名言ナビ
→
名言インデックス
メニュー
1.
遠い存在になればなるほど、友人であることの意味が試されるのが、友人という存在なのだ。本質的に遠さを必要とする関係。どれほど遠くにあっても、その遠さが、親しい思いを少しも失わせない。
2.
なにもせずに落ち込むのは、ただの「逃げ」だ。
3.
人の悩みの殆どは自分、他人、現実をどう見るかの、気持ちの問題だ。
4.
春馬来て河の心に映る哉
5.
母の日の母を忘れて旅にあり
6.
仕事というものは、本来遂行するのに犠牲を伴わないのが理想である。働くことを楽しみつつ、希望に満ち満ちて、欣喜雀躍の中に成果をあげていくべものである。
7.
完全に没入できるような楽しみごとを、少なくとも一つは持つべきです。それも、何時になったらやめる、というような線引きなしに。
8.
若い女の好悪(こうお)は、振幅が烈(はげ)しくて、いったんきらいだとなると、情け容赦(ようしゃ)もないのであった。人間的な共感はふっとんでしまって、ただもう、生理的嫌悪(けんお)ばかりが先に立つ。
9.
良い猟犬を育てるのは、良い猟人(かりゅうど)だ。
10.
重要なことは「すでに起こった未来」を確認することである。
11.
多情な奴に限って奇妙にいやらしいくらい道徳におびえて、そこがまた、女に好かれる所以(ゆえん)でもある。
12.
目覚めるといつも私が居て遺憾
13.
妻は、揺りかごに足をかけ、糸巻きに手を差しのべて、住まいを立派に築く。
14.
言葉が語ることのできないものがある。それは沈黙しか語ることができない。
15.
ぎぎとなく子の兜虫稿(しま)を継ぐ
16.
「まじめに、真剣に」ということにとらわれると視野が狭くなります。これは一番怖いこと。視野を広げるために一番大事なものは、「道草、ゆとり、遊び」。
17.
結婚も就職も、我慢も大事だが、我慢は目的ではない。どうしても嫌だっから早く逃げるといい。逃げは決して敗退ではない。不幸に終止符を打ち、前向きな手段だ。
18.
「生きている価値」といったことは、客観的に「これこれのことをしたら生きてる価値がある」というふうに決められるものであろうか。ムー(無相)には、どうも、「生きてる価値」といったものは、至って、主観的……
19.
男の仕事は、やせ我慢だ。
20.
勇者らしく感じるためには、勇者らしく振る舞うがいい。そのために意志の力をありったけ振り絞ることだ。そうすれば勇者たらんとする熱情が、恐怖の発作に取って代わろうとするであろう。
21.
聞き上手になるために大事なのは、相手の話がある程度進むまではなるべく口をはさまないことである。つまり、途中で話の腰を折らないよう気をつけたい。話を遮らずにジッと傾聴すると相手は気持ちがいい。
22.
墜(お)ち蟷螂(とうろう)だまつて抱腹絶倒せり
23.
(あなたの)言葉は、あなたの魂が宿っている、あなただけの財産です。
24.
何よりも大切なことは、強さと勇気、意志力です。崇高な目的のためには、自分の命を賭けるくらいの気構えがなければ、決して人を動かせるはずもなく、偉大な改革などできる訳がないのです。
25.
欧米の住宅と日本の住宅と決定的に違うのが、書斎の有無と広さです。日本の一般的な家庭では書斎を持っている人は少ないし、あっても四畳半とか三畳間で、じっと机に向かって座りきり、という人が少なくな……
26.
愛には苦しみが付きものです。いや、苦しみのないところに、真実の愛などない。
27.
神のささやきが聞こえるように沈黙しよう。
28.
おしゃれの本能というものは、手本がなくても、おのずから発明するものかも知れません。
29.
私は大部分の時を孤独で過ごすのが健全なことであるということを知っている。最も善い人とでも一緒にいるとやがて退屈になり散漫になる。私は独りでいることを愛する。
30.
書物は私の心の鍛錬にはならず、知を育んだだけである。
31.
火事遠きこと確かめて寝ることに
32.
ぼくがいつも奇妙に思うのは、世の中にはこれだけ沢山の小説が書かれ、また読まれたりしているのに、誰一人、生活が筋のある物語に変ってしまうことの不幸に、気がつかないらしいということだ。
33.
自我(エゴ)と自己(セルフ)。自我は変革可能だけれども、自己は無限の可能性みたいなものだ。
34.
人声(ひとごえ)の蛍袋に来てやさし
35.
悪人は、おのれの邪心に足を取られてひっくり返る。
36.
考へてをらない蝌蚪(かと)の頭かな
37.
「理屈っぽい」という表現の中にはなんとなく非難の響きがあるし、そういうことを拒否しようとする“だれか”の意志が感じられる。つまり、原因を突きとめられたり、理由を問いただされるのをいやがる人がつくっ……
38.
ぼくらが幼少期を思い出して幸福感に浸るときの記憶は、実際に行った場所そのものの記憶ではなく、そのときに感じた、楽しかったり、うれしかったりした気分の記憶なのである。
39.
人間は労役しなければならず、悲しまねばならず、そして習わねばならず、忘れねばならず、そして帰ってゆかなければならぬ そこからやって来た暗い谷へと、労役をまた新しく始めるために。
40.
人に優しくできる人が、立派な大人だからね。
41.
可能性がまわりに充ちているときに、それをやりすごして通りすぎるというのは大変にむずかしいことなんだ。
42.
元来何しに世の中へ面(つら)をさらしているんだか、解(げ)しかねるやつさえいる。しかも、そんな面に限って大きいものだ。
43.
停留所まで豆腐屋の打水(うちみず)は
44.
変化に向かって敢然と顔を上げ、目の前の運命に対して自由な精神を発揮するとき、その力は敗北を知らない。
45.
相手を説得する場合、激しい言葉をつかってはならぬ。結局は恨まれるだけで物事が成就できない。
46.
自分が動き必死になって全力投球する姿が他人の心を揺さぶるからこそ、他人は自分のために動いてくれる。
47.
叱られて目をつぶる猫春隣
48.
優れたものには利益が宿る。
49.
大目に見てやることは、気の弱さにすぎない。
50.
自然は人間に刃向かうものと、我々は考えている。
51.
日が昇っても、目を閉じれば暗夜と同じ。空が晴れても、濡れた着物を身につけていれば、雨天よりも気持ち悪い。
52.
一歩一歩の中に全体があり、決して全体の中に一歩があるのではない。
53.
ウナギは泥水でも息が詰まらない。
54.
猿に手渡す宝物は、金貨よりもバナナが良い。
55.
おやすみ、親友。明日は新しい日だ。どんなすばらしいことがあるか分からないぞ!
56.
社会は急速に高度化して、眼にみえないシステムの網目のあいだに、すべてを組み込んでしまっている。牧歌的な脱体制や反体制は、すでに無化してしまった。
57.
おれは すこしぐらいの仕事ができて そいつに腰をかけてるような そんな多数をいちばんいやにおもうのだ
58.
天才とは1%のひらめきと、99%の努力である。(ver.0)
59.
いつの時代でも、女は男に愛されることを望んでいるし、男の愛したい女は、決して自我に目覚めた聡明な女ではないようだ。
60.
物干に優しき月を仰ぎけり
61.
人々はじっさいには不自由が好きなんだ。
62.
自分が正しい道を歩んでいると思うのと、自分が唯一の道を歩んでいると思うのは別だ。
63.
本を買うとまず腰巻を脱がす。腰巻というのは、本の下半身に巻きついている細長い帯である。次に外側を捨てカバーを捨てる。中には捨てるにしのびないようないい装幀(そうてい)のもあるが、心を鬼にして紙屑籠……
64.
ピンチを打開できる人間を有能(スゴイヤツ)と言う!
65.
偶像崇拝では、人間の特定の能力が絶対視されて偶像化される。そして人は分離されたかたちで自分を崇拝する。偶像はその人を飲み込み、彼の熱いナルシシズムの対象となる。
66.
迷ひたくなるほど揺れて花芒(はなすすき)
67.
自分がいなくても会社が回るのが理想だろう。だが、それがいざ実現すると、会社における自分の存在意義が無くなったことに気づく。
68.
あなたが生まれたときにあなたは泣いている。そして周囲の人は祝福している。そしてあなたが死んだときには周囲の人が泣き、あなたは「私は立派に生きた」と言えるような人生を行きなさい。
69.
闇というのは、今までは光を引き算して作っていくものだ、つまり光の欠落した状態だと考えられてきたけど、そうじゃなくて、今ある光の状態に暗黒をプラスして生成するものですよ。つまり暗闇は生産であ……
70.
屈辱から目をそらしていても、風向きは一生変わらない。でも風向きを変えたいなら、自分で風を起こすしかないの。他人を本気で助けようなんてお人好しはこの世にいないんだから。
71.
芝のやさしさは冬日が来てきめる
72.
現代というナショナリズムの時代には、レイシズムは政治家の飛び道具である。遠ざけたい相手がいれば罵詈雑言をまき散らし、そして協力しておきたい相手がいるときには美辞麗句を送り合う。
73.
落ち目の芸能人じゃないと描けない何かってのは絶対あるんだよね。上り坂の芸能人じゃ描けないっていう……。今自分のこの年齢で目指しているのは、きっとそこなんだよね。
74.
「親子関係は病であり、治癒は不可能だ」ともうあきらめて、誰もが粛々とこの病原菌に感染して、あとはじわじわと進行し、症状が重くなるのを受け入れながら、一生が終わるのを待つしかない。
75.
真実は太陽と同じだ。さえぎることはできても、消し去ることはできない。
76.
生きるいのちがそのまま時間 生きた時間がそのままいのち 自己のいのちと時間はいつでも一ツ
77.
決まりごとのなかでやることに、私の性が合わない。規則っていうものがダメなんです。規則というものに縛られることがいやな人間なの。だから何かの会に所属するとか、そういうことからも一切避けて生きてきたん……
78.
勝負(に挑むために必要なこと)とは、@頭で考えるA見つけるB試す。
79.
手抜きをしないことこそ、一流選手への条件。
80.
他人のためにも、ことばを持て。なやみ、苦しんでいる他人のためにも。そうして、なんでこんなにほがらかでいられるのか、それをこう話してやるのだ! くちびるに歌を持て。勇気を失うな。心に太陽を持て。そう……
81.
人類は、以前より目立って道徳的になったとか、これまでより賢い指導者に恵まれているとかいうわけでもないのに、自分たち自身の抹殺を間違いなく成就できる道具を初めて手に入れた。彼らはあらゆる栄光と辛苦の……
82.
見えてゐるほかは真つ暗牡丹雪(ぼたんゆき)
83.
仏法は正直な者でないとわからない。
84.
人生はただ一問の質問に すぎぬと書けば二月のかもめ
85.
滴りのしづくの伸びに刻消ゆる
86.
みずからの「生きて行く」行為と日々の重さを、片時も手ばなすまい。
87.
性格は、才能と無関係であることが多いが、天才を常に発奮させる。
88.
子どもマンガを描く際に、読者になんとか喜ばれようと思って、子どもに好まれそうな内容のものを描いたとき、かならずしも子どもにアピールしない。
89.
相手を変えようと思っても、人は他人の言葉で簡単には変わらない。本人がそれに気づいて、意識的に改めようとしない限り、変わらないのだ。
90.
前人未踏の天地を進まんとするものは、荊棘(けいきょく)の道を自ら切り開いて行かねばならない。
91.
クリスマスはこの世界に魔法の杖を振る。ほら、すべてがより優しく、より美しい。
92.
早寝早起き、病知らず。
93.
孤立しないためには、どうすればいいのか。他人の言いなりになったり、機嫌を取ったりすることではない。小さな幸せを分かち合う努力をすることだと思います。
94.
とほくから遠くの空へ初日さす
95.
禅は日々の生活を生きることであって、外からそれを眺めることではない。
96.
おちこむ、滅入る、そういうとき、人にグチをいっても、ヤケ酒を飲んでもしようがないのであって、自分がおちこんだときは、自分で這い上がるべきである。(ようし、まあ、今夜は早く寝ちゃおう)と「気をとり直……
97.
一日勉強しなければ、それを取り戻すのに二日かかる。二日勉強しなければ、それを取り戻すのには四日かかる。一年勉強しなければ、それを取り戻すのには二年かかる。
98.
酒を少しく飲めば益多く、多く飲めば損多し。
99.
虚栄心の攻撃には打つ手がない。どこを撃ってくるかがわからないのですから。誠実さもその罠から逃れる道具にはならない、ユーモアもその嘲りを防ぐ盾にはなりません。
100.
それ以上積み上げたらラクダが倒れてしまう最後の一本の藁(ラスト・ストロー)の見極めをつけ、そこで止めることができるかどうかが、(物事の)結果を大きく変える。(要約ver)
101.
訳もなく妻を叱りぬ夕薄暑(ゆうはくしょ)
102.
二階建てバスの二階にゐるおはやう
103.
疑問を持つことは、知恵や経験の積み重ねに積極的な働きかけを行う。
104.
おまえのかなしみは 一日も早く よごしてしまったほうがいい そして 洗濯機で洗ってしまうのさ ぼくはよく見かける 洗濯物といっしょに 風にはためいている おまえの 白いかなしみを
105.
山の動く日きたる かく云(い)えど 人これを信ぜじ
106.
いい本というのは、そのなかに「いい時間」があるような本です。読書という営みがわたしたちのあいだにのこしてきたもの、のこしているものは、本のもっているその「いい時間」の感触です。
107.
行動を開始するにあたっては、ある基本的な真理の存在を知るべきである。その真理とは、「全身全霊をささげて専念した瞬間に、神意が働き出す」ということだ。夢にも思わなかった様々な偶然や出会い、……
108.
大きな苦労をした時期があったおかげで、前よりもよくわかった。人生はなにがあろうとも、いかに豊かで美しいものか、そして人がふだん気に病むことが、いかにちっぽけなものか。
109.
身体を単なる機械仕掛けと考えると、人体の挙措(きょそ)動作を笑わずにはいられない。
110.
不条理な人間が承認しうる道徳はたったひとつしかない。神をはなれぬ道徳だ、それはつまりおのずから示唆(しさ)されてくる道徳である。ところが、不条理な人間はまさにこの神の外で生きている。
111.
結局のところ、あたかも生そのものは神聖でないかのように、人を死によって祭り上げるのは、我々の悲しい弱さである。
112.
死神というのは、魚を網で捕らえて、しばらくの間水中に生かしておく漁師のようなものである。なぜなら、魚はまだ水中で泳いではいるものの、網の中であることに変わりはなく、漁師は、もうそろそろ頃合いだと思……
113.
愚かな者で、自分を愚かだと思う者はまだ賢い。愚かな者で、自分を賢いと思う者は真の愚か者である。
114.
チャンスは風のようなものでふだんは目に見えないし、気がついたときには遠くへ去っている。
115.
男が怒っている時は、怒りがおさまるまで待て。ガスを持って火に近づくな。
116.
あの人たちには、作者なんて、てんで有り難(がた)くないんだ。一茶が作っても、かっぽれが作っても、マア坊が作っても、その句が面白(おもしろ)くなけりゃ、無関心なのだ。
117.
釣竿の糸にさはるや夏の月
118.
月下美人呼ぶ人来ねば周章(しゅうしょう)す
119.
目標は達成されてもされなくても、人を変えます。目標によって、人は大きく成功に向かって動き出すのです。
120.
大事なのは、他人の頭で考えられた大きなことより、自分の頭で考えた小さなことだ。
121.
不必要なものを手に入れることは、必需品を手に入れることよりも、はるかに大きな精神的興奮を催させる。(ver.0)
122.
人類の最後の朝は寒からむ
123.
大事なことばは、どんなときにも一つです。Here I am と言えることば。心の地球儀をくるくる回して、Here I am とゆびさすことのできることば。
124.
恩は売らずにあげるもの。
125.
「私はべっぴんだ」と思うようにしている。
126.
労働──AがBのために資産をつくるプロセスの一つ。
127.
隠れファンがいると思っておくんだよ。それが美人の秘訣。
128.
父といふさみしき庭に小鳥来る
129.
小説と同じで、恋愛も途中でやめられるようでは本物とは言えない。
130.
クリスマスプレゼントよりも、記念日を祝したメッセージカード。
131.
徳の人と才の人とあり。徳の人は大将の器たるべし。才の人は補佐役たるべし。人にして、才と徳と具(そな)わる人あり。容易ならざる大人(たいじん)なり。君子なり。
132.
幸不幸どちらも、結局は本人が探して見つけているという点では同じだ。
133.
芭蕉が軽みと言ったのは、命の声がそのまま聞こえてくる状態にしていくことだろうと思います。決して句が軽いということではなく、余分なものが全部なくなって、ものが端的に見え、命が端的に聞こえてくるという……
134.
それにふさわしい行動をする。それが社会性です。
135.
きよく かがやかに たかく ただひとりに なんぢ 星のごとく。
136.
記憶力の低下は、時に人生を楽しくする。
137.
信仰というものは、黙ってこっそり持っているのが、ほんとうで無いのか。どうも、私は、「信仰」という言葉さえ言い出しにくい。
138.
理性は情念の奴隷である。
139.
他人が我を忘れていても、冷静さを保った男のように、何がきても激怒しないことだ。
140.
平和という言葉は一人決めできない、一人じめできない言葉であり、むしろ平和ってどういうことだろう、という問いをふだんに共有してゆくための言葉だろう、というふうにおもうんです。自明な言葉でも守る言葉で……
141.
欲すりゃ損する。
142.
“真実”は見つけ出そうとするな。作り出せ。
143.
意志あるところに道あり。(ver.0)
144.
憎しみが本当の根源的な情熱で、愛のほうこそ異様な状態なのです。それだからキリストは殺されました。自然に逆らって語ったからです。
145.
水筒に清水(しみず)しづかに入(い)りのぼる
146.
「できること」が増えるより、「楽しめること」が増えるのが、いい人生。
147.
私は独立を考えている人からアドバイスを求められると、「ファンを百人つくる」ことをすすめています。くじけそうになったとき、あなた以上にあなたを信頼し、励ましてくれるのが、あなたのファンです。
148.
逸話は、時として真実を伝える最高の道具となる。そして心が洗われるようないい話は、しばしば言葉を尽くした説得にもまして、人の心を動かす。
149.
その人をよく知るためには、彼と共に1プードの塩をなめよ。
150.
私は、子供の時から、笑っている人間の客観的立場といったものになじめなかったため、今になっても、笑う男と友情をもちたくないと思っている。
151.
女傘(めがさ)さして時雨(しぐれ)をあゆむ晩年の 父のこころの淋しさびしさびし
152.
現在のあなたは、これまでのいろいろな習慣の束(たば)みたいなものである。習慣は潜在意識の型のことなのであるから、(自分を変えるには)まずこの型を変えよ。
153.
考える前にまず行動! その方が人生楽しいわよ!
154.
言い切る、言い切れることは。思い切る、思い切れるものは。使い切る、使えることばは。とことん無くし切る、無くせるものは。それでもなお、その後にのこってゆく、ごく僅(わず)かなもの。はっきりと感じて……
155.
滅びる運命にある者は、その前に高慢になる。そして、高慢は没落の前に来る。
156.
ひらめきは、それを得ようと準備、苦心した者に与えられる。
157.
謝るくらいなら最初からするな!
158.
新しいものは常に障害にぶつかる。その時戦う者を必要とする。成功させると胸を張り、取り組む者を必要とする。
159.
鳴かぬなら そういう主義の ホトトギス
160.
蓬(よもぎ)摘み摘み了(お)えどきがわからない
161.
湯水のようにお金をつかう楽しみよりも、わずかながらでも利潤をつくりだす生産的な生き方をしているほうが、より充実した喜びを得られるのである。また生産的な生き方のほうが、心の健康にもいいのだ。
162.
努力する限りひとはあやまつ。恥ずべきことは、誤謬(ごびゅう)を犯すということよりも寧(むし)ろ自分の犯した誤謬から何物をも学び取ることができないということである。
163.
人がもし、観ることだけによって世界とかかわろうとしたら、それは「人目につかぬ片隅の壁穴」になることでしかなく、それは自己疎外にほかならないでしょう。
164.
山を登っている人は、登り坂のことしか考えない。
165.
幸福って、何も感じないことなのよ。幸福って、もっと鈍感なものよ。…幸福な人は、自分以外のことなんか夢にも考えないで生きてゆくんですよ。
166.
外に合わせたりするんではなく、内を徹底的に知ると、結果的に外に通用するようになるんです。
167.
従業員の給料は、会社にとって「費用」ではなく「投資」です。その意味で、給料は会社にとって設備投資よりも大事な投資なのです。だから、儲かれば返す。当たり前のことです。そうすれば、皆もっと頑張ります。
168.
願が成就することが救いではないのです。逆に願を持つことが救いなのです。願いが成就してはじめて得られる満足などというものはないのです。