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心理療法とは、クライエントにとって自分の問いに最終的な答えが与えられることではなく、自分一人の力ではどうにもならない問いが、自分の力でどうにかなりそうな問いに変化すること、すなわち、「答えの獲得」ではなく「問いの変容」を目的としたものだと言えるのではなかろうか。

[ 出典 ]
河合隼雄[かわい・はやお]
(臨床心理学者、元文化庁長官、1928〜2007)
『心理療法入門』

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〈抜粋文全文〉
心理療法とは、クライエントにとって自分の問いに最終的な答えが与えられることではなく、自分一人の力ではどうにもならない問いが、自分の力でどうにかなりそうな問いに変化すること、すなわち、「答えの獲得」ではなく「問いの変容」を目的としたものだと言えるのではなかろうか。
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悩みをなくしたいと望んで心理療法を求めるクライエントは少なくないが、悩みをなくすというよりも悩みを悩みやすい形に変容させるのが心理療法の実態であり、治療者の役割は、クライエントの問いがクライエント自らの力で問えるような形になるまでクライエントに付き合うことだと言えるかもしれない。
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このように、心理療法における「答え」とは新たな「問い」である、ということもまた両義的な事態といえよう。

心理療法家は、イメージに関して言語化を行う時、動きを止める「答え」を与えるのではなく、新たな動きを生ぜしめる「問い」を発するといってもいいであろう。
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