諸君、 書物というものは、ただ撫でるだけでもよいのです。 ちょっとでも開いて見ればさらによろしい。 それだけでも功徳(くどく)のあるものです。 つまりそれだけその本に縁ができるからです。 いわんや一ページでも読んだとしたら、 それだけ楔(くさび)を打ち込んだというわけです。
森信三[もり・しんぞう] (哲学者・教育者、1896〜1992) 『修身教授録』
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