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あの人たちには、
作者なんて、てんで有り難(がた)くないんだ。 一茶が作っても、 かっぽれが作っても、マア坊が作っても、 その句が面白(おもしろ)くなけりゃ、 無関心なのだ。 太宰治[だざい・おさむ]
(明治〜昭和の作家、1909〜1948) 『パンドラの匣』 ※かっぽれ、マア坊は同作品の登場人物のあだ名
〈全文〉
この人たちには、 作者の名なんて、どうでもいいんだ。 みんなで力を合せて作ったもののような気がしているのだ。 そうして、みんなで一日を楽しみ合う事が出来たら、 それでいいのだ。 芸術と、民衆との関係は、 元来そんなものだったのではなかろうか。 ベートーヴェンに限るの、リストは二流だのと、 所謂(いわゆる)その道の「通人」たちが 口角泡(あわ)をとばして議論している間に、 民衆たちは、その議論を置き去りにして、 さっさとめいめいの好むところの曲目に 耳を澄まして楽しんでいるのではあるまいか。 __ Link __ あの人たちには、 作者なんて、てんで有り難(がた)くないんだ。 一茶が作っても、 かっぽれが作っても、マア坊が作っても、 その句が面白(おもしろ)くなけりゃ、 無関心なのだ。 __ Link __ 社交上のエチケットだとか、または、 趣味の向上だなんて事のために 無理に芸術の「勉強」をしやしないのだ。 自分の心にふれた作品だけを 自分流儀で覚えて置くのだ。 それだけなんだ。 __ Link __ 僕は芸術と民衆との関係に就(つ)いて、 ただいま事新しく教えられたような気がした。
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( 作者不詳 )
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( ロイヤル・タイラー )
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( 有賀みどり )
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( 映画『ターミネーター3』 )
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( 深爪 )
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