38001.(仕事選びで)大事なのは(給料ではなく)、自分が好きな事をとびきり上手にやることです。

38002.子供や孫にお金を残そうと思うなら、信用と感謝を残すことも考えてみてください。あなたが残した信用と人からの感謝は、子供や孫の代まで続いていくのです。

38003.二人の仲の一方が、何かにおいて自分に優先を与えたとたんに、たちまち消え失せるのが、友情というものの本質である。

38004.能力さえあればね、マーケットは世界にあるんやから。地球の中で景気のいいとこはいつもありますよ。

38005.人間は二項対立でしかものを考えることが出来ない。

38006.世の中は、おかしなもので、自己の知っている事の十分の一以上を発表すると、その発表者を物知りぶるといって非難する。

38007.皿の上のエサを待つだけが人生じゃないさ。

38008.クリスマスの意味は、プレゼントを開くこと以上に、心を開くことにある。

38009.妻を叩く者は、右手で左手を打っている。

38010.動物は、天敵に会ったときに瞬間的に怖いと思うからこそ、生きのびることができる。

38011.民衆を受け身で従順にしておく賢い方法は、議論の枠組みを厳しく制限し、その枠組みの中で活発な議論を奨励することだ。

38012.良い酒に看板は要らない。

38013.穏やかな心は、辛抱強く長期間にわたって努力した自己管理の結果である。

38014.預言者といえども、人々が言葉での説得を受け付けなくなったら、力を使って信じさせる方法を考えなくてはならない。

38015.人生という貴重な時間を楽しむためには、深刻に考えている暇などない。

38016.真理と誤りが同一の源泉から発するのは、不思議であるが、確かである。それゆえ、誤りをぞんざいにしてはならぬ。それは同時に真理を傷つけるからである。

38017.考えれば考えるほど不安になって、焦って……そんな時こそ、まず目の前のことからクリアしていくんだ。(中略)できることから、すべきことから、一つずつ。

38018.計算が可能な場合には、計算したまえ。

38019.失敗を恐れてはならない。何かに失敗したら、この経験から学んで、次はもっとうまくやると考える。そのプロジェクトをやめて、次へ行く。絶望してはならない。

38020.結局のところ、医学の発達は人類の抱える問題をより多く浮上させ、細分化し、複雑化させただけではないのか?

38021.失敗は失敗として、簡単に挫折することはない。失敗の分析は貴重なノウハウとなって残るのだから。

38022.都会で、ボケーション。

38023.人は嘆き悲しむからこそ人間なのである。

38024.リーダーシップというのは、個人あるいはリーダー・チームが、リーダーやリーダーと部下が共有している目的を追求すべく、集団を誘導していくプロセスである。

38025.音楽はつねに完結することなく、変化しつづけてゆくものです。

38026.何も無くていいんだ。人は生まれて、生きて、死ぬ、これだけでたいしたもんだ。

38027.愛の輝きのない人生は無意味だ。

38028.私は今、老衰の絶頂にある。

38029.「物を大切に」 100回言われるより、1回つくるほうが、身につく。

38031.起きて半畳、寝て一畳。天下取っても二合半。(ver.0)

38032.辛いことがやって来たとき、「これでいいのだ」、赤塚不二夫さんの言葉をつぶやいてごらん。そうすれば、世界は案外笑いかけてくれるから。

38033.(クラブを)ビュンビュン振る。やがて振るコツを自分なりにつかむ。自分流ができあがる。

38034.IT革命とは、実際には知識革命である。諸々のプロセスのルーティン化を可能にしたものも機械ではなかった。コンピュータは道具であり、口火であるにすぎなかった。

38035.自己育成を少しばかり試してみるのを、恐ろしがる人は多い。

38036.何かの問題に取り組んでいるときに、私は美のことは考えず、その問題をどう解くかということだけ考える。しかし解き終えて解が美しくなければ、それが間違いだとわかる。

38037.お前がここで聞いた仏法を全部ここに置いて帰れ。持って帰ったら何するかわからん。だからここに置いて帰れ。

38038.昨日まで蔭で糞みそに相手を酷評していても、今日、利害関係がありそうになればまるで何事もなかったように旧友のごとく肩を叩きあうのが日常茶飯の出来事である。

38039.いかなる時と雖(いえど)も、ぼくは「不運」と地獄とを峻別(しゅんべつ)して考えていたが、これは不運は在(あ)るものだが地獄は成(な)るものだからである。

38040.万物の霊長たる自分には、人間の生命に生まれながら与えられている天賦のものが発現できないはずはないんだと、敢然たる信念が断固として必要なのである。

38041.間違いを犯さない人間はいない。罪を糾弾することは簡単だが、本当に難しいことは罪を許すことである。相手を打ち負かせば、あとは悲しみが残るだけ。

38042.それでお客様は喜びますか?

38043.伝統だとか、文化とかいうと、なんだか唯美主義的に聞えるけれども、実は決してそうではなくて、たとえばうまいソバが食いたい、それを作ってもらいたいというささいな日常的な生き方に至るまで、わ……

38044.背中の袋は自分の欠点を入れるため。(体の)前面の袋は他人の欠点を入れるため。(ver.0)

38045.匿名となると、むしろ道徳的でない人ほど自分を棚にあげて“正義の人”になる。

38046.それだと、わが社は、ハゲルよ。(=もうけがない)

38047.あなたの幸せは、私の幸せ。

38048.風景を壊す復興、何もかも新しくしてというのは、何か間違えている。風景を取り戻さないと記憶というのは残らない。

38049.二つの集団が競えば、互いに敵対意識を持つようになる。二つの集団に共通の目標があると、協力し合い、それを達成しようとする。

38050.相手にとって興味のない話(=話題)は、拷問でしかない。


38051.年功序列は、みんなを出世させるシステムじゃない。目の前に出世という人参をぶら下げて、できるだけ長い時間、全力で社員達を働かせる制度なんですね。

38052.運が悪いと嘆く人は誰でも打てる球を待っている打者に似ている。世間はそんな球を放ってくるほど甘くはない。放ってくるのは打ちづらい球で、それを見送っていては永久に運は掴めない。打って初めて運不運が分か……

38053.勝つというのは、背負うということです。負けた者たちの願いを、受け継いでいくということです。

38054.クリスマスの精神を祝うとは、自分自身を忘れて他の人に奉仕すること。

38055.仕事が自分をつくってくれた。

38056.思想を破壊する思想がある。もし破壊されねばならぬ思想があるとすれば、まずこの思想こそ破壊されねばならぬ思想だ。

38057.書くためにすべてを一から発明する必要はない。そもそも、一からとはどこからだろう。はたして英語は自分で発明した言語だろうか。実は、文章を書くときに使ってきたものは、ほとんどが盗んだものなのだ。

38058.ミスを許さない姿勢はイノベーションをつぶしてしまう。

38059.書くとはじぶんに呼びかける声、じぶんを呼びとめる声を書き留めて、言葉にするということである。

38060.女の力を無視したがる男は、現実が見えないのである。

38061.影響を与えようと思えば、まず影響を受けることだ。

38062.偉大な芸術家は、物事をありのままには決して見ない。それをしてしまえば、もはや芸術家でない。(ver.0)

38063.老後は人生の余白なんかじゃない。

38064.人の外部的な世界とその人の上に起こるすべての事件、経験、出来事は、その人の内にあるイメージの投影なのです。

38065.経営が好きであれば、かりに遊んでいても、そこからふっとヒントを得て、それを経営に有効に活かすことができる。

38066.私たちに起きることのすべては祝福です。つまり、私たちがそもそも呪いだと思っていたものの多くは、結局、祝福(偽装した祝福)です。

38067.人の立場に立つには、本当の想像力が必要だ。

38068.酒を傾けて酵母を啜(すす)るに至るべからず。

38069.「結婚前は相手を両目で見て、結婚後は片目で見なさい」とよく言われる。だが片目でも、相手の欠点は結構見えてしまうもの。いっそサングラスをかけるぐらいで丁度いい。

38070.私たち人間が生きている意味、人生の目的は、心を高めること、魂を磨くことにある。

38071.お金のIQは、大きく分けて四つあります。「稼ぐ」「使う」「守る」「増やす」の四つです。上手に稼いで、生き金を使うこと。そして、うまく守りながら増やしていくことで、経済的自由を手に入れることができる……

38072.疲れても「疲れてない!」、痛くても「痛くない!」と思うことで自分をコントロールすれば、疲労も痛みも感じなくなる。

38073.原子力発電の安全性の問題はまず何よりも技術の問題であり、技術の問題を解決するのはまず何よりも「技術的」にその問題点を乗り超える技術の問題なのだ、というのが原発問題を太く貫く第一義の大道なのだ。

38074.家と会社の行き帰りだけじゃ、運命の人には出会えない。

38075.自分の部下にどういうことをしたいかを聞いたうえで、その通りどんどんやらせれば満足な運営ができるという考え方は、民主主義の幼稚園である。

38076.こいつは付き合いたくないっていう人間や自分が嫌いなやつと無理して付き合う必要はまったくない。付き合う人の代わりはいくらでもいるんだから、必ず。ああこの人、嫌だなあと思ったら二度と会わなきゃいい。

38077.人は自ら足(た)るに止まること能(あた)わずして亡(ほろ)ぶ。

38078.今日地球上には、知識人のマスクをつけたえせ知識人がうようよしている。

38079.普通の学生は講義が始まって十分で退屈する。頭がいい学生ならば五分で退屈する。一番賢い学生は最初から講義に行かない。

38080.いい男は、潰れても必ず立ち直ります。最初の予想と違う形になっても、必ず世に出てくるものです。

38081.艱難(かんなん)は仮面をかぶれる大幸なり。

38082.法は、王の望むように働く。

38083.すべて不滅な作家は、その衷心(ちゅうしん)を吐露(とろ)する。

38084.故郷というのは、二度と帰ることの出来ないものであり、いつもさびしいものなのである。

38085.たのしいことは、終わりばかりに思える。始まりは中々、来ないのに。

38086.財産を失い、僭主(せんしゅ)の地位を滑り落ち、故国を追放されても尚(なお)、人はそれを取り戻す望みがある。だが信頼は、これを失った人間には二度と再び戻ってこない。

38087.軍にとって、民間人は負担だ。だが、戦う一番の動機でもある。

38088.努力を続けるためには、いつも「あと5センチ」と思い続けることです。あと5センチ進めば結果が出るかもしれない。5センチ進んでダメだったら、あと5センチで結果が得られるかもしれない。だから5センチ進む……

38089.この体、不自由な事はたくさんある。だけど不自由と不幸はイコールじゃない。哀れに思われる理由はないよ。

38090.黙って朝のコーヒーを淹れる。誰のものでもないその時間は、じぶんを確かな一人としてかんじることができるのだ。人生には何のなぐさめもない。けれども、ひとの一日には、朝のコーヒーの時間があるのだ。

38091.幸せになる呪文を、ひとつだけ教えてあげましょう。「ありがとう」

38092.世の中を見てみろ。最後まで成功を願い続けた人だけが、成功しているではないか。すべては「人の心」が決めるのだ。

38093.大きな成功を収めるためには天性の素質がなくてはならないと信じ込むことで、自分の可能性を大幅に狭めている人は少なくない。

38094.最大のリスクは、リスクのない人生を送るリスクである。

38095.人間関係を円滑に運ぶコツは、「自分が言われたら傷つくような批判は避ける」ことと、「自分が言われたら嬉しいと思うことをほめる」こと。これにつきます。

38096.経営が好きで、辞を低くして知恵を集めることができるものは、誰でも経営者になれる。

38097.経営陣が大金を懐に入れつつレイオフを行うことは、社会的にも道義的にも許されない。そのような行為が組織にもたらす憤りとしらけは、必ず高いつけとなって返ってくる。

38098.決意をするにあたっては、自分がいまどのような状況にいるかは関係ない。

38099.信心は仏を信ずる心ではなくて、仏の心をいただいた心です。

38100.生ぬるいアプローチでは、生ぬるい結果しか出ない。


38101.市場において最大ではなく、最適を目指す。

38102.男にも女にも真実はひとつなんだよ。ただ、その現れ方が違うだけなんだよ。女の人の中で真実が現れる時、それは理性の形ではなく、心の形で現れるんだ。

38103.(二人きりでいる時)沈黙が続くと落ち着かなくなるのは、他人行儀な遠慮があるからだろう。

38104.嫌な仕事は“今すぐ”やる。あれをしなければ……と一日中気にするのは、エネルギーの無駄である。

38105.善悪を自分で判断すること、それができることこそが、本当の自由なんだ。自分で自由に決めるということの、本当の意味なんだ。

38106.心とは絆によって満ちるもの。

38107.有名になるなんて、じつにつまらないことだよ。初めは愉快だろうけど、そのうち慣れっこになって、やがて嫌になるんだ。メリーゴーラウンドに乗った時みたいにね。

38108.失ってみて初めてわかる愛の重さ。恋愛は、終わったときにこそその価値がわかる。

38109.宴は、果てるものである、つねに。

38110.法律を尊重したければ、まず最初に法律を尊重に値するものにしなければいけない。

38111.過ぎてゆく季節はうつくしい。

38112.(対局の)イメージが浮かぶのは序盤と終盤である。浮かんでしまえば、あとは中盤でその間のつじつまを合わせればいい。

38113.変えられない過去なら忘れるしかない。前に進むためにはそれしかない。

38114.心強くして進め。汝のすべて往(ゆ)くところには汝の神も共にいませば、おそるるなかれ、おののくなかれ。

38115.死んでも、ひとのおもちゃになるな!

38116.社長の仕事っていうのは、社員が楽しく安心して働ける環境を作ること。社長は社員のために働き、社員はお客さまのために働く。社長が従業員のマネージャーに徹すれことができれば、会社は発展し、社長の……

38117.偉い人には、あたかも彼が偉くないかのように接しなさい。そして、偉くない人には、あたかもその人が偉い人のように接しなさい。

38118.今はふんばり時だ。ふんばって、ふんばって、ふんばり抜けば、いつの間にか最悪の時は過ぎ去っている。がんばる力も生まれてくる。はっきりとした希望も見えてくる。

38119.君主(自身)に思いやりは不要であるが、思いやりがあるとあると思わせることが重要である。

38120.大きな池の中の小さな魚になるよりも、小さな池の中の大きな魚のほうがいい。

38121.勝利から学べない種類のものを敗北から学ぶことができる。それほど貴重なものを敗北から学ぶことができる。敗北もまた一つの学ぶ機会なのである。

38122.(子どもは)とにかく生きてくれさえすればいい。生きれば生きるほど、子どもたちは誰かと出会いながら、どんどん学んでくれるはずだから。

38123.大人が先回りをして、手を掛けすぎて育てられた子どもの多くは、自律できなくなっていきます。そして、自分では解決できない問題やトラブルに直面すると、うまくいかない原因を自分以外の周りに求め、安易に他人……

38124.あなたの潜在意識は、終日あなたが考えていることを忠実に再現します。

38125.「なるようになれ。どうでもなるようになれ。流れろ。流れろ。」 ひとりでに流れる力は不可抗(ふかこう)です。ただしこれからの流れようはきめなければならない。

38126.いちばん大事なのは、このように辺境の消滅した時代にあっても、自分という人間の中にはいまだに辺境を作り出せる場所があるんだと信じることだ。

38127.喜びを新たにするには悲しみが要り、信を新たにするには疑いが要る。

38128.企業の目的と使命を定義するうえで、顧客は誰かの問いこそ、最初に考えるべき最も重要な問いである。

38129.理屈ばかりこねて、自分は何もしないという人はダメです。

38130.地獄への道は、善意で敷き詰められている。

38131.その職種の中で新しいチャレンジをし続けているか。物事に新しい意味を生み出そうとしているか。そんなふうに挑み続けるバックボーンになるのは、ここにはとどまらないぞという強さである。

38132.外国へ行く者が、よく事情を知らぬから、知らぬからと言うが、知って往(い)こうというのが、善くない。何も、用意をしないで、フイと往って、不用意に見て来なければならぬ。

38133.取り越し苦労というもの位下らぬものはない。それは心のエネルギーを消耗するだけで、何の得るところもない。

38134.終わる前に終われ。

38135.一度愛すると決めたなら、それを貫き、運良く愛されたなら、その人を守り抜きなさい。

38136.好きな文章家を見つけたら、彼の文章を徹底して漁り、その紙背(しはい)まで読み抜く。そして次に彼のスタイルでためしにものを書いてみる。そんな書き方をしては、お手本の文章と似てしまうではないかと首をお……

38137.適材適所というが、そんなに適材が転がっているものではない。責任を持たせて、どしどし仕事をさせるのが一番だ。失敗をして叱られるうちに、若い人は何でもできるように育っていく。(要約)

38138.世の中をうまく生きるための必要条件は、意欲、根気だと思うが、それを支えるのは何といっても好奇心ではあるまいか。

38139.悪い人間という一種の人間が世の中にあると君は思っているのですか。そんな鋳型に入れたような悪人は世の中にある筈(はず)がありませんよ。

38140.才覚が人並みはずれたものであればあるほど、それを正しい方向に導く羅針盤が必要となります。その指針となるものが、理念や思想であり、また哲学なのです。

38141.自分の本能を信じなさい。肉体的な兆候、特に自分の勘に注意を払いましょう。それはあなたにとって何が最善かを見分ける確かな助けとなります。

38142.人の悪口を言い合うメンバーは、見下せる人を常に探しているので、メンバー同士においても心の中では見下し合っている。

38143.滑り落ちていくような弱い生き方をしてはならん。戦うのだ。己自身の定めと。

38144.死はすべての人が人生でめぐりあう唯一の真実。

38145.出かけた人の分け前はあっても、眠っていた人の取り分はない。

38146.誰も助けちゃくれないから 自分を信じる

38147.急なれば則(すなわ)ち敗(やぶ)る。

38148.オレは風のように自由に生きたいんだ。

38149.「もし生まれ変わるなら、男に生まれたい? それとも、女に生まれたい?」と聞かれたら、私は「猫に生まれたい」と答えるだろう。

38150.人間は、表現された信念である。


38151.生徒が本当によく理解した一つの数学的命題は、その子が暗記して覚え、応用の仕方まで知りながらも、本当の意味の分かっていない十個の公式よりも価値がある。

38152.眼鏡をとって人を見るのも好き。相手の顔が、皆、優しく、きれいに、笑って見える。

38153.人は時々、すでに失われたと思い込んでいるものが、本当に失われたかどうか、確認してみる必要があるね。

38154.おのれをこの世につなぐ鎖を少しずつはずしていくのは、真にえらい仕事。こうして何もできなくなれば、それを謙虚に承諾するのだ。

38155.地金(じがね)あらわれ、本音で生きるというのも、品のいいことだ。

38156.常に自己が自己の本心を生きる。世間体や他人の思惑などにいっさい左右されず、自分が自分の本音を生きる。自己が自己のいのちを本腰で生きる。

38157.あなたの頭の中には今、すでに一生続く収入の流れに変えるだけの十分な情報と経験が存在しています。

38158.天が地よりも高いように、わが道は、あなたがたの道よりも高く、わが思いは、あなたがたの思いよりも高い。

38159.心配、悲観は物事の解決にならない。

38160.道具であれ何であれ、人間と同じように、物にも天寿を全うさせることを考えるべきである。(中略)それを利用した人としては、せめて捨てるときに、物の果たした役割に対して感謝したうえで、葬送をするくらいの……

38161.もし恋愛はすばらしいものだと教わらなければ、男女が恋愛感情なしに結婚していくことをさほど不思議に思わないだろう。その輝くばかりの恋愛のイメージが、恋へのあこがれをかき立てている。

38162.やってみなければわからないよ。無駄だとか、不可能だとか、そんな言葉で自分を逃げ道に追いやっているうちは、何も成功しない。

38163.金なんかなくたって、心が豊かで、誰にも迷惑をかけずに、好きなことをやっていけたら、これが一番幸せな人生なんだろうな。

38164.神は自分にささげられた余りにもむごい犠牲を前にして、なお黙っていられる。

38165.おだてれば豚も木を登る。人がおだてられて登るのは自尊心の梯子(はしご)のような気がする。肝に銘ずべきはおだててくれる人より、その梯子を外そうとする人のほうが多いことだろう。

38166.戦争に行く時は一度祈れ。航海に出る時は二度祈れ。結婚する時は三度祈れ。

38167.あんまり、はっきり割り切れた気持ちで涼しく生きている者(=男)は、かえって私たち(=女)を淋しくさせます。

38168.カッコ付けるのやめましょうよ。何もせんと、奇跡が起こるのでも待つんですか? やるだけやってジタバタしましょうよ!

38169.名を取るより、得を取れ。

38170.われ山にむかいて眼を挙(あ)ぐ。

38171.人生は短いもの。だからこそ、誰とのつき合いにおいても後悔を残したくありません。毎日顔を合わせている人とも明日は会えないかもしれないのですから、日ごろから「ありがとう」「ごめんなさい」をきちんと言い……

38172.自分自身を遠くから眺めたからといって、自分が実際に小さくなるわけではない。だが大きな景色の中に入れば、自分はほんのちっぽけなものだということがわかる。

38173.科学には想像が欠かせない。科学は数学と論理ですべて表現し尽くされるものではなく、何か美や詩のようなものがある。

38174.私も会社では人を使う立場でありますが、実際は毎日、秘書にこき使われています。

38175.人生ってソフトクリームみたいなもんさ。なめてかかることを学ばないとね!

38176.合わせ物は離れ物

38177.私は自分が死ぬ覚悟ならある。しかし、私に人を殺す覚悟をさせる大義はどこにもない。

38178.男には、(幸福はなく)不幸だけがあるんです。いつも恐怖と、戦ってばかりいるのです。

38179.深刻なふりはできるが、人を楽しませるふりはできないものだ。

38180.人はいくつものあの世の条件をクリアして、この世に生まれてくる。たくさんの中からやっと選ばれ、この世で魂を磨く修行のチャンスを与えられる。生まれてきただけで有り難い。受け難き人身を得たのですから。(……

38181.人の生を受くるは難(かた)く、やがて死すべきものの、今、命あるは有り難し。

38182.貝殻をひろうように、身をかがめて言葉をひろえ。

38183.猫に迎え入れられることより心が温まることは、人生にはそうない。

38184.知識も大切だが、知恵をもっとだせ。知識は比較的簡単に手に入るが、知恵は大きな努力と体験がないとなかなか手に入らない。

38185.いかなるものも変化しつつあります。これは真理です。

38186.破るるは得意の絶頂にあり。

38187.感動とは人間の中にではなく、人と人の間にあるものだ。

38188.寝ている言葉を起こさないと詩は始まらないのである。

38189.風景と共存していくということを考える中で体験が受け継がれていかないといけないんじゃないかな。

38190.まける人のおかげで 勝てるんだよなあ

38191.つまんないこと考えてるなって思った時には、間違いなく猫背になって歩いている。逆に、姿勢を正して歩いていると、自然に呼吸が整ってくる。そうすると精神が安定してくる。

38192.女にとって、結婚はいくさと同じです。旗色が悪くなったからと言って、逃げ出すわけにはいきません。

38193.音楽もそうだが、活字からひきおこされるイメージは、深くてゆたかで、容易に消えない。

38194.活かして人を使うとするならば、その人に責任を自覚させて重く用いるという事が、一番間違いない方法だ。そしてそれからそれからと、仕事をさせるようにしむけて、遊ばせておかないようにしておくに限る。

38195.心の中の混乱を取り除き、そこから秩序めいたものを創造できることは、なんという恵みであろうか。

38196.生きるって、心を「清く、強く、深く、広く」することじゃないかしら。

38197.どんなときでも100パーセント、正しい適切な判断ができる人はいない。「まあ、いまのところはそう思っているのだけれど、もうちょっと様子を見てみないと何とも言えないね」といったあいまいさを認めるゆとり……

38198.夏のお洗濯は、女の仕事のうちで、一ばん楽しいものだそうである。

38199.人は出来る限りは正直にならねばならぬと思っている方であるが、それでも嘘をついてしまってほっと安心している平和な顔や心には、なかなか捨てられないものがあると思う。

38200.力を抜く時は抜く。入れる時は入れる。必要なだけな。


38201.いまが大事

38202.妻があれば、どんなにしても、「恰好(かっこう)よく」生きることはむつかしい。

38203.人間は生まれたときから誰にでも、さまざまな欠点があるのです。そして、ほとんどの人が自分の短所ばかりに目を向けて、長所のほうに全く光を当てようとしないのです。本当はいいところもたくさんあるのです。

38204.合理的な生き物にとって、不合理なものだけは耐えがたい。

38205.存在にあっては、優れている人はひとりもいないし、劣っている人もひとりもいない。一枚の草の葉も大きな星もまったく平等だ……。

38206.これだけは人に負けるわけにはいかない、そんなこと何かしてきたか? やると決めたからには必ずやり遂げるんだと、必死にもがいたことはあるか?

38207.子供がいると あたりの空気は 何(なに)か鳥のように羽搏(はばた)いている よい花のにおいもするようだ

38208.平凡な日々の業務に精励するという事こそ最も高尚な精神生活かも知れない。

38209.自らの成長につながる最も効果的な方法は、自らの予期せぬ成功を見つけ、その予期せぬ成功を追求することである。

38210.「人間の夢は宇宙よりも大きい」と考えることは、傲慢さにつながりやすいから、注意が必要である。

38211.福はうち 鬼はそと 待ってください 待ってください その二人は 絶対別れられないのです その豆 福だけを欲しがる この私に投げてください

38212.数学に対する能力は、他の学問に対する能力に比べて現れ方が稀だ、というような説は、数学を始めるのが遅すぎた者、あるいはしかるべき努力をせずに数学に関わり合う者たちの作り上げた錯覚にすぎない。

38213.知識に個性を加え、知恵を生み出す。

38214.驚くような、そして粘り強く衝動的な人格は、成功者には珍しくない。

38215.信頼関係の無いところでの批判は、相手の怒りを生み出すだけです。

38216.たった一曲だって、他人に最後まで聴かせるということは、けっこうすごいことなんだ。音楽に限らず、映画だってマンガだってお笑いだってね。

38217.できる人が、できることを、できる時に。(ver.0)

38218.怒られるってことは、期待されてるってこと。

38219.鉄は熱いうちに打て、というが、恋愛に限れば熱いうちは結婚を決めないほうがいい。お互いに打算も働かすことができるやや冷めてきたときによく考えて決めるべきである。

38220.権限を持っている人ほど、部下たちの業績が低い場合には部下を低く評価し、(部下たちの業績が)高い場合には、自分の影響力が高かったと評価する。

38221.やりたいと思ったときに、ぱっと手を出さないと届かなくなることがあるんだ。

38222.一日一日をど真剣に生きる。

38223.本を読む動機は二つある。一つは楽しむため、もう一つは自慢するため。

38224.身近な人の死に逢うたびに わたしは人間のいのちのはかなさにガクゼンとします この世に人間として生きている尊さを 骨身にしみて感じる時 わたしには仕事への闘志が湧いてきます

38225.生きてゆく とことんまでを生き抜いて それから先は君に任せる

38226.春、夏、秋、冬の四時は、おのおのその功を成し遂げると、順序よく移り変わってゆくものだ。あなたも功成り名遂げたのだから、潔く後進に道を譲るが良かろう。

38227.何もかもちゃんとわかっていてもね、時には濁らなければならぬこともあるんだよ。

38228.亭主は妻を叱ったりできない。(中略)男は、(自分と)寝た女を叱れない。大体、女は、寝た男に叱られたって鼻で嗤(わら)うだけだ。

38229.男と生まれてなってみたいものは、オーケストラの指揮者と連合艦隊の司令長官、それとプロ野球の監督である。

38230.いま、ここ を この自分が、具体的に、どう動くか── 無責任な傍観者になってはいけない。

38231.悲心は 悪人に 焦点を結ぶ

38232.人間は確実に〔死〕へ向かって進んでいる。しかし、現代は〔死〕をおそれ〔生〕を讃美する時代である。そして〔死〕があればこそ〔生〕があるのだということを忘れてしまっている時代なのである。

38233.一本の樹は 歴史ではなくて 思い出である

38234.“知り合いがわんさといたって、友だちはひとりもいない”ってことは、ありうるんだよ。

38235.一本の筆と一帖の紙を与えられたら、作家はそこに王国を創(つく)る事が出来るではないか。

38236.ニセモノだらけ、嘘だらけの世の中で、本物になろうとすることは容易なことではありません。二日や三日で身につくものでもありません。けれども「そうなりたい」と考えている人と、いない人では、その人生に天と……

38237.生きること、夢見ること以上に重要なことがある。それは自分本来の姿に目覚めることだ。

38238.どうにもならんことは そっと そのままにしておく

38239.佳(よ)き文章とは、「情籠(こも)りて、詞(ことば)舒(の)び、心のままの誠(まこと)を歌い出でたる」態のものを指していう也なり。情籠りて云々(うんぬん)は上田敏、若きころの文章である。

38240.出産は人類を未来へつなぐ輝かしい生命の営みだ。

38241.古来、天才は自分の真価を知ること甚(はなは)だうといものだそうである。自分の力が信じられぬ。そこに天才の煩悶(はんもん)と、深い祈りがあるのであろう。

38242.“死”とは水が沸騰し水蒸気となるに等しいことだ。怒らず悲しまず受け止めるべきだ。

38243.家は、家族の思い出をつくる場所。そこで、ともに生きて、ともに成長していく。家族と過ごした幸せをしっかりと胸にしまって、次の人生に旅立ってゆく……そんな場所。(要約ver)

38244.知っているということは至福である。なぜなら知識──該博(がいはく)で深い知識──を持つことは、真の目的と偽りの目的、高貴なこと卑俗なことを区別する能力を持つのと同じだからである。

38245.いまためされているのは、何をなすべきかでなく、何をなすべきでないかを言い得る、言葉の力です。

38246.ようやく気付いたの。幸せというのは、瞬間なのよ。

38247.この三百ドルが最初の雪のひとかたまりだ。転がせ。転がして転がして、遂には見上げるような大きな雪ダルマにしよう。

38248.人は好きなことをしている人間を応援したくなるものだよ。人は、花を愛する花屋で花を買うと、幸せな気持ちになる。

38249.飲んだら乗るな! 乗るなら飲むな!

38250.愛とは、自分自身あるいは他者の精神的成長を培うために、自己を拡げようとする意志である。


38251.人は生きてきたようにしか死なない。

38252.科学の何たるかは、結局のところ、理解である──だから科学は、頭を使わない単純計算などでは決してない。

38253.貞淑(ていしゅく)さを失った関係はわびしいが、貞淑をいつも必要としている関係は、もっとわびしい。私有しなければ貞淑さなど問題にならぬことなのだ。

38254.(声楽家を)早く(=50歳くらいで)おやめになる方はもったいないと思います。私自身考えてみますと、やっと80になって歌が歌えたという気がしますからね。長生きしてよかったと思います。

38255.創造主は私たちを、試行錯誤によって学んでいくように創られた。

38256.若い人は高尚な理想を持たなければならない。そしてそれを行う勇気がなければならない。

38257.経済を活性化させるためには、消費を増やせばいいわけです。好景気のサイクルを生むには、お金が動くことが必要なのです。

38258.丸い卵も切りようで四角。

38259.あれは正しかったとか、正しくなかったとかいうのは、(会社が)つぶれるときにならないと分からない。

38260.我々は我々自身をはめこむことのできる我々の人生という運行システムを所有しているが、そのシステムは同時にまた我々自身をも規定している。それはメリー・ゴーラウンドによく似ている。

38261.校長をがさっと替えれば教育は変わる。人事を変えれば教育は変わる。

38262.いかに優れた決定に見えようとも、必要条件の理解に不備があれば、成果をあげられない。

38263.男の本質は、マザー・シップ。(要約)

38264.決断というのは、百パーセントの情報があったら誰でもできます。しかし、それじゃビジネス・チャンスとしてはもう遅い。本当の決断は、60パーセントぐらいの時でなければいけません。

38265.旅行を心に描くことは、旅行する機会を生み出します。

38266.目的と目標を使い分けることが肝心です。目的は、行動するときの理由です。目標は、どのレベルまで行なうかという到達点を示すものです。

38267.自分が大切である だから 他の人を大切にする

38268.だらしがなくったっていいよ。だって人間なんだもの。でしょ? 人間でしょ?

38269.人間は、他者に強制することをとりわけ好む動物だ。他者に強制することによって、自分が偉くなったような気がするからである。一度この味をしめた者は、強制できる既得権をなかなか手放したがらない。強制する権……

38270.人間にとって物理的な生存の次に大きな欲求は、心理的な生存である。それには、「理解され、認められ、愛され、必要とされ、感謝されること」が必要なのである。

38271.君子は物を使い、物のために使われず。

38272.どうか、あなたの人生で、あたしの(人生の)台本をよごさないで。

38273.わたくしは自分の価値観で、生きています。色々なことを言われているのは、知っていますけれども、それによって、わたくしの価値観や生き方を、変えるつもりはありません。たとえ、そのことによって、誰からも好……

38274.言葉が拒否するのは、たった一つ。沈黙と並んで、騒音になることである。

38275.努力して良くなるなら、世の中みんな良くなってるはずですよ。

38276.焼き滅ぼすは一瞬、建設は百年。

38277.自分に引け目がない限り、正々堂々前を向いとけばよい。(標準語訳)

38278.忘れるのも悪いことじゃないよ。

38279.趣味はとことん突き詰めろ。趣味が人生のチャンスを広げる可能性もある。

38280.愛は人を弱くする。だが、人を人たらしめるのも愛だ。

38281.前向きに物事をとらえる姿勢。これがあると、また新たな方向性の発見があったりするのであります。

38282.大切なことは、(空気、水、食べ物、そしてそれらをもたらす自然に)感謝するという深い心です。これこそが、モッタイナイ精神の最も大切な価値なのです。

38283.私たちの全エネルギーは、過去と未来に閉じ込められています。過去と未来から全エネルギーを解き放った時、すばらしい大爆発が起こります。その爆発こそが創造力です。(ver.0)

38284.日本人が櫻(さくら)を好きなのは其(そ)の散り際が潔いからである。

38285.たのしいセックスができることは、ダンスや歌がうまかったり、絵に秀(すぐ)れていたり、演技が上手だったりするのと同じようにその人の教養であり、才能でもあるべきです。

38286.人生でいちばんきついのは、心ならずも誰かを傷つけてしまうことであって、自分が傷つくことではありません。

38287.男は、女のように容易には怒らず、そうして優しいものである。

38288.几帳面は王者の礼節。

38289.人間と人間との真の結合は可能だろうか。結合するための「理解」とは、表面上の一種の契約かもしれない。何びとも真の理解に達することは出来ず、理解しえたという錯覚の上に安心しているのかもしれない。

38290.も少し弱くなれ。文学者ならば弱くなれ。柔軟になれ。おまえの流儀以外のものを、いや、その苦しさを解るように努力せよ。どうしても、解らぬならば、だまっていろ。

38291.演技とは相手へのリアクションとしてしか成立しないものだ。内面世界は外部からの働きかけに反応したときはっきりする。

38292.多かれ少なかれ、誰もが自分のシステムに従って生き始めていた。それが僕のと違いすぎると腹が立つし、似すぎていると悲しくなる。それだけのことだ。

38293.いま泣いたカラスが もう笑う── 大人のわたしには それができない からだばかりでなく 頭が固いから 心が固いから

38294.リストラされた人間には、会社を離れるべきそれなりの理由があった。ただそれだけのことだ。

38295.親との葛藤の経験が乏しい人は、上の世代に対して否定的な感情を抱いたときに、どうやってそれを表現してよいのかわからず戸惑う。そして、そのままグッと我慢してしまうか、あるときいきなりキレたり、「もう辞……

38296.言葉は、自分の内側でだけ堂々めぐりさせていると自分を傷つける刃(やいば)になりかねない。しかし、外に向かって上手に表現できるならば、胸中を吐露(とろ)する道にもなる。言葉が自分の心の汚れ、澱(おり……

38297.言葉は言ってしまった時に、その音響はなくなっているようだが、波動は残っている。かりそめにも人の幸福を呪ったり、人の喜びを損なうような言葉を冗談にも言うべきではない。

38298.しばらく相手の激情(=怒り)が続くようなら、椅子に座ってもらったり、コーヒーをすすめたりするのもいい。座ったり、飲み食いをしたりすると、攻撃傾向が弱まることが多い。

38299.勇往向前、一日は一日より新たならんと欲す

38300.仕事というのは、本当にいい薬だよ。


38301.挑戦しなければ、当然チャンスも逃す。

38302.最も安上がりで簡単なセールスは、あなたがこれまで提供してきた商品やサービスに満足している顧客へのものです。

38303.子供が欲しいというのは、大昔からの、原始的で野蛮な本能で、自分の作った生き物を見たいということです。

38304.やさしく話しかければ、やさしく相手も答えてくれる。

38305.知識労働者は自らをマネジメントしなければならない。自らの仕事を業績や貢献に結びつけるべく、すなわち成果をあげるべく自らをマネジメントしなければならない。

38306.(文句をいうことへの)遠慮や我慢は、大切な大切な一日を腐らせてしまいます。グズグズ、クヨクヨ、いいたいことを遠慮して、したいことを我慢していると、あっという間に時間が過ぎて歳をとって……

38307.人生は選択の連続である。

38308.子どもは貧乏でもつくれるけれど、仲のいい男女は貧乏から生まれない。

38309.怒りの正体は「べき」という言葉に集約することができる。自分の中の「こうすべき」「こうあるべき」という思考が周囲の認識とズレる際に怒りが生まれる。

38310.努力は夢中には勝てない。

38311.記憶という土の中に種子を播いて、季節のなかで手をかけてそだてることができなければ、ことばはなかなか実らない。

38312.今日できることを明日に延ばさない人が成功する。

38313.今後、学校では文学は教えないということになると、教科書をきっかけに詩や文学に目覚める人もいなくなり、大人の教養という面では、家庭ごとの文化資本の差が、いままで以上に効いてきそうな気がします。

38314.明日からがんばるんじゃない。今日をがんばり始めた者にのみ明日がくるんだよ!

38315.あなたの人生におけるすべてのものごとには、価値があります。失敗にも、成功にも。平凡なアイデアでも良いマーケティングを行えば、一生続く収入の流れをつくることができます。

38316.我死なば 焼くな埋めるな野に捨てて 飢えたる犬の腹を肥やせよ

38317.人に自分は大事な人間だと思わせよ。実際その通りなのである。

38318.子供というのは「もの」ではなくて「事件」であるということが重要なんです。

38319.昔のことをやたら持ち出すのは、民族が大人になっていない証拠なのよ。

38320.文明の全体が、人間と雄と去勢物の中間のものを女性と呼んでいるのだ。

38321.他人の目や評価を気にしている限り、新しい人生には踏み出せない。

38322.厳粛=阿呆感(あほうかん)

38323.すべての出会いに、感謝しましょう。偶然のように思える出会いも、実はすべて必然なのです。そして、あなたを喜ばせたり楽しませたりする人だけではなく、悲しみやせつなさを味わわせてくれる人というのも、……

38324.日本は法治国家ではない。痴呆(ちほう)国家である。

38325.戦争になるや、言葉は意味を失います。いったん戦争が始まれば、そこにはもう、倒すべき「敵」しか存在しません。

38326.非難は、自身の弱さから。いたわりは、自身の強さから。

38327.死んで償えるようなものは罪というに値しない。

38328.会社人間は、養豚場の豚よ。彼らは、管理される能力にはたけているけれども、創造力はまるでない。自分でエサを取る機能が退化してきている。受験戦争への適応力があるだけの人間がエバるな、っていうのよ。会社……

38329.いつも夢というパワーを信じなさい。

38330.猫にはオモチャでも、ネズミにとっては涙。

38331.ワシがワシがという「自我」がとれて、すがすがしい裸の心が現れる。それは生まれ変わった人間の姿だ。だから人の魂を打つ。

38332.マイナスの出来事に目を向けるのではなく、力を抜いて、流れに身を任せましょう。長い目で見れば、どんな人の人生もよくなるように導かれています。気がつかないうちに、あなたの人生は静かに幸せな場所へと運ば……

38333.人並みに生きるくらいなら、死んだ方がましだ。

38334.(選手に)どこか良いところがあれば、そこを生かせるところで使ってやろうと思う。それで花開くこともある。

38335.人の体っていうのは、口からとった食べ物でできているの。心だって体がなければ働かないの。食べるってことは生きるっていうことよ。

38336.いつか、本当のあなたを認め、あなたの可能性を見出す人との出会いが訪れる。その不思議なめぐり合わせこそ、あなたが力を最大限に発揮させるきっかけとなるだろう。

38337.経営学は知ることができる。しかし、生きた経営というものは、教えるに教えられない、習うに習えない、自得するしかないものだ。

38338.死にたくないから生きたときもあった。死なないから生きたときもあった。生きたいから生きたときもあった。しかし、生きずにはおれないから生きるときがあってもよいのではないか。

38339.私にとってこの世の中の現実は、眠りの中の夢の連続でもあり、また、眠りの中の夢は、そのまま私の現実でもある。

38340.我々は、不幸を通じてますます徳を高め、智恵を働かせ、耐える心を鍛え、勝利と栄光を目指してひたすら前進しなくてはならない。

38341.惚れているとき、そのひとに順応するのは、楽しくはあっても、辛いなどとは言えない。

38342.結局、日本人は日本語という言語は持っていますが、自分を主張するという論理は持っていないんですね。

38343.なぞなぞは、最高の脳トレになります。頭の回転力・想像力・発想力を高めます。しかも、最高のコミュニケーションツールにもなります。例えば家族。子供との会話が不足してる親御さんは、ぜひ活用してみることを……

38344.偶像崇拝を簡単に否定してはいけない。それは潜在意識を動かす一つの効果的な方法なのだから。

38345.高山の頂(いただき)にして親と子の 心相(あい)依(よ)るはあはれなるかな

38346.街をつくることは、地球の一部をつくること。そして、地球の未来をつくること。

38347.他人の食卓を当てにする者は、世の中が暗闇に見える。

38348.最小の労力をもって最大の欲望を満たすことが、人間の経済行為の基礎原理である。

38349.夢は金を出してでも買え。金ごときで買えるものだったら、買っておけばいい。

38350.戦争を経験すると、死や貧しさ、危険などについて学び、安全な暮らしの大切さや、それが「突然失われることもある」という現実を、痛感させられます。そして、「どうしても失いたくないもの」は何なのか……


38351.しゃべっているとき、書いているとき、精神は空腹をみたしているのだが、そのときほんとに養分として摂取されるのは、ごくわずかで、あとは老廃物として排せつされているのとおなじだ。

38352.なんでユーモアが(世間で)こんなにないがしろにされるようになったかっていうとね、そこに経済が働かないから。笑い、ってね、(芸能界以外では)金額につながらないんだよ、笑わしたから得だとか、現金が入っ……

38353.映画館の暗闇というやつは、ときには数億光年の遠さを感じさせる。

38354.ひとりよがりの善意が相手を傷つけ、親切が他人の重荷になることを気づかぬような人間ほど始末の悪いものはない。

38355.目先のよく見えるお道化者は、決して頂上を極めてやろうなどという野望は抱かない。またどうしても己が野望を実現したいと思うときは、別のものになって再登場する。

38356.生きていることが怖い人は、自己蔑視している人です。

38357.(相手の)いいところを好きになることは、誰にでもできる。でも、それは愛ではなく、単なる好き嫌いなの。

38358.若いすぐれた資質に接した時には、若い情熱でもって返報するのが作家の礼儀とも思われます。自分は、ハンデキャップを認めません。体当りで来た時には、体当りで返事をします。

38359.人は年を重ねるにつれ、真の勝利は他人によって判断されるのではなく、自分自身が判断するものであり、永遠に続く勝利とは、自分のゴールを明らかにしたときに初めて勝ち得られるものだと気づく。人はそのゴ……

38360.自分の家というのはつねに一代のものであり、それは西部の草原に愛する妻と二人で小舎(こや)を立ててはじめてゆくような「創生」の歓びに充ちたものだと思っています。

38361.二度聞いて、一度話す。

38362.今日ひょいと山が恋しくて 山に来(き)ぬ。去年腰掛けし石をさがすかな。

38363.企業経営というのは、大儲けするよりもつぶれない工夫だ。少量・多品目生産は、経営効率としては明らかに悪い。しかし、経営の安定を思えば正しい選択。

38364.食後の一睡は、百薬の長たり。

38365.どんなにたくさん知り合いがいても、意味のない百人の知人をつくるよりは、意味のある三人とつながっていたほうが、いいアイデアが生まれる。誰だって、大して絆も深くないただの知り合いに、いいアイ……

38366.【人生を正しく生きる基本】──良い習慣をつけるよう心がけること。積極的な人と交際すること。消極的な感情、思考を抱かないようにすること。常に心に理想を描くこと。相手の気持ちになって考えてみること。……

38367.松明(たいまつ)はおのれ自身の手でかかげて行こう。

38368.聖なるものは、ただ聖なるもののみが知る。

38369.自分は正しい、自分はこれでいいんだ、自分はこうなんだ。そう思い込み、自分を肯定してしまうと、進化がなくなります。

38370.いろいろ問題のあることがむしろ望ましい。経営者としては瞬時も休めるときがないという時代こそ、生きがいを感じるときである。

38371.プロは後悔しない。

38372.不可能は自分が作り出しているもの。可能性は自分の考え方次第で、無限に広がっていくんだ。

38373.精神力は貯金と逆だ。引き出し続けることで増してくる。

38374.おまえさん、さっき死にたいと言っていたね。バカなことを言うもんじゃないよ。世の中はじまって以来、死ぬと言って死んだ人はいないんだから。

38375.本を閉じて、目を瞑(つむ)る。おやすみなさい¥。すると、暗闇が音のない音楽のようにやってくる。

38376.思いやりは、富める者の気休めである。

38377.情熱は移りやすく、一緒に働く人々に伝染していく。

38378.複雑に調味された美味な料理は、飽くこともまた早い。都会の人よりも田園の人により多くのなつかしさをおぼえるのは、そこに純な人間味が失われていないからであろう。

38379.時々、私たち自身の光が消えた時、他の人の火花によって、元気になることがあります。私たちは自分の心に火を灯してくれた人々に深く感謝したいものです。

38380.悲しいこと、苦しいことを泣き言の種にするのではなく、自分を磨くことに役立てる。

38381.自分の人生の運転席に、他人を乗せてはいけない。

38382.自分はどの道で行くのか、人生の基本方針を早めに決めたほうがいいだろうね。そのほうが、その人なりの人生が楽しめるんじゃないかな。俺の人生の基本方針? 当然「適当」だよ!

38383.やっぱり人生、物語なんだよね。だから自分で脚本を書いて、ドラマチックに生きた方がいい。そうすれば、ちゃんとドラマは完結するから。

38384.わたしの かんのんさま あなたの おかげで ぐちも こぼせる

38385.夫婦が睦(むつ)まじく、相互が尊敬と優しさで結ばれている家庭には、非行児は出したくても出るものではない。それは家庭の貧富、社会的地位には関係ない。

38386.日本料理は品の取り合せと、器の趣味に凝ることにおいて、眼の料理であり、支那料理は舌の料理であると云(い)われる。

38387.その行動を勝手に自分に都合よく解釈してそれで「救われた」「癒された」と思えるところにペットのよさはある。

38388.働き者を誘惑する悪魔は一匹だけだが、暇人には千匹の悪魔が寄ってくる。

38389.人間死ぬときは、金も名誉も関係ないはずだ。なまじ金持ちになったりするから、家庭や兄弟が悶着を起こしたりする。死ぬまで金に執着したり、金の力に頼らなきゃ何もできない人間は不幸だと思う。

38390.『この花はおれが咲かせたんだ』 土の中の肥料は そんな自己顕示をしない おれのような

38391.定かではない何かを欲しているときがある。そういうとき、遠くを見がちになる。しかし、足許を見たほうがいい。欲しているものの芽が出ていることがある。

38392.何事もとことんまでやらぬと気がすまぬ性格が私の今日をなした。

38393.この世の生活(いのち)は、ただつかの間の楽しみにすぎぬ。来世こそ不滅の宿。

38394.一つの概念をしゃべるとき、その内容か表現に独創性がなければ、男子は沈黙しているべきだ。

38395.真に優秀な人間とは、常に何事もただで与えられず、すべて代償を払って築き上げねばならぬことを、一番よく知っている者のことをいうのである。彼らは仕事をするに当たって、障害のないことを恐れ、自分でそれを……

38396.人生なんてね、正解も不正解もないんだよ。他人がどう言おうが、自分がこれでいいんだと思えれば、それが最高の人生だよ。

38397.(小説の)読者は、その説明文に頼り過ぎていけない。作品以外に説明文を熱心に読む傾向があるから、いけない。とにかく、悪い癖である。作者だって、自作に就(つ)いて的確な説明は、容易に出来るものでない。

38398.美と女らしさは年齢と関係がないものだし、作ろうとして作れるものではないと思うの。そして、魅力は、こんなことを言うと、その専門の人たちは困るでしょうけれど、人為的に作り出せるようなものではないと思うの。

38399.私たちは、自分自身に対して嘘をつく時、最も大きな声で嘘をつく。

38400.(善意から起こる近所迷惑のような)善人のゲームにはルールがない。どこから飛んでくるかわからぬ一撃を、絶えずぼくは恟々としておそれていなければならぬのである。