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1.サービスとは、けっして型にはまったものではありません。ひと言で言うと、「相手がしてほしいことをする」に尽きます。自分がもし相手の立場だったらこうしてほしい、こういうことはしてほしくない、それを徹底……

2.目に見えているものは、その奥に在(あ)る大きな塊りの様々な性質を、ばらばらに示している仮の宿で、影の様なものだ。

3.皆さん、迷路はまがりくねっているとは限らないよ、まっすぐの迷路、今日から明日へつづく暗闇、アパートの畳の下を引っくり返してみましたか?

4.青葦(あおあし)の囁(ささや)きやまず端居(はしい)かな

5.失敗や欠乏や限界を思い描くことはやめなさい。あなたの目標と大望に心(の照準)を合わせなさい。

6.芸術は常に一(ひとつ)の拘束の結果であります。

7.「謙虚さを欠いた真理の主張」「謙虚さを欠いた正義の主張」などは人類の対立や戦争の火種に過ぎません。謙虚さを欠いたらそれはすべて、人間的価値を喪失するといわなければなりません。

8.世の中で成功する人の多くは、財産を手に入れている間に、楽しむことを忘れる。財産を手に入れるまで、楽しみはとっておくのだ。しかし、そのときには遅すぎる。

9.最高のものを求める人は、常に我が道を往(ゆ)く。人間は最高のものを決して共有しない。

10.ほんとうに自分の運命以外のものはなにも欲しない人には、もはや同類というものはなく、まったく孤立していて、周囲に冷たい宇宙を持つだけだ。

11.日本人の他者を思いやるという文化は素晴らしいものです。しかし、リーダーには向いていません。なぜなら、他者を傷つけても成長させるのがリーダーだからです。この部分に手をつけていけば、日本人は偉大なリー……

12.玉虫の光残して飛びにけり

13.信念は剣よりも優れ、槍よりも堅固なる武器となる。

14.美しければ、すべて許される。(ver.0)

15.数学は、人間の共通かつ根本的な認識のための手段にほかならない。

16.コーチの声がかかっても「自分は監督しかやらない」と断る者がいる。経験を積まずに監督なんてどういう意味なのか?

17.私は大阪弁という、方言地帯にすんでいます。方言話者です。方言のよさというのは、根から生えた自然のことばだということです。その点で、人間の感情をあらわすのに都合が大変よろしい。そのかわり方言では……

18.縮こまっているのは 冬だからです。終りにした訳では ありません。春が背中をたたくまで じっと 待っているのです。

19.幸せな心は、ずっしり詰まった財布にまさる。

20.私の幸せを決めるのは私自身だ。人からどう思われようと、私が私に納得しておれば、それでよい。

21.ボクはふみとどまって戦うぞ!持てる力と才能のすべてをつかって動機の正しさを証明してやる!

22.私たちが真の自己であり、自分の空間をシンプルに保つとき、美しい生活が自然と始まる。

23.人は来たるべき暁(あかつき)のために、何かを恐れ、期待し、心配しなければならぬ。生存の苦悩に耐え、日ごとの厭(いと)わしい平坦さに耐えるべく。

24.人はチームのかなめになりたがる。自分はチームのかなめだと信じ込むと、人々は互いに協力し合うようになり、そのために監督業の仕事までどんどん自分たちでこなすようになる。

25.「(自分の)怒り」を回避して「(相手の)説明」に向かわせるために重要なのは、まず「あきれる」ということです。十分にあきれて下さい。そうしないと「あきれる」が「怒る」に直行してしまいます。だから、ポ……

26.誰にとっても、我が家ほど安心してくつろげる場所はない。

27.既成作品の成功を真似てうまく書こうとするからつまらないものにしかならない。小説のおもしろさは、うまさや完成度にあるのではなく、不器用さや不格好さにあり、そこに作者の試行錯誤の痕跡がある

28.自分から積極的に仕事を求めて、周囲の人たちが自然と協力してくれるような状態にしていかなければなりません。これが、“渦の中心で仕事をする”ということです。

29.その2.勝者はいつも計画を持っており、敗者はいつも言い訳をかかえている。

30.あなたの心は創造力ある媒体である。だからあなたが他人について考えたり、感じたりすることは、あなた自身の体験になるのだ。

31.「頑張れ」という言葉には、「前進しろ」という意味も含まれている。だから、すでに十分頑張っている相手は「これ以上どう頑張れというんだ?」と怒りを感じて反発し拒絶する。

32.数学者は、課題を待つのではなく、自分のためにそれを提起するという積極的な立場をとらなければならない。

33.未来はやってくるものではありません。あなた自身が未来を切り拓き、つくり出していくのです。そして、人生の夜明けはいつもあなたの中にあります。夜明けの前の闇がいちばん深いのです。

34.誰も本当のことを言わなくなってしまった。利権やせこい金で心を閉ざしちまったのさ。おもしろいお国柄だ。誰も騒がない。みんな静かにしてる。

35.失敗しても構わないが、失敗するなら早くしろ。

36.どんな老人だって世間の役に立つことはできます。だって、死んでみせるっていうこと、大切じゃないですか。

37.絶体絶命の淵に全生命、全バイタリティーが一点に集中すると不可能が可能になる。

38.花に会ふための言葉を胸に秘め

39.「ふるさと」の絵というのは、どうして遠景ばかりなのだろう。それは、私が十歩近づけばその分だけ遠ざかり、決して中へ入ることを許さない、遙(はる)かな風景なのであった。

40.みんな、「戦え」「向き合え」「乗り越えろ」って口をそろえて言うけど、時には、「逃走」という名の「闘争」の方が、結果的にうまく行く場合だってあるんだよ。

41.人には、いつか必ず別れの時(=死)が来るものです。愛する人を失っても、形が見えないだけで、いつも心はそばで見守ってくれると思えば、強く生きられます。遠距離恋愛や単身赴任と同じです。(ver.0)

42.陸軍(=旧日本陸軍)では、特攻隊員を送りだす司令官や参謀はこぞって、「君たちのあとにわれわれもつづく」と約束しています。しかし結果的に、そうした司令官のなかで自ら率先して特攻隊員の後を追って行動を……

43.時は金なり、信用は金なり。金は子供を生み増え続ける。

44.五感を通してやってくる否定的で消極的な印象は、すべて改造可能です。

45.色欲、物欲でなく、私は音欲一代。

46.嫉妬は平生(へいぜい)は「考え」ない人間にも「考え」させる。

47.頭のいい人がする一番愚かな質問は、「あなたは五年後、どんな地位についていたいですか」というものだ。

48.待っていては駄目だ。「完璧なタイミング」など永遠に来ない。今あなたが立っている場所から、今持っている馴染みの道具を使って始めなさい。より良い道具は、あなたが進むにつれて現れるだろう。

49.才能がいかに優れていようと、その人が死んでしまえば全てが終わりである。

50.持ち物は、その人の個性を表現する。

51.所謂(いわゆる)「天下第一」の風景にはつねに驚きが伴わなければならぬ。

52.みんな自分のマルの数え方が下手。クールに自分を見つけてごらんなさい。マイナスだらけの自分に思えても、必ずプラスを見つけられます。

53.花が露(つゆ)によっていっそう美しいごとく、涙のなかの悲しい愛も、それゆえにまた美しい愛である。

54.生きているうち はたらけるうち 日のくれぬうち

55.啓蟄やわれらは何をかく急ぐ

56.僕にとって文章を書くのはひどく苦痛な作業である。一ヶ月かけても一行も書けないこともあれば、三日三晩書き続けてた挙句それがみんな見当違いといったこともある。

57.芸術の殿堂は言葉によって築かれる。

58.人間の不幸と悪とは自己の義務を知らないから起こるのでなく、むしろ虚偽の義務を承認するところから起こる。

59.格別の用事でも無い限り、どんな親しい身内の家にでも、矢鱈(やたら)に訪問などすべきものでは無いかも知れない。

60.和を以(もっ)て貴(とうと)しと為(な)す、というお言葉もあるが、和というのは、ただ仲よく遊ぶという意味のものでは無い。互いに励まし合って勉強する事、之(これ)を和と謂(い)う。

61.直土(ひたつち)の色改(あらたま)り蟻の変

62.いつの時代でも、オトナは若い人のことをとやかくいい過ぎるキライがある。(中略)「若さ」にはもともと善も悪もないはずだ。問題は、本当に若いのか、それとも若くないのか、それだけであると私は思う。

63.完璧にできるようになるまで待っていたら、いつまでたってもできません。それが重要なことなら、今すぐ取りかかるべきです。うまくできなくてもかまいません。不完全なものの中から、徐々に完成型を彫り出してい……

64.(人生という)芝居の装置は世の中全部、テーマはたとえ、祖国だろうと革命だろうとそんなことは知っちゃあ、いないの。役者はただ、自分の役柄に化けるだけ。

65.惚れたが悪いか。古来、世界中の文芸の哀話の主題は、一(ひとつ)にここにかかつていると言っても過言ではあるまい。

66.魚は頭から腐る。

67.結局、ぼくたちは親のためではなく、自分の人生のために生きてるんだろ。

68.君たちは、独立自尊をよく口にする。しかし人は果たして自分ひとりで、よく独立を保てるだろうか? 沼に沈まんとする人間が、自分の髪をひっぱって、沈むことを止め得るであろうか?

69.(企業が)目的と使命に取り組むうえで答えるべき究極の問いは、顧客にとっての価値は何かである。

70.飛行機というものの形には、新しい美しさがある。むだな飾りが一つも無いからだろうか。

71.ステージに上がったとき、自分が一番上手いと思え。ステージを降りているとき、自分は一番下手だと思え。

72.地吹雪や王国はわが胸の中に

73.世の中をいい場所にしたい。そのためには、“種”の段階である子供たちに働きかけようと考えた。

74.悲しめる心よ、落ちついて悔ゆるのをやめよ。雲の後ろには太陽が輝いている。

75.下手くそな蝉がまだ居る敗戦忌

76.女は唸(うな)っている猛犬と同じで、眼をジッとみられると弱い、急に不安げな表情をするものだ。

77.地獄は、良き志と良き願望に満ちている。

78.言葉による傷は一番治りにくい。

79.外交関係を維持する理由は、お互いにお世辞を言うためではなく、便宜(べんぎ)を確保しておくためである。

80.「朝のノート」によって自分の違った一面が引き出されます。不安や不機嫌、鬱々とした気持ちなどとは無縁の部分が出てきます。つまり、心のセンサーを働かせないままの、素のままの自分が出てくるのです。このよ……

81.ああ、生きて行くという事は、いやな事だ。殊(こと)にも、男は、つらくて、哀(かな)しいものだ。とにかく、何でもたたかって、そうして、勝たなければならぬのですから。

82.人生なんて、おどかしっこの肝だめし、うそがなければほんともなくなる、仮面がなけりゃ、ほんとの顔も見られないのよ。

83.いかなる成功も、家庭の失敗を償うことはできない。

84.結婚とは心の問題です。もしも二つの心が調和的に、愛情深く、まじめに融け合うならば、これは真の結婚です。

85.(十年前と)変わっていないという一事こそ、真に驚嘆、敬服に価すべきものではないか。進歩していない、というと悪く聞こえますが、退歩していないと言い直したらどうでしょう。退歩しないという事は、之(こ……

86.賢い人は冬の間に農具の手入れをする。

87.正しいことを言うだけでは不十分だ。面白くないと、人はなかなか話に乗ってこない。

88.人生を楽しく生きるコツは、童心を忘れねーことだよ。

89.英雄的な華々しい死に方をするのは容易(やさ)しい。しかし誤解のなかで人々から嘲(あざけ)られ、唾はきかけられながら死ぬのは最も辛い行為である。

90.「書かれた詩句」以上に「消された詩句」の方が(もし、消されずに残っていたら)人の心をうったかも知れない、と思うことがある。

91.つらいことがあっても、それは過去だ。

92.僕が真剣に選びとろうとすると、それは逃げていくんだ。女にしても、役にしても。向こうから来るものなら僕は最高に上手くこなせる。でも自分から求めると、みんな僕の手の指の間からするっと逃げていくんだ。

93.正義はある日 突然反転する 逆転しない正義は献身と愛だ 目の前で餓死しそうな人が いるとすれば その人に 一片のパンをあたえること

94.時代は移り変わります。PCを駆使する新人と、鉛筆なめなめ原稿書いてきた古参の記者ではスピード感がまるで違います。そこは新しいことを取り入れて変化しなくてはなりません。

95.結婚というものは、自分が生まれ育った環境、食生活、性癖、思想など、すべて違う人間が一つ屋根の下に住むことなのよ。味噌汁の味一つだって違う。しかも決定的な違いは男と女であるということ。基本的にそこか……

96.名前を知られたって、ろくな事は無いのだし、別段、自分の無名を残念がってもいないのであるが、でも、世間の人は、無名の人の文章は(お互いいそがしいのだから)てんで読もうとしないので、困るのである。

97.今の若い人はやる気がないとこぼす前に、彼らが持っているものに目を向けなければなりません。彼らにしても貢献への強い欲求を持っています。彼らが持っているものを引き出して、社会の一員としなければなりません。

98.アリス「そんなのやるだけ無駄だわ。あり得ないことなんか信じられないもの」  女王様「そりゃあ、お前が(信じる)練習をしてないからよ」

99.花びらを重ねて薔薇の重さあり

100.歌えなくなる前に(自分の)命が尽きることを願う。

101.「お酒飲む人花なら蕾(つぼみ)、今日もさけさけ明日もさけ」って言いますけどね。まあ、傷をなめ合うような酒ならよせって言ってんです。少々窮屈でもなにかを吸収できる人と飲む酒、これが価値あり。いい酒は……

102.善い人とは、その正しい行いゆえに、世間において太陽のように輝く。

103.考えてもわからないときは、3回考え直せ。それでもわからないときは、時間を置いて3回考え直せ。たいていの問題はこれでかたがつく。

104.不幸とは何も学ばないことだと思う

105.この世は魂の学校教育の場。どんな人生もきちんと生きなければ勉強に来た意味がありません。どんな幸せも、どんな不幸も、どんな波瀾万丈もきちんと生き抜くのが、この世に生れ落ちた私たちの義務教育なのです。

106.君子は独(ひとり)を慎む。

107.(結婚式は)おめでたい席だから、何かちゃんとしたあいさつをしないといけないってみんな思ってるけど、そうじゃない。その式が盛り上がるというのがいちばんなの。

108.片々たる友情にまつわることをやめ、孤独に沈潜しよう。

109.(怒られて)キレるほうも悪いけど、キレさすような言い方をしてるほうも悪い。どっちかと言えば、キレさせてるほうが悪い。怒るときの言葉は重ねちゃダメなの。

110.私は自分で引いた道をまっすぐに進む。自分が勝手に選んだ道だからこそ、その道の奴隷になる。

111.馬で行くことも、車で行くことも、ふたりで行くことも、三人で行くこともできる。だが、最後の一歩は、自分ひとりで歩かねばならない。

112.(ネロやヒットラーの)間違いは彼らが権力者だったことにあるのではなく、だれかが権力をもちすぎたことにある。

113.かるきといふは、趣向のかるきことをいふにあらず。腸(はらわた)の厚きところより出でて、一句の上に自然あることをいふなり。

114.大衆は──その密度とおびただしい数とを見れば誰にも明らかなことであろうが──大衆でないものとの共存を望まない。いや大衆でないものに対して、死んでも死にきれないほどの憎しみを抱いているのである。

115.自分の頭で考え、自分の足で歩き、自分の手で作る。

116.人の感情の中には、清いものと美しいものと、そうでないものとある。美しくない感情は悪魔と思え。

117.文化なしでは経済は成立しない。

118.物の整理は思考の整理に通じている。忙しいときほど片付けを優先させよう。

119.社会的肉体的に親になるのと、心理的に親になるとは全く違うことです。

120.この世の中は、いかに偉くなっても、自分一人で生きられるべきものではなく、人あっての自分、自分あっての人。

121.リターンの小さい活動を他者に任せることで、ハイリターンの活動に集中できる時間をつくりましょう。

122.男は仕事の話はいくらでもする。共通の目的に向かって、言葉を伝達手段として行使している。しかし年老いて自分の役割が終わると、男達の言語も終わるのである。

123.何がなんでも生き残るんだと肩に力をいれるんじゃなくて、自分のやりたいこと、やれることを素直に継続していけばいいの。周りを見て負けまいとするから競ってしまう。するとね、自分を見失う。生き残るんじゃな……

124.この世は舞台。人はみんなそれぞれの役を演じる。

125.汝の心の中に神を探せ。それ以外の所で、汝が神を見つけることはないだろう。

126.これはじぶんのわるいくせだ ひととはなしていても だんだんとさむいような しらじらしたような おもいがしてくる じぶんもいやになり あいてもいやになってしまう そして そこいらじゅうが ひびのいっ……

127.悲しみの深さが そのひとの深さだ

128.夫婦は天地の如し。天は地を包み、地は天に抱(いだ)かる。故(ゆえ)に、夫は外を営み、妻は内を調(ととの)う。

129.ホラとは、常識ではちょっと考えられないような、スケールの大きい発想や願望のことをいうのです。

130.効果を発揮できるか、幸せになれるか、そしてほとんどの場合において、自分がどういう状況に置かれているかということは、自分自身の責任なのだ。

131.たいていの人は成功は一歩ずつしかやってこないと思い込んでいる。しかし、これは不幸な誤解である。

132.最も安全に改革を成功させる秘訣がある。それは、二番目の改革者になる事だ。最初の改革者に古い世界を破壊してもらい、それによって恨みを背負った最初の改革者を革命で倒せば、民の恨みは晴れた上、古い……

133.(酒場の作法で)僕が言いたいのは、ただひとつだけ、卑しい酒は飲むな!

134.われわれの社会というのはここ何十年か価値観を生産性ということ一本に絞ってやってきたわけですね。勉強して、いい学校へ入って、いい会社に就職して、生産性のある人間になる、というのが至上命令だった。……

135.全力で生きる者が勝つ。

136.これからは、ビジネスの中に、宗教が入っていかなければならない時代になったと思う。トップが決断するときに、自社の利益だけを考えて決断したら、エゴむき出しの社会になってしまう。エゴだけではいけな……

137.一体、人生で一度挫(くじ)いて、それを精神的に克服したなどと言える人が、この世にいるのだろうか。いるとすれば、余程の悟りを啓(ひら)いた人か、余程の阿呆であろう。

138.「自分の嫌いな所はたくさんあるけど、好きな所も結構ある」という位がちょうどいいし、(そういう人は)好感が持てる!

139.世の中で何よりも大切なものは自分自身である、がしかし、そのように考えているのは自分だけではない。つまり、自分を大切に思うなら他人をも大切にすべきであると、少年は仲間の存在によって気づくのだ。

140.世渡り上手な人いわく。押しつけでもいいから恩は売っておくほうがよい。何か頼みごとをした時、承諾してもらいやすくなる。

141.しかし、教育というのは半(なか)ばお節介の仕事ではありませんか? 自分の子さえいい環境に引越しさせれば、他の子は構わないというのでは、教育の本質から外れていると言わざるをえません。

142.川柳は大人の文芸です。人の世の喜びも悲しみも深いところで知り、捉(とら)える力が備わった大人になって、初めて出合えます。

143.語り尽くせざる紅葉(もみじ)を語りたく

144.自分にも他人にも厳しい情熱的な方(=女性)へ。時には優しさやロマンも必要では? そんな時はピンクをお召しになると良い。ピンクは愛らしい乙女の色。

145.宗教は内から発して来なければならぬ。

146.ただ、人間、抵抗だけが生き方だ。

147.寵愛(ちょうあい)の仔猫の鈴の鳴り通し

148.俺はいつも考えるのだが、人間には善魔というものがある。

149.世の中では真実がそのまま真実として通らず、それらしく見せかけた真実のほうが、ずっと人々に受容されやすい。

150.貪欲は苦の基、追求は患(わずら)いの端(たん)なり。

151.わが名かくとき淋しきよ夏の暁

152.欠点まるがかえで信ずる

153.春蘭に木もれ陽斯(か)かる愛もあり

154.科学は、何かを10%や20%良くするのではなく、100倍良くする可能性を秘めている。私はその力に興奮を覚える。

155.夜目(よめ)遠目(とおめ)笠の内