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[ 名言 ]
人間は「老・病・死」に直面して初めて自分を把握し、
自分の生命が数十年の使命を終えて無機物に還るその過程を
「受諾」する気持になれる。
つまり「老・病・死」は、
人間が自分を真に成熟したものとして育てるための、
最後の贈りものなのである。

[ 出典 ]
曽野綾子
[曾野綾子、その・あやこ]
(作家、1931〜)
『辛うじて「私」である日々』

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[ 補足 ]
※(「老・病・死」に直面して)、(老・病・死)は七瀬音弥による前段部からの補足

[ 関連キーワード ]

[ テーマ別の名言 ]
《 把握 》
《 直面 》
《 老い・年をとること 》→ 今日
《 育てる・育む 》
《 成熟 》
《 使命・ミッション 》
《 過程・プロセス 》
《 贈り物・プレゼント 》
《 気持ち 》
《 曽野綾子 》→ 今日
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《 星座別名言と運勢 》
《 血液型別名言と運勢 》

[ 全文・続き ]
〈全文〉
あらゆる願わしくない、しかも不当な運命に会う時、
人間は飛躍的に精神を太らせて(=ふくよかに成長させて)来た。
__ Link __

罰を受ける理由はないのに
「老・病・死」を苦しまねばならぬ時に、
人間は初めてこの地球を
全体として眺めることができるようになる。
__ Link __

信仰や哲学がそのためにできた、
などという言い方をしなくても、
人間はその時になって(=「老・病・死」に直面して)初めて自分を把握し、
自分の生命が数十年の使命を終えて無機物に還るその過程を
「受諾」する気持になれる。
つまりそれ(=「老・病・死」)は、
人間が自分を真に成熟したものとして育てるための、
最後の贈りものなのである。
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