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[ 名言 ]
今は初夏!
人の認識の目を新しくせよ。
我我もまた自然と共に青青しくならうとしてゐる。
古きくすぼつた家を捨てて、
渡り鳥の如く自由になれよ。
我我の過去の因襲から、
いはれなき人倫から、
既に廃(すた)つてしまつた真理から、
社会の愚かな習俗から、
すべての朽ちはてた執着の繩を切らうぢやないか。

[ 出典 ]
萩原朔太郎[はぎわら・さくたろう]
(大正〜昭和の詩人・作家、1886〜1942)
詩「初夏の歌」
散文詩集『宿命』

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[ 別表現/別訳 ]
社会の愚かな習俗から、
すべての朽ちはてた執着の繩を切らうぢやないか。

[ 補足 ]
※原文漢字表記は、「廢(すた)つて」「眞理(しんり)」「社會(しゃかい)」「聽(き)け」「隱(かく)れて」「幽靈(ゆうれい)」

[ 関連キーワード ]

[ テーマ別今日の名言 ]

自然


鳥全体
自由
過去
習慣・慣習
道徳・モラル・倫理
真理
社会
政治・社会問題
愚かさ
詩作品
日本の文豪
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 夏 
認識
 目 
新しさ・新しいこと
自然
 家 
渡り鳥
 鳥 
鳥全体
自由
過去
習慣・慣習
道徳・モラル・倫理
真理
社会
政治・社会問題
愚かさ
詩作品
日本の文豪

[ 全文・続き ]
〈全文〉
今は初夏!
人の認識の目を新しくせよ。
我我もまた自然と共に青青しくならうとしてゐる。
古きくすぼつた家を捨てて、
渡り鳥の如く自由になれよ。
我我の過去の因襲から、
いはれなき人倫から、
既に廃(すた)つてしまつた真理から、
社会の愚かな習俗から、
すべての朽ちはてた執着の繩を切らうぢやないか。
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青春よ!
我我もまた鳥のやうに飛ばうと思ふ。
けれども聴け!
だれがそこに隠れてゐるのか?
戸の影に居て、啄木鳥(きつつき)のやうに叩くものはたれ?
ああ君は「反響(こだま)」か。
老いたる幽霊よ!
認識の向うに去れ!
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