51601.中途半端だと自分がどこにいるか分からなくなっちゃう。一つでも一生懸命になれることがあったら道は開けます。

51602.考えは創造力です。考えが賢明であれば、行動も賢明なものになります。

51603.赦(ゆる)さるる事の少なき者は、その愛する事もまた少なし。

51604.あんたには他人の持っとらん、よか宝石が心にあるたい。思いやり、という宝石じゃ。

51605.河海(かかい)は細流を択(えら)ばず。

51606.社長はいい人事をやれば、後は寝ていてもいい。

51607.主はその愛する者に、眠っている時にも、なくてはならぬものを与える。

51608.苦手科目をあきらめない者に、未来はやって来るのだ。

51609.仲良くしていれば、ケンカにならない。

51610.私は、自分の作品をあまり認めていないし、また、よその人の作品もそんなに認めていない。

51611.完璧なソウルメイトなんて、この世にはいない。

51612.並みの上司は、明確な規則と規範を決める。優れた上司は、規則ではなく高い規準を決める。

51613.「イヤなこと」から先に取りかかるべきだ。それさえやってしまえば、肩から重荷が下りて、その日の残りの時間を思いきりエネルギッシュに過ごすことができる。

51614.今日、夫婦の間で起きるもめ事の八割は、適切な対話を欠いたことからこじれた問題なのです。問題の芽はあったにしろ、それをこじらせ大事(おおごと)にするのは対話を欠いたときです。

51615.神は平和をもたらし、悪魔は戦争をもたらす。

51616.猫の愛より偉大なギフトがあろうか。

51617.お金より好きなものを持ってる人って、現代では最高のロマンチストなんだもの。

51618.神経質な、ものにおびえ易い人ほど、暴風雨の更に強からん事を祈る心理(がある)

51619.飲んだ者はまた飲む。

51620.(※結婚というのは)お互いに対して一所懸命であること。(中略)自分の心を偽って、相手に対してうわべだけ取り繕うというのは、一所懸命であることとは違います。

51621.低いお月様が大きく見えるのは、地平線近くには木や建物や山など、大きさを比べるものがあるから。一方、高いお月様が小さく見えるのは、広い空にポツンと独りぼっちで浮かんでいるから。人間だって同じ。何人か……

51622.犬があきれたような眼差しでこっちをじっと見ていたことがあった。だがその視線は、ほんの一瞬で消え去った。そして私は、犬というのは人間を“ちょっと変だ”と思っていると確信した。

51623.心で子供たちを愛し、手で子供たちをしつけよ。

51624.愛と孤独との関係に於(おい)て、孤独は常に双六(すごろく)の振出(ふりだし)である。が、愛は決して上(あが)りではない。

51625.仕事にしろ会議にしろ、面白くてたまらないといった態度でとりかかれば、いつの間にか本当に熱中している自分に気がつくものだ。

51626.生きることが、人生の最高目的であることはもちろんである。(ver.0)

51627.禅の師は、弟子を鍛えるのに「活人剣」「殺人刀」を自在に使う。弟子を徹底的にほめ上げて、その人の長所を伸ばす。これを「活人剣」という。あるときは徹底的に追い込み、その人のすべてを否定しきる。これを「……

51628.悩みからぬけ出(い)でたと思った人は、その日から寂しい日を送らねばならなかった。そしてそれは、真実に悩みからぬけ出でたのではなく、ただ悩みを逃避していること。

51629.あなたが貧しい家庭に生まれようが金持ちの家庭に生まれようが、それには関係なく、あなたの理想の存(そん)するところにあなたは行き着くのである。あなたは、あなたが自分の中に持っているもののせいで豊かな……

51630.戦争とは、夫が、ボーイフレンドが、我が子が、孫か……愛する人を理不尽に奪われること。死ぬことです。一生会えなくなることです。

51631.会社というのは「忙しい、忙しい」で40年経ってしまう不思議なところである。会社のいう通りにやっていると、なぜか毎日忙しい。20代でそういう流れに身をまかせる人生を設計した人は、40歳ぐらいになった……

51632.結局、景気が悪くなったときに生き残るのは、最高の製品を作っている会社なのです。

51633.受け継いで国のつかさの身となれば 忘れまじきは民の父母

51634.職場では常に明るく楽しく。その第一歩は、「ニコッ」と微笑み合うことだ。

51635.ぼくは、大人の目から見たらわかりきったことのように思われようが、いちばん大事だと感じるものをメッセージしつづけてきたつもりです。

51636.人間、年をとることは自然なので、それが「老人問題」だと騒がれるのは、よくよく世の中がゆがんでいるからなのです。

51637.(本番で)100回コケたっていい。それがまた明日から意味のある練習に繋がるから。

51638.私は正義を信念としていますが、正義より母の方を先に守ります。(ver.0)

51639.苦痛──友人の繁栄に曝(さら)されることによって罹(かか)る病気。

51640.今日不幸だと思うヤツは、いつでもどこでも不幸になっちゃうヤツだ。

51641.その人が真剣に人生を変えようと決めるまでは、何も変わらないのだよ。

51642.石ノ森章太郎さんも六十歳で亡くなりました。みんな寝る時間を削って仕事をしてました。パーティーなどで会うと、一か月に三百枚描いた、四百枚描いたと自慢をするんです。私は、いつ寝るんかなあと不思議に思っ……

51643.知識社会とは非階層の社会であって、上司と部下の社会ではない。

51644.本当の学問には、無駄に終わるような理論や研究は一つもない、と言える。

51645.ある極限を突破すると、また新たな目標を見出してしまう。これこそ、人間の底知れぬ能力だと思う。

51646.愛がなくして、人生の諸問題は解決できません。

51647.日々に必要なものがあれば、ほかに何もないほうがいいのだ。

51648.蝋燭は彼自身を燃やす他に他意もなければ野心もなく、一心に自分を灯(とも)して行く他ありません。たとへ彼の垂れた蝋が畳を汚すことがあらうと、敷物を汚すことがあらうと、彼自身にはそれに就(つ)いて私は……

51649.人生は歩いている影にすぎない。ただいっとき舞台の上で、ぎっくりばったりをやって、やがて、もう噂もされなくなるみじめな俳優だ。

51650.愚かな人々は、今、自分たちは目が醒めているのだと思いこんでしまっている。それほど、彼らの知識は自分だけのものなのだ。それは国王としてのものもあり、牧夫としてのものもあろうが、いずれにしても、自分自……


51651.投資を行ううえで大事なのは、いちいち損を失敗としてカウントし続けないこと。(中略)やっちゃったもんはしょうがない。ハイ次、次。投資家なんだから、これぐらい図太い神経にならなきゃダメよ。

51652.誤りをはっきり誤りと言ってのければ、どんな誤りも、おのずから誤りでなくなるであろう。

51653.「生きることは食べること」を丁寧に言い直すなら、「生きることを充実させるには、食べることを充実させる必要がある」ということだろう。

51654.年ごとに、目まぐるしく複雑な世の中に当惑を覚えることが多くなるので、ますます毎年、シンプルな喜びに心の平安と慰めを求めたくなるのだ。

51655.我執――それは霊(=精神)にとっての牢獄である。牢獄がわれわれの肉体的自由を奪うように、我執は間違いなくわれわれの幸福を奪う。

51656.草木国土悉皆成仏   ※草木(そうもく)国土(こくど)悉皆(しっかい)成仏(じょうぶつ)

51657.人は、自分が心に描くものそのものである。

51658.有能であることを自覚していないより、無能であることを自覚しているほうがいい。

51659.本当は誰でも知性や教養のある人が好きなのだ。

51660.並みの上司は答えを教える。優れた上司は質問を投げかける。(部下に答えを見つけさせることのほうが、答えそのものより大切である)

51661.少年はすべての権力を敵と見なす。

51662.恋は恋人の今に情熱を注ぐことであり、愛は恋人の将来にも責任を負うことである。恋は泡沫のように消えやすいが、愛は歳月とともに深まることが多い。

51663.日本の人は、みな、襷(たすきがけ)です。ムキです。まじめです。

51664.私たちは自分がやってしまった事柄については、ほとんど後悔の念を感じない。辛い気持ちになるのは、たいてい自分がやらなかったことのせいである。

51665.言ってることが正しくても、言い方が正しくなければ、その日本語は正しくないし、相手を気持ち悪くさせる(=相手の気持ちを害する)。

51666.人間は精神なのだ。

51667.だれでも他人の不幸に同情しない者はいない。ところがその人がその不幸を、どうにかして切り抜けることができると、今度はこっちでなんとなく物たりないような心持がする。もう一度その人を、同じ不幸におとしい……

51668.すべてが闇に包まれ、あたりは絶望の響きにあふれ、出口がひとつも見当たらないとき、救いは記憶の中の愛にある。その愛は単なる過ぎし日々の思い出ではなく、今、私たちを支えてくれる力だ。記憶により……

51669.奇人変人には、好奇心の塊のような、わが道を狂信的なまでに追究している人が多い。つまり、誰が何と言おうと、強い気持ちで、わがままに自分の楽しみを追い求めているのです。だから幸せなのです。さあ、あなた……

51670.その3.勝者は、「あなたのためにそれをしてあげましょう」というのに対し、敗者は、「それは私の仕事ではありません」という。

51671.「こうあるべきだ」という思考からは、柔軟な発想は生まれないのだ。当たり前の中に隠された物を探り出そうという発想が、固定観念を打破するもとになるのである。

51672.駕籠(かご)に乗る人、担(かつ)ぐ人、そのまた草鞋(わらじ)を作る人。

51673.もっと自分の五感を信じたらいい。自分の身体に合う男は自分にしかわからない。だから、目と鼻と手と、聴覚、嗅覚、触覚、五感をフルに使って自分の好きな匂い、好きな肌触りを探す。それを大切にする。五感を無……

51674.禅の師は、弟子を鍛えるのに(中略)あるときは徹底的に追い込み、その人のすべてを否定しきる。この厳しさがないと、いったん頭にこびりついた迷いや思い込みは容易に払拭できないものだ。

51675.「人は人、自分は自分」という自立した生き方は、忍耐を通して養われます。

51676.人間のランクに「天才・秀才・庶民・アホ」とある。

51677.感傷とは、シニシズム(=冷笑主義)の銀行定休日にすぎない。

51678.自分のぶんを、はっきり知ってあきらめたときに、はじめて、平静な新しい自分が生(うま)れて来るのかも知れない。

51679.悪魔は、絵に描かれた姿ほど恐ろしくはない。

51680.感情の 高ぶるままに 叱りしが あの子も こころきず つきたらむ

51681.誰(たれ)か我を 思ふ存分叱りつくる人あれと思ふ。何(なん)の心ぞ。

51682.子が親の財産、アテにしすぎる、コドモ国である所以(ゆえん)。

51683.三省(さんせい)

51684.成功すると、人々に影響力を持つ。話を聞きたがる人が増える。自分のことを真剣にとらえてもらえる。一方、周りの人々は、自分が次にすることは即時に成功すると期待する――だから事態はもっと難しくなる。

51685.美味しいものは人の心を結びつけます。

51686.ボランティアは、「誰もがやるべきもの」ではない。あくまで自分がやりたいからやろうと思う人、やらない人を「ずるい」と思わない人がやるものだ。

51687.学校はいつでも(=何歳になっても)行けるけど、結婚は分別がつかないうちにした方がいいよ。

51688.(リーダーは)好かれなくても良いから、信頼はされなければならない。

51689.隣に誰かがいるだけで、“憂い”は“優しさ”に変わります。

51690.面白い人間というのは、マジメ律儀小心な男の中にもいる。

51691.実務能力を身につけない者は、世の中で低い地位しか占められない。

51692.「蔵書」が語るのは、その本がもたらす記憶、もたらした記憶です。その本がそのときそこにあったということを伝えるのが「蔵書」です。

51693.公明正大な中で育った子は正義心を持ちます。

51694.お金には、「持つ人の品性を拡大して映し出す」特性があるのです。(ver.0)

51695.どこに行こうが、どんな天気だろうが、つねに自分の太陽の輝きを持ち込め。(ver.0)

51696.たった一度の敗北を、最後の敗北と取り違えるな。

51697.「心の教育」のために、ある人が剣道や茶道を(学校で)教えようと言っています。これらは教養であり、教育とは違うのです。

51698.人生において命ある限り、戦士の休息はあっても、戦士の終焉(しゅうえん)などあるはずがない。

51699.犬は〈自然〉でありながらも〈人工〉的な存在である。しかし、猫は自然そのものといっていい。

51700.とにかく最初に然るべき方法を学んだら、なんでもやって、追求してみることだ。


51701.生きるのは一回限りだが、うまく使いこなせたら、一回で充分だ。

51702.恐れから憎しみへの道は短い。

51703.もし数学以外の科学において、疑いのない確かさと誤りのない真実に到達することを望むなら、(すべての)知識の基礎を数学に置くことが必要である。

51704.インディアンはどんな行為でも、円環の中で行う。なぜなら、宇宙の力はいつも円環をなして働き、それに従って、あらゆるものは丸くなる傾向を持つからだ。

51705.人は自分自身について最大の関心を持っている。だから、自分と似ている人を好きになる傾向がある。出身地、出身校、趣味、好み、家族構成、生活水準、考え方、意見、思想、価値観など、似ている点が多ければ多い……

51706.臆病のたちが悪いところは、私たちの弱みを全部握っていて、いつどこをつっつけばいいか知っていることです。脅しのテクニックが成功しないと、親切ごかしであなたの夢をつぶします。

51707.貧乏性も欲深も、ともにこれでいいということを知らず、何とも得体の知れない銭金からの強迫観念に取り憑かれて、まだ足りない、まだ足りない、と底なし沼の強迫観念をうめき続ける。

51708.あらゆる者が、強みによって報酬を手にする。弱みによってではない。最初に問うべきは、我々の強みは何かである。

51709.人間は、社会をそのものを示す言葉なのだ。

51710.【回文】 憩い、いい恋! (いこいいいこい)

51711.クリスマスとは、ちょっとした余分のことを誰かのためにしてあげること。

51712.将来とは突然やってくるものではなく、過去の延長線上、今日の延長線上にある。だから予兆は必ずある。予兆の段階から観察し、そこに働いているいろいろな力を見て、結果的にどうなるかを見抜くのだ。

51713.うまくいっている人と比較するから自分のスピードの遅さが気になる。周囲のことは気にせずに、マイペースで自分をつくっていけばいい。

51714.心が悪くなる事もある。しかし、そこで反省すればいい。その繰り返しで魂は向上していく。

51715.目にとって、空は日々の糧。

51716.決断することが経営者の仕事である。だからといって先頭に立つ必要はない。最後部で指揮を執る。先頭に立ったら、ただの一人にすぎない。

51717.秩序を乱すものは、共に滅ぶ。

51718.民主主義の中で自由、特に報道の自由には重い責任が負わされている。

51719.経営者は独自の考えで事に当たれ。

51720.まねるということは、学ぶということばの語源である。

51721.人は信念と共に若く、疑惑と共に老いる。

51722.殴った方は忘れていても、殴られた方は、その痛さ、悔しさを決して忘れてはいない。

51723.凡(およ)そおのれを高うする者は卑(ひく)うせられ、凡そおのれを卑うする者は高うせらるるなり。(ver.0)

51724.北風という寒さがあるから太陽という暖かさの恵みを知る。人は2本の足で立ってどこへでも歩いていける。でも、それを有り難いと思っている人は殆(ほとん)どいない。当たり前だからで、何かで歩けなくなって初……

51725.勉強(studying)は好きじゃありません。勉強は嫌いです。学ぶ(learning)のは好きです。学ぶことは美しいです。

51726.神が人間に言葉を与えたのは、互いの考えていることを隠すためである。

51727.根拠のある自信など、この世にはない。結局は最後に成功すればいいのだ。そのためには、まず自分が信じること。

51728.不安の解決方法は、自分の意識領域を拡大すること。

51729.人間が動物や虫や石よりもエライと考えるようになってから、人類はおかしくなったのではないか。

51730.かねも名誉も 地位財産も じぶんの外側に なんにも 求めないときを ほんとうの 安心という

51731.正義が勝つのではない。勝つのが正義だ。せいぜい、正義が勝たなければならないと言おうか。

51732.私は、人が悪趣味だとか変だとか言うものに惹かれる。それらに何かがあると感じる。

51733.欠点のある人──誰しも欠点を持っているのだが──と、自分も欠点を持つ人間として関係を維持してゆく努力の中に、愛があるのではないだろうか。

51734.真の成功とは、今日が地上で過ごす最後の日であっても、心残りなくこの世を去れることです。

51735.才能とは長い忍耐のことである。

51736.どんと自信を失って冴えない顔だねえ。これもやろう、あれもできると背負いすぎたんだよ。途中で息があがって重荷になった。だから、重荷と一緒に自信も下ろしたの。軽くすればまた一緒に自信も背負えるだろ。と……

51737.芸術の価値と科学の価値は、万人の利益への私欲のない奉仕にある。

51738.失敗は恥ずかしくないが、志の低いことが恥ずべきことなのだ。

51739.強固な決意は不安をはねのける。

51740.成功の一番の秘訣は、専念すること。つまり、すべてのエネルギーを一点に注ぎ、あちこちよそ見することなく、まっしぐらにそれに向かうことだ。

51741.金儲けするつもりになるな、損をしないつもりでやれ。

51742.もしも数学の本質を短くひと言で定義しようと思うなら、それは無限についての科学だと言わなければなるまい。

51743.新しい進歩には怖さあり。

51744.求めざるを得ない、本当の人間にならずにはおかん、と人間に生まれた者は必ず深いいのちの願いを持っておる。

51745.忍耐と、努力と、結果への信頼が、すばらしい配当をあなたにもたらします。

51746.にくむべき罪人であっても極悪ではない。極善という人が居りますか? おそらく人間としてないだろうと思います。

51747.当時、一生懸命がやたらと尊ばれた。たんなる一生懸命には何ら価値がないことを為政者は教えなかった。だから国民は一生懸命が価値を持つためには、正しい理論に基づくことが前提条件だということを悟らなかった。

51748.口を開けば、愚痴、悪口、陰口、不平不満ばかりの人は、その(負の)エネルギーに自分自身が包まれて、一生、不幸不遇のままです。

51749.そもそもダジャレとは、面白いと思って楽しむものではない。くだらないと馬鹿にして楽しむものである。

51750.モデルの瞳に感動したら瞳から描け、首筋に感動したら首筋から描くのだ。画面から感動が伝わってくるのは初心の感動があるかないかである。


51751.小さな安全だけの“盆栽経営”ではやがて枯れる。経営は常にアグレッシブでなければならない。一時的に赤字部門であっても、将来成長する可能性があるなら、積極的に育てていくべきである。

51752.神は、まず人の心を見て、それから頭脳を見る。

51753.(ベンチャーは)2番手3番手ではもう遅い。常に1番手でなくてはいけない。

51754.ぬかミソというのは、かき回すほどおいしい漬物ができる。組織も同じです。

51755.芸術的な権力というものが、もし存在するならばそれは政治的抑圧から、人たちを解放し、自由にしようとする営為(えいい)の中にある。

51756.そのすぐれていることが、不幸なのだよ。世の中では、ひとと同じであることが幸福なんだ。これには、理屈もなにもない。

51757.カフカは『兄弟殺し』の中で「なぜ人間は血の詰まったただの袋ではないのか」と問いかけているが、その答えは簡単だ。人間は「話しかける袋」だからである。「血の詰まったただの袋」は、決して叫んだり話しかけ……

51758.どんな奴でも、最後になってみるまで、自分がどんな人間かなんてのはわからないものだ。死に際になって、自分が何者だったか気づかされる。死とはそういうことだと思わないか?

51759.お金があれば、雨の日にバスが来るまで列に並ばなくて済みますし、飛行機に乗って晴れた国に行くことも可能になるわけです。(ver.0)

51760.言葉でいえない、かたちはとりにくいけれども、はっきりそこにあると感じられる問題というものを、一つずつ自分の心のなかに発見してゆくということが、ひとが成長すること、歳をとるということだろう。

51761.孝行のしたい時分に親はなし。(ver.0)

51762.考えることが快楽でない人は考えない¥。考えさせない¥。疑わない。

51763.「同じ買うなら××で」という消費者の声を集めれば、それこそ大きな資産である。

51764.(先生は)ことさらいい先生になろうと思って、懸命な授業をやって、笑いを取ったり、楽しく授業を受けさせて、身につけさせて──そういうふうに、自分はどうやったらなれるだろうかなんて、馬鹿馬鹿しいことは……

51765.扉をいくら強く叩いても、激しく叩き続けても、力は姿を現さない。力が顔を見せるのは、正しい叩き方をした時だけだ。

51766.修業という事は、天才に到る方法ではなくて、若い頃の天稟(てんぴん)のものを、いつまでも持ち堪える為にこそ、必要なのです。退歩しないというのは、これはよほどの努力です。ある程度の高さを、いつまでも変……

51767.人は、当惑したり悲しかったりすると、なんとか自分を納得させたくて、あとになって、なんだかんだと言い出すものなのです。

51768.私は教師。私の過去は思い出でいっぱい。私の現在は挑戦、冒険、愉快なことでいっぱい。なぜなら、私は、子どもという未来と共にあるから。

51769.夫と妻は、その生涯に於(お)いて、幾度も結婚をし直さなければならぬ。お互いが、相手の真価を発見して行くためにも、次々の危機に打ち勝って、別離せずに結婚をし直し、進まなければならぬ。

51770.良い客とは、通う店を頻繁に変えない客のことである。そういう良い客は大事にしなければいけない。一方、良い店とは、客の顔ぶれがあまり変わらない店、つまり常連客の多い店である。客が何度でも来たくなるよう……

51771.人間が好きで小説書きになった私にとっては人との出会いが、たとえそれが苦痛や悲哀を伴っても、生きている何よりの証として、有難いことに思われます。

51772.本当に勝負をかけた恋は、25歳すぎにやってくるんですよ。それまでの恋は勉強と考えて。

51773.あの世のことはね あの世へ行ってから じぶんで体験すればいいんだな いまは この世を 一生けんめいに生きることだね

51774.偉大な考えは心からやって来る。

51775.しかし、生きていると、疲れるね。かく言う私も、無に帰そうと思う時が、あるんですよ。戦いぬく、言うは易く、疲れるね。然(しか)し、度胸は、きめている。是が非でも、生きる時間を、生きぬくよ。そして、戦……

51776.何かにつけて青春が未来を喋々(ちょうちょう)するのは、ただ単に彼らがまだ未来をわがものにしていないからにすぎない。何事かの放棄による所有、それこそは青春の知らぬ所有の秘訣だ。

51777.どんな金持ちでも権力者でも、朝が来るのを止めることはできないのだ。

51778.人の心は、実にたわいが無いものだ。風に吹かれる葦(あ)しみたいに、右にでも左にでも、たやすく靡(なび)く。

51779.無知を知るは学問の始めなり。

51780.あなたは油断なく目をさまし、自分の周囲にあふれている好機を見張って、逃してはなりません。

51781.へたに隠すよりも、はっきり現せ。

51782.愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。

51783.釈尊は、個人的な能力を自負し、誇示するもの、あるいはまた、その個人の能力を讃嘆し、驚き敬伏するような人々をこそ、人間としての尊さを見失った愚かな者であることを教えられたのです。

51784.連勝・連敗は、統計上必然的に起こる事象である。そして、連勝・連敗それぞれの渦中にいる人がそれを、「ツキがある」とか「ない」とか考えるだけのことである。

51785.どうも最近は結婚すること、子どもをもつことを、「どっちがトクか」と計算づくで考える風潮があるらしいことが気になってならない。

51786.黙る¥。そして、静けさを集める。こころの籠を、静けさで一杯にする。そうやって、時間をきれいにする。独りでいることができなくてはできない。

51787.愛無き義は正義にあらず。許さざる者は闇に同じ。

51788.同業他社を意識してはいけないと言ってるんです。勝ったとかシェアがどうかとは無関係なんです。どうしたら消費者に喜ばれるか、そう思いながら仕事をすれば必ずいいものができるはずです。

51789.人生において恐れるべきことは何もない。あるのは理解すべきことだけだ。

51790.私はこのごろ、私の将来の生活に就(つ)いて、少しも計画しなくなりました。虚無ではありません。あきらめでも、ありません。へたな見透(みとお)しなどをつけて、右すべきか左すべきか、秤(はかり)にかけて……

51791.問題を深く見ていると、突然、それが大きくなっていくのではなく、小さくなっていくことに気がつきます。それはどんどん小さくなっていきます。観察することにあなたのエネルギーを向ければ向けるほど、問題は小……

51792.自分には、これしかない! これしかうまくできないし、これしかやりたくないし、これしかやる時間がない。だから、これしかやらない!

51793.マスコミや評論家が何を書こうが知ったことか。名前の綴りさえ間違っていなければな。

51794.歴史は永遠に繰り返される。

51795.真の大人物に会うと、すばらしいことに、こちらも大人物になれそうな気持ちにしてくれる。

51796.「智恵」とは、「言葉で表せないもの」であり、「経験」からしか掴めないもの。

51797.汝(なんじ)の道をゆけ、そして、人の語るにまかせよ。(ver.0)

51798.恵みをたえずもとめてやまぬのは、可憐(いじ)らしいことである。しかし常凡な日々のいとなみのなかにも、ゆたかな恵みを見のがしているのは、寂しいことである。

51799.まず獣身(じゅうしん)を成して、後(のち)に人心を養う。

51800.絵と女性は、キャンドルの光のもとで評価するな。


51801.自己に従って生きると私が言っている意味は、社会の一部として生きるのではなくて、社会の中で生きるということである。

51802.二十世紀の成功ノウハウは「成功者から学び、成功者を真似、成功者のごとく振る舞うこと」だった。

51803.女と酒と賭け事と詐偽は、富を減らし、欲望を増やす。

51804.目は口ほどにものを言う。(ver.0)

51805.ときめくな俺の心。揺れるな俺の心。恋は覚悟を鈍らせる。

51806.限りなき空の広さも虚無である。地上のすべての形も虚無である。さあ楽しもうよ、生と死の谷間の宿にいる身だもの。ああこの一瞬の命すら虚無なのだ。

51807.「企画」というのは、企てであり、未来に対して波を起こす「予言」のようなものです。前例もなければ裏打ちもなくて、でもイケるだろうと思える面白さが大事なものなのです。

51808.少ないもので満足することに慣れれば慣れるほど、それを失うことを恐れてビクビクすることは少なくなる。

51809.父親が息子に言った。「仕事を見つけて働け。そして金を貯めろ。そうすればやがて、働かなくて済むようになる」。息子が言う。「でも僕、いま、働いてないよ」 

51810.オレは若いミュージシャンに教えながら、学ぶ。そうやって新しいエネルギーを得るんだ。

51811.私どんなひとでも、馴れ合うことは、いやだ。

51812.自己投資は、いちばん高い利子をあなたに払う。

51813.もし、あたしが死んだって便りがいっても、あたしは幸福だったと思って頂戴(ちょうだい)。

51814.小敵と見て侮(あなど)るなかれ。

51815.失敗も挫折も成長の源。

51816.口に出そうと出すまいと、意識していようといまいと、観客が恋愛や犯罪や麻薬や戦争や反乱を通して求めているのは、結局、詩的状態、生の超越的状態にほかならない。

51818.最も知る者は、最も少なく語る。

51819.人の半分は後姿です。

51820.何がなしに 頭のなかに崖(がけ)ありて 日毎(ひごと)に土のくづるるごとし

51821.美しい妻を持つ者は、二つの眼より外に必要が無い。

51822.自分に思想のない人間に限って、(作家の駆使する)技法という回線を辿(たど)り損ねて作家の魂の底に降り立つことができず、つい、「おもしろいけれど思想の浅さは否めない」などと口走ってしまうのです。

51823.もっと熱くなれよ…!! 熱い血燃やしてけよ…!! 人間熱くなったときがホントの自分に出会えるんだ!

51824.頭は優位に立ったときこそ下げるもんだ!

51825.己の弱さを受け入れ、相手の強さを認めることこそ、強さへの道。

51826.子供の成長は楽しみですが、子供の成長しか楽しみがない、という状態は問題です。それはお互いを不幸にします。

51827.現在の結婚制度を破壊しても人間が人間らしくあろうとする人が、たくさん出てきてもいい。

51828.戦闘ってのは、いかに自分の得意を押しつけるかだよ。

51829.悔しいとか恥ずかしいとかで泣いちゃダメだ。泣くほどのことなんて、実はそんなにないんだよ。泣いてもいいのは、悲しくて仕方ない時と、嬉しくて仕方ない時だ。

51830.成功は運がよかったから。失敗は自分に力がなかったから。そう考えて経営をやってきた。

51831.その日の仕事はその日のうちに。

51832.人は自尊心が低い状態(=落ち込んだ状態)にある時は、そうでない時よりも、好意を示してくれる相手に好意を強く持つ。

51833.背の低い者も高い者も、天に届かないのはどちらも同じだ。

51834.リーダーシップの本質は、自由で豊かな自己表現にある。

51835.「強み」というのは、「他の人と競争して勝てる力」ですから、そこを活かしてどんどん押していけば、事業を成長させるための突破口が開くはずです。

51836.人を見るとき大切のなのは、見えるものより見えないもの。思いやり、純粋さ、素直さ、優しさ…。目に見えない人間性を大切に。

51837.(クリエイティブな)考え事をするのに大きな研究室は必要ありません。

51838.(自分の話した不満を)もし相手が愚痴だと言って嫌がるなら、それは話すべき相手を間違えている。

51839.えらい芸術家は、みんなどこか素人くさい。それでよいんだ。はじめ素人で、それから玄人になって、それからまた素人になる。

51840.人に舐められたり、それを受け入れたりしてはいけません。

51841.自分の時間は、ほんとうは、他の人びとによってつくられているのだと思う。

51842.不平は自信の欠乏であり、意志の薄弱である。

51843.ロックフェラーに初めて会ったときに、「何があなたの一番の煩悶だい」って聞いた。そして言ったもんだ、「今現在、私、いくら持っているかわからないのが一番の苦痛です」と。気の毒なやつだね、これ、なきに等……

51844.自分ぐらい厄介なものはありません。自我・我執の固まりだからです。この自我、この我執を、どう運転してゆくか──、それが人生じゃないかと私は思っております。

51845.触れたり、しっかり観察していないものは、リアリティーの伴った想像になり得ない。

51846.虫や小鳥は、生きてうごいているうちは完璧(かんぺき)だが、死んだとたんに、ただの死骸(しがい)だ。完成も未完成もない、ただの無に帰する。人間はそれに較(くら)べると、まるで逆である。

51847.情熱は不思議と「運」をも引き寄せ、不可能だと思っていたことを可能にしてしまう力を持っている。

51848.読むことは、本にのこされた沈黙を聴くことである。

51849.いいところが20%だとしたら、そこをほめて栄養を与えてあげる。そうするとどんどん細胞分裂して80%にも90%にもなっていく。

51850.僕は、人間というのは最後はツキが人生を左右するんじゃないかと思っている。


51851.えらいわねえ、あなたたち二人は。おたがい目的をもって人生を歩いているんですもの。

51852.愛のルールの基本は、いかに相手に心配をかけないようにするか。(ver.0)

51853.“絆を深める”とぼくが言うときは、絆の糸を長くして、ずっと深めていくのが理想なんです。お互いの関係の深いところを、なるべく遠く、それこそ“無限遠点”にまでもっていく。その点を介してつながっていれば……

51854.すぐれた科学者は一芸に秀でた人間というよりも、むしろあらゆる視野を兼ね備えた教養人です。この幅広く、多角的な視点を持つということが、創造性の原動力になるのかもしれません。

51855.すべての父親と息子がそうであるように、おたがいに何か照れくさく、胸の中に、話しあいたいことが沢山あるために、かえって黙ってしまう。

51856.自分にとって本当に大切なものは何か。自分は今、何をすべきか、そして何ができるか。

51857.扱いにくいものほど、はまった時に輝きを放つのよ。

51858.豊かさには、二つの要素がある。それは、自分の好きなことをやる自由があること。もう一つは、いまの状態に心から満足できること。

51859.狐は悪賢いが、それを捕らえる方はもっと悪賢い。

51860.友だちができない、つくる機会がないといって嘆く人がある。だが、友だちは天から降ってくるものではない。何ら動き出さず、家でじっとしているだけでは友だちは減っていく一方。

51861.女は、たいてい、これくらい食うの普通だわよ。もうたくさん、なんて断っているお嬢さんや何か、あれは、ただ、色気があるから体裁をとりつくろっているだけなのよ。

51862.川沿いに住もうと思うなら、ワニと仲良くせよ。(ver.0)

51863.人ひとりいない風景は、息をのむようにうつくしい。

51864.駆ける馬にもムチを当てる。

51865.国家としての「国」という言葉ができたのは、明治維新以降、世界史的にみても、19世紀の半ば過ぎからこっちにすぎません。

51866.たとえ法的には問題がなくとも、普通の市民の立場から見て、おかしいと思われる行動は一切とらない。

51867.きれいはきたない、きたないはきれい。すべての値打ちをごちゃまぜにするそのとき、はじめて俺は生きられる。

51868.真の信仰とは、何曜日に精進ものを食べ、何曜日に教会へ行って、どんな祈りを捧げるか、ということを知ることでなく、常にすべての人を愛して、正しい生活を営み、常に自分にしてもらいたいと思うことを隣人にし……

51869.詩は裸身にて、理論の至り得ぬ境を探り来る。そのこと決死のわざなり。

51870.(教養を身につけるには)まず、今のことを知ることです。そして、専門的なことをその場にいるかのように知ることです。

51871.奇跡が起こらないことが絶望なのではなくて、奇跡など起こらないと知りながら生き続けなければいけないこと、それが絶望。

51872.気が滅入るだって? きみの生活にはユーモアが足りないのかも。

51873.今を幸せと感じれば、人生は「今」の連続体だから、それが未来にもつながっていく。そのためには、日々の生活の中に生きがいを取り入れるとよい。

51874.聞くことは愛の行為です。

51875.きちんとした土台があって俺たちは気持ちよく演奏できるんだ。その域に達するまでには、学ぶことがちゃんとあるんだ。

51876.幕があがり、幕がおりる。生死も投企(とうき)も、すべて幕のかなたの出来事であり、観客はそれを「複製」して日常的現実に持ち帰ってゆくという発想は、劇場の中に坐っている数時間を、人生そのものと……

51877.私は、人々に大きな影響を与えていく偉大な宗教家とは、当時の人々の苦悩がそのまま己れ自身の苦悩と一つになっていく、従って己れの苦悩を克服したとき、それが同時に人々を苦悩から解放することにつながってい……

51878.お金について理解すること、つまりどのように稼ぎ、どのように維持するかを知ることは、あなたの人生、結婚生活、幸福、そして将来を考えるとき、まさに必須条件となるのです。

51879.人間に死のあることがそもそもの絶望の本質である。

51880.やらねばならぬ、やらねばならぬ、目的に向かってやらねばならぬ。

51881.おそらく死の瞬間まで、人はもっとちがったもうひとつのあり得た自分の生を夢に見ながら死んでいくのかもしれない。

51882.物事が悪い方向に進んでいる時に笑うことができるということは、誰かと一緒にそれを非難しようと思っているということだ。

51883.世界はすべてお芝居だ。男と女、とりどりに、すべて役者にすぎぬのだ。

51884.Stay hungry. Stay foolish.   ハングリーであれ。愚かであれ。

51885.幸福を確かなものにするには、美徳では不十分だが、不幸を確かなものにするには、悪徳で十分である。

51886.愛は、この世に存在する。きっと、在る。見つからぬのは、愛の表現である。その作法である。

51887.がんはありがたい病気よ。周囲の相手が自分と真剣に向き合ってくれますから。ひょっとしたら、この人は来年はいないかもしれないと思ったら、その人との時間は大事でしょう。そういう意味で、がんは面白いんです……

51888.人を賞讃しながら酒を飲むと、悪酔いしますね。

51889.(企業が)利益を上げるには、利益にこだわった経営と仕事のやり方をしなければならない。

51890.幾何学においては、一般にほとんどの学問の場合と同様に、どれかある特定の命題が直接的な利益をもたらすことはめったにない。

51891.芝居ごころは人生のなかでもっとも重要な才能のひとつである。

51892.スピーチの準備のポイントは、次の三つである。1.話す内容を順序よく整理しておく。2.キーワードを紙に大きく書いて、しっかり頭に入れておく。3.人前に立った時、キーワードを書いた紙は手に持っていること。

51893.「相手を利用する」「利用し合う」という発想ならば後ろ向きな人間関係だが、「助け合う」という発想ならば前向きな人間関係である。

51894.向いている方が前、進んだところが道になる。

51895.女性は怒りたいことがあるから怒るのではなくて、怒りたいから怒っているのだ。そして怒りたいときに怒らせておかないと、先にいってもっとひどいことになるのだ。

51896.実績がない状態から始めるには、リスクに立ち向かっていける情熱こそが、自分自身のエネルギー源になると同時に、周囲の人たちの心を動かす力になるのです。

51897.やりたいことをやってきたこの人生。おかげで痛い目にもあってきた。さんざん恥もかいてきた。でもね、やりたいことをやっちゃう人生のほうが、(やらない人生より)間違いなく面白い。

51898.行動を起こして批判された人の銅像は多いが、批判しただけの人の銅像は一つもない。行動を起こす人は批判される。そして、あら探しをする人は責め立て、文句を言うだけである。

51899.何も決断しないことは、間違った決断をするよりも悪いことです。

51900.いつだって選ぶのは女のほう。白馬の王子様は、こっちから捕まえに行くもんだよ。


51901.泣きながら生まれてきて、黙って死んでゆくのだ。人は年老いた幼児として。

51902.あなたが好きだと思う男性によって、あなた自身のレベルまでばれてしまうことを、お忘れなく。「え!あんなのが好きだったの?」「彼女って、あのレベルだったの?」と、いうように。

51903.優柔不断な上司には、事前にまわりの人たちから同意や承諾を得ておき、「みんなもこの意見に賛成です」「みんなにも協力してもらうことになっています」と「みんな意識」を使うといい。

51904.他力の生活というのは、そこに生かされてあることの不思議を感ずるところから出発する生活です。ですからそれは努力をしない生活ではなくて、努力において努力できることを喜ぶ生活です。

51905.寛大さはあらゆる利益をもたらします。相手をよい方向へ変えることができるのは、寛大さによる以外はないと言っても過言ではありません。

51906.酷(ひど)いことをしても憎まれない人がいるけれども、立派に生きて恨まれる人もいます。

51907.夜は僕の道を隠すけど、その代わりに星の存在を教えてくれる。なら、辛い時にこそ見えるものがあるんじゃない?

51908.我々は、はからずも、いま政治的には一応解放された。しかしいままで、奴隷状態を存続せしめた責任を軍や警察や官僚にのみ負担させて、彼らの跳梁(ちょうりょう)を許した自分たちの罪を真剣に反省しなかつたな……

51909.不作法でがさつな態度は、人の心の扉にかんぬきをかけ心を閉ざさせてしまうが、親切でおだやかな態度、すなわち礼儀をわきまえた態度は、その扉を開く魔力を持っている。

51910.どうでもいいものから 捨ててゆくんだね

51911.労働者と資本家は、自分らの関係を改善しようと思ったら、愛の律法を実行しなければならない。換言すれば、人にされたいと思うごとく、人にも振る舞わねばならない。

51912.人生は、何も成し遂げようとしない者にとっては長すぎるが、何かを成し遂げようとする者にとっては短すぎる。

51913.「特殊な才能」とは、ものを書くとか、音楽を作るといったことだけを意味するとは限らない。それは、温かい思いやりや、人の悩みにじっと耳を傾ける能力、あるいはただ音楽や花や樹々に注意を向け、世界の不思議……

51914.運命を信じてもいいけど、これも運命だから、とあきらめるときに使うのは誤用じゃないか。そこで止まってしまう。普通ならあきらめざるを得ない状況のとき、きっと打開できるぞ、運命が希望を捨てるなと言ってる……

51915.面白おかしい家庭、というのはあり得ない。平和と、面白おかしいこととは、両立しないから。

51916.もし本当にここで働きたくないのであれば、ここで働かなければいいのだ。もし本当にこんな仕事をしたくないのであれば、こんな仕事をしなければいいのだ。あなたは自由だ。あなたは別の場所で働くことを選べる。……

51917.マネジメントたる者は、共に働く者から自らの仕事を教わらなければならない。

51918.目上の人やお客さんに何かお願い事がある時は、「〜してください」よりも、「〜していただけますか?」「〜していただけないでしょうか?」というような相談形式でお願いした方が、丁寧で印象がよく、相手の了解……

51919.掃除することは感謝すること。

51920.「菜根譚(さいこんたん)」も教えている。小さな過失はとがめない。かくしごとはあばかない。古傷は忘れてやる。他人に対してこの三つのことを心がければ、自分の人格を高めるばかりでなく、人の恨みを買うこと……

51921.知識労働者は、ほとんどが専門家である。彼らは一つのことをよく行うとき、すなわち専門化したとき大きな成果をあげる。

51922.あなたはとても勤勉でなければならない。細部までとことんチェックしなければならない。やり残しがないように、くれぐれも注意しなければならない。いつもよりもっと深くもっと熱心に考えなければならない。

51923.俳優は自分に近すぎる台本を演じるのは下手だ。ある種の響かない声を出す。台詞の一部を自分のことだと思い、観客に向けられなくなるのだ。信じ、同化するだけでは不十分、演技をしなければ。

51924.誕生においては文明人はむつきでくるまれ、死に臨んでは棺桶に釘を打たれる。彼が人間の形式を保有する限り、彼は我々の制度に束縛される。

51925.空を見上げてごらん ゆったり 悠遊 雲もゆうゆう 鳥も悠遊 小さな自分が わかるから

51926.自ら率先して日常の行動そのもので納得させる、これが指導者であって、家庭の主(あるじ)にしてもそうですよ。

51927.本番を練習、練習を本番と思ってやりなさい。

51928.オレは後悔しないし、決して後ろを振り返ったりはしない。それが、オレという男の生き方だ。

51929.忠言の友があるなら、「甘言の友」があってもいいじゃないか。なにに対しても、「すばらしい」「いいよ、いいよ」といってくれる友です。

51930.船長が何人もいると、船は転覆する。

51931.もし、子育てをやり直せるなら、知識ばかりを詰め込もうとしないで、心を思いやりでいっぱいにします。

51932.人生を考える自分の心が消極的だと、すべてが哀れ惨憺(さんたん)、光のない、惨めなものに終りゃしませんか。

51933.男が 仕事をする時には 常に捨て身でなければ だめである。捨て身とは 何も欲しがらぬ ことである。そんとく 勝ち負け という 人間の〈物さし〉を 捨てることである

51934.出発の時が来た。我々は我々の道を行く──私は死への道を、君は生への道を。どっちが一層よいかは、神のみぞ知る。

51935.従来の日本人は魂の鎖国令の中で、春夏秋冬をくりかえす反復性を重んじたが、私はそうした歴史主義を打破して、地理的、対話的に旅しながら問い、去りながら生成したい、と思ったのである。

51936.事実というのは(意志の)弱い者につけ込む。現実的な(マイナスの)情報をこれでもか、これでもかと出してもくる。

51937.思想が世の中を支配する。

51938.なれなかった自分になるのに、遅すぎることはない。

51939.女というものは自然現象と同じで、責めたりなじったりするものではない。

51940.人間は互いの糧となるべく呼び集められている。

51941.誰も殊更に見ようとしない最もありふれたもの、それが実は最もなくてはならないものだということ。

51942.「戦略」とは「戦い」を「略す」と書く。複雑で面倒臭いのは、「戦略」とは言わない。

51943.「駄目な人間なりに頑張ればいい」じゃなくて、「駄目な人間から抜け出そう」と頑張ることが大事なんだよ! 

51944.私は恋愛の「愛」の字、「性的愛」の「愛」の字が、気がかりでならぬのである。「愛」の美名に依(よ)って、卑猥感(ひわいかん)を隠蔽(いんぺい)せんとたくらんでいるのではなかろうかとさえ思われる……

51945.小さな干し海老(えび)で大きな鯉(こい)を釣る。

51946.燃やすに一番よいのは老木、飲むには古酒(ふるざけ)、信頼するには古友(ふるとも)、読むには古い著書。

51947.いってみれば(冗句とアイディアの)どちらも、豊かで鋭い批判精神を土台にした、創意工夫のヒラメキであるのだ。洗練された冗句を飛ばせる人間性は、そのまま優秀なアイディアを生む土壌でもある。

51948.ささやかな進歩や便利さを喜ぶ。お先真っ暗に見えるときも希望を捨てない。何かを責めるよりは次になすべきことを考える。

51949.時代遅れになるような原則は、原則ではない。

51950.私たちは誰でもなんらかの形で想像している。というのは、心像(しんぞう)こそ願望の血肉にほかならないからである。


51951.運命は自分たちで作るものだ。

51952.自分を語るということは、志を言えばいいんよ。

51953.誠意のこもった言葉は、たとえどんな言葉であっても、聞く者の心を打つ。

51954.いますぐにやるという習慣を身につけましょう。

51955.民営化は政府を弱体化しない。その目的は、病におかされ無能となった政府に力を取り戻させることにある。

51956.真の偉人の最初のテストは、その謙虚さにある。

51957.親子は一世(いっせ)、夫婦は二世(にせ)、主従は三世(さんぜ)。

51958.諦めるということは便利な言葉である。が、卑怯な言葉で、また怖ろしい言葉である。

51959.自分が幸せかどうかは、自分で決めるしかないのよ。

51960.美しいものに触れた感動は人の心に希望を蘇らせ、無条件に人を強くする。

51961.たとえ超一流になれる素質を持っていても、環境ひとつで抜け出せないことは少なくない。

51962.組織全体に一つの勢いをつけることが大事である。

51963.家の乱れは女から。

51964.人は耳当たりのいい言葉には心を開き、耳に痛い言葉には心を閉ざす。

51965.会話の中で突っ込みを入れるときに、一番いけないのは、なじみのないヤツに突っ込むこと。まだなじんでないヤツに突っ込まれるのって、腹が立つからね。

51966.現場で働いている者が一番(事情を)よく知っている。(問題点・改善点は)ただ彼らに聞けばいいのだ。

51967.人前で泣くのは格好悪いことかもしれないけど、恥ずべき行為ではないと思う。

51968.消費行動は理屈ではない。好き嫌いだ。誰がなんと言おうと「好きなものは好き、嫌いなものは嫌い」なのだ。

51969.親にも他人にも愛されずにきた孤独な人は、誰かからほんの少し愛されたり優しくされただけでも、大変な喜びを感じたり、有難味を、また幸福感を味わうことができるのです。

51970.力を効果的に使うには、集中に限る。攻撃にあたっては先制と集中。

51971.相手の気持ちを察して発言する、それが本当の意味での敬語だ。

51972.美しく死ぬのは、さほど難しいことではない。しかし、美しく老いることは至難の業(わざ)だ。

51973.謝ってから弁解すると未練がましく映る。弁解してから謝ると卑怯に見える。どっちにしろ、軽蔑を買う。謝るなら後にも先にも弁解してはいけない。謝ったら後は潔く黙して仕事で成果を出す。謝ったことが大きな信……

51974.“火”は人の心を落ち着かせ、“ゴールド”は人の運気を明るい方へ導いてくれる。

51975.どんな発明でも、完全なものは決してない。不断の改良が必要である。

51976.学生時代に不勉強だった人は、社会に出てからも、かならずむごいエゴイストだ。

51977.自由のあるところ、そこに我が祖国あり。

51978.妻を見つけようと出かける時には、眼を家に残して、両耳を持って行きなさい。

51979.(ユーモアではなく)笑いにするには動きを入れる。しゃべりにちょっと動きを入れる。たくさんの人の前に立つと、しゃべりだけだと笑わないんですよ。それでちょっと動きを入れる。そうすると大きな笑いになっ……

51980.記憶は消えてしまってもよい。現在の瞬間の判断を誤らなければ。

51981.仕事の報酬は仕事である。そんな働き甲斐のある仕事を、みんながもてるようにせよ。

51982.得られるものは得よ。得たものは持ち続けよ。このことが鉛を黄金にする“賢者の石”だ

51983.人の助け尽きたるとき、神は助けに来給う。

51984.幾つかの選択肢から一つ選ぶのはいい。しかし、その一つを熟考しなければいけない。そこからまた幾つかの選択肢が生まれる。熟考を重ねるとはそういうことで、珠玉の結論に至る道筋である。初めの選択肢でよしと……

51985.チャーリー・ブラウン「大人になったら何になりたい?」 ライナス「メチャクチャにしあわせになりたい!」

51986.起こったことをそのまま受け入れることは、不幸を克服する第一歩である。

51987.愛多き者は則(すなわ)ち法立たず。

51988.感動とは 感じて 動く と書くんだなあ

51989.結婚した女のつらさって何か知ってる? 男の弱さと愚かさを見なきゃいけないこと。

51990.観察するには比較することを学ばねばならぬ。比較するには観察しておかねばならぬ。観察によって知識はつくられる。だが観察するには知識がいる

51991.人生を解決せんとするものは先(ま)づ人生を超越する所がなければならぬ。

51992.広い部屋にいると気持ちも大らかになる。細長い部屋より、正方形の部屋のほうが、なごやかな話し合いに向いている。小さくて細長い部屋は、圧迫感を与えるので一般的には好まれないが、激しい議論を戦わせる時は……

51993.やたらに人に弱味をさらけ出す人間のことを私は躊躇なく「無礼者」と呼びます。それは社会的無礼であって、われわれは自分の弱さをいやがる気持ちから人の長所をみとめるのに、人も同じように弱いということを証……

51994.われを忘れがちなものを密かに叱呼する、こんな落書き一つ、このごろは見かけることがなくなった。「右を見よ、左を見よ。そんなにきょろきょろするな」

51995.(本来)愛国心とは、集団としての責任を生き生きと感じているものだ。国家主義は、愚かな雄鶏が自分の縄張りでしか仲間を作れないときの声だ。

51996.「死ぬまで一緒に」なんて言葉ほど嫌いなものはない。

51997.あたし、男のひと皆に教えてやりたい。女にほんとうに好かれたいなら、ほんとうに女を愛しているなら、ほんの身のまわりのことでもいいから、何か用事を言いつけて下さい。権威を以(もっ)て、お言いつけ下さい……

51998.自分の潜在意識の中に刻みこんだことは何であれ、拡大され増大されて、現実というスクリーンの上に現れてくる。

51999.笑顔は万言(まんげん)に勝るインターナショナル・サインである。

52000.苦悩なき者は深き精神的趣味を理解することは出来ない。