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作者の仕事などは、しょせん、「書かれてしまった書物」から、自分のために残しておきたい部分を選び、あとは消しゴムで消し去ってゆく作業でしかないのかも知れないのである。
寺山修司[てらやま・しゅうじ]
(劇作家・詩人・歌人、1935〜1983) 『悲しき口笛』 《 文章の書き方 》
〈全文〉
あらゆる書物はあらかじめ書かれてしまっていた──と、盲目の作家ルイス・ホルヘ・ボルヘスは言った。 なるほど、そうかも知れない。 作者の仕事などは、しょせん、「書かれてしまった書物」から、自分のために残しておきたい部分を選び、あとは消しゴムで消し去ってゆく作業でしかないのかも知れないのである。
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( ジョン・ヘンリー・ニューマン )
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( ヘンリー・C・リンク )
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