないことだろう。
116.
人(ひと)窮すれば、すなわち偽る。
117.
麦よ死は黄一色と思いこむ
118.
秋が来た思索のともし清浄と
119.
(お笑い業界で)ずっと売れ続ける奴には、二種類おんねん。ずっとおもろい奴と、ずっと自分のことおもろいと勘違いできる奴や。
120.
チャンスはいつも意外なところからやってくるという皮肉な習性がある。したがって、人々はそれを見逃してしまうことが多い。
121.
影ばうや我とはづれて夕すずみ
122.
晴れきるや光に曇る月の影
123.
奇をてらうことからスタートするよりは、単純なことからスタートする。まず自分たちが本当に食べたいと思うものなのかどうなのか。
124.
盗み飲む牛乳は冷たいだろう
125.
付箋貼り本の膨らむ良夜かな
126.
純真な夢見る乙女にも、筋骨たくましい男性にも、私はなれる。どちらも私の一部だから。女性はだれでも、さまざまな“もう一人の自分”を抱いているものでしょう。
127.
父母がいる 当たり前だと 思ってた
128.
君の花は、いま君がいるそこに咲くのだよ。
129.
理想と言った……だが、わたしがわたしとして生き、わたしとして死ぬことにまさる理想があるものだろうか? それとも、政治の理想は、所詮(しょせん)は「いかに死ぬべきか」にいたる道にすぎないのか?
130.
咲き、散り、咲き、散る とりどりの花のすがたを、まばたきもせずに見てゐたい。萌えては枯れ、枯れては落つる、落葉樹の葉のすがたをも、また。
131.
大事なのは、(言葉そのものではなく)“何をした・何をしてる人間に”言われるかだ。言葉には常に行動が伴う(べきだ)と思う。
132.
自分にとって本を読みたくなるような生活を、自分からたくらんでゆくことが、これからは一人一人にとってたいへん重要になってくるだろう。
133.
歴史的に見てみると、どんなに優れた国家運営の理念でさえも長い間変えなければコケが生え、次第にその弊害の方が多くなってくることがわかる。
134.
(近代において)芸術が非常に個人的になっただけではなく、ときには、意図的に「意味」を拒否する作品も生じてくる。その場合には、かつて集団や歴史のなかでおこなっていた(解釈の)作業を個人史のなか……
135.
期待した通りにいかなくても、その過程が楽しければいい。そんなことでも、人は機嫌がよくなるものなんだ。
136.
(自分の)心の奥深く分け入り、心が開き、現れるのを待ちさえすればよい。静かに、時間をかけて、(自分の)内にあるものを求めさえすればよい。そうすれば必ず見つかるだろう。
137.
われわれが基本的に選択を迫られている問題というのは、進歩という概念、あるいは進化する社会が必要なのか、それとも停滞している社会が必要なのか、ということに絞られてくる。
138.
不幸な事態によってしか人間が、知恵を身につけ得ぬとは、まことに悲しいことだが、目先に追われてその日暮らしがかなえば、つい過去を失念し、先行きについても想像力が働かない。
139.
人間の悩みは、生きている限り続くものである。
140.
雑用に追はれ追はれて古き年
141.
私は私を祝い、私を歌う。私の心を遊ばせ、私の魂を招き入れる。
142.
女というものは、夫が何をしていてもいいんです。ただ、それに協力して、いつでも夫と一緒にいたいんです。愛情というものはそういうものよ。
143.
鳥も羽ばたいてこそ飛べる。
144.
希望と追憶は、本物のばらの木に咲く花のようだ。ただしその茎にとげはない!
145.
自尊心を失う十八の心得──14.自分の価値は、優れた業績や実績を通して示さなければならないと思い込んでいる。
146.
いろんな人がいろんな思惑で生きて活動している世間というところで金を稼いで生きていくのはそれだけで大変であるが、ましてやそのなかでさらに人に抜きん出ようとすればさらに大変だ。
147.
算数は上手く数える学問である。
148.
悪い女ほど、清楚な服が、よく似合う。
149.
われわれが軽視する人々については、われわれは彼らの賞賛をも軽視する。
150.
過去はもはや関係なく、未来はまだ来ぬ。
151.
人々が仕事に成功しようと思うなら、つまり予想した結果を得ようとするなら、自分の思想を客観的外界の法則性に合致(がっち)させなければならない。
152.
建物とか遺跡とかが歴史的遺物として認められるためには、まず〈読み取られ〉なくてはならない。すなわち、言語による認知とか位置づけとかいう文脈の中に嵌(は)め込まれなくてはならないのである。
153.
積極的な人と接すると、自分も積極的になる。常に、チャンスがある度に積極人間と交わるようにしよう。(ver.0)
154.
自分を繕う者には、誰もついてこない。
155.
世の婦人を論ずる士の、通有的な誤謬(ごびゅう)は、女性は先天的に弱者であるという前提に立っていることである。
156.
私は私がブランドだから、他のブランドは邪魔。
157.
天才といえども、実はシンプルなものだそうですよ。100人の人が思いついたとしても、行動するのは、そのうちのたった一人。そして、100人の人が行動したとしても、行動し続けられるのは、そのうちのたった……
158.
友情は魂の結婚だが、この結婚は離婚する癖がある。
159.
月光のメスを入れたる蝉の羽化
160.
意識して、頂上を見なければいけません。
161.
科学の基礎をなすものは、物理界に於(お)いても、化学界に於いても、すべて仮説だ。肉眼で見とどける事の出来ない仮説から出発している。この仮説を信仰するところから、すべての科学が発生するのだ。
162.
自然の一般的な法則は、数学的な形に表してみると、非常に高度に数学的な美しさを持っている。このことから、理論物理学者を導く有力な方法が得られる。すなわち、もし彼、理論物理学者が、自分の理論に(数学的……
163.
人は誰でも、世の中のどんな問題にも打ち勝てる無限の貯水池を持っているものです。
164.
人に推すに公平至誠を以(もっ)てせよ。公平ならざれば英雄の心は決して攬(と)られぬもの也(なり)。
165.
恋はさまざま多けれど、逢う恋、待つ恋、忍ぶ恋、恨みの恋に別れの恋こそ物憂けれ。
166.
この世で一番難しいのは、新しい考えを受け入れることではなく、古い考えを忘れることだ。
167.
南瓜(かぼちゃ)撫で一人暮らしに飽きてをり
168.
一日は、窓にはじまる。窓には、その日の表情がある。晴れた日には、窓は 日の光を一杯に湛(たた)えて、きらきら微笑しているようだ。曇った日には、日の暮れるまで、窓は俯(うつむ)いたきり、一言も発……
169.
マジメはいかん。ホメイニかてヒットラーかて大マジメにやっとるのがあかんのですワ。フマジメこそ、人間の誠実です。人間の幸福もフマジメにあります。
170.
木の実落ち幽(かす)かに沼の笑ひけり
171.
酒は強い。王様はさらに強い。女はもっと強い。しかし真理は何より最も強い。(ver.0)