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縁に関する名言
1.
「縁」とは予期しない偶然性である。
そこに人生の妙味がある。
(
源豊宗
)
2.
小人(しょうじん)は縁に気づかず。
中人(ちゅうじん)は縁を生かせず。
大人(たいじん)は袖すり合う縁も縁とする。
(
中国のことわざ・格言
)
3.
年賀状だけのえにしもいつか切れ
(
稲畑汀子
)
4.
一樹(いちじゅ)の陰一河(いちが)の流れも他生(たしょう)の縁。
( 仏典『説法明眼論(円通述)』 )
5.
過去と縁を切ることです。
息絶えた過去など、
死者の手にゆだねましょう。
(
ウイリアム・オスラー
)
6.
この不完全な私が
順縁 逆縁
あらゆる人びとから
お育てをいただく
ここは仏捨てたまわざる世界
(
榎本栄一
)
7.
逆縁(ぎゃくえん)の迎火(むかえび)焚(た)いて老(おい)ひとり
(
上林白草居
)
8.
(女にとって)母親とは、
重たいお荷物というか、
腐れ縁の道づれ、というか
モヤモヤした混沌(こんとん)未分のシロモノである。
(
田辺聖子
)
9.
「私が一人で母を介護した」という人は、
それだけお母さんと縁が深かったということでしょう。
(
瀬戸内寂聴
)
10.
詩は知識とも情報とも無縁。
「持てる」ものを排除して
見えてくるものをこそ求めようとする。
そうではない場所からやってくる文章に対しては
おのずと、はながきくようになるのだ。
(
荒川洋治
)
11.
我々は、
自分たちの気難しさを、
目の前の物事に対する嫌悪の気持ちを、
知恵と呼んだりする。
でも本当のところ、我々は
悪徳と縁を切ったのではなくて、
それを別のものに、
それも私の考えでは、
より悪いものに変えているにすぎないのである。
(
モンテーニュ
)
12.
自分の死の覚悟とは
縁深い人々(=身近な人々)にいつ死なれても
その人の生を自分は大切にして来たと言えるところにも立たねばならぬ。
(
川端康成
)
13.
罪という言葉、罰という言葉を発明せざるを得なかった個人と社会との奇怪な腐れ縁。
(
小林秀雄
)
14.
他人の書いた文章に好き嫌いのある人なら、
文章を書くということに縁がある、
と私は申しました。
なぜなら、
本当に立派な文章が書けるようになる日まで、
この縁を生かして、
作家でもよい、学者でもよい、
自分の好きな文体の所有者の文章を
徹底的に真似ればよいからです。
(
清水幾太郎
)
15.
どんな豊かな人も貧しい人も偉い人も普通の人も、
間違いなく、齢を重ね、老いてゆく。
なにかの縁で、永遠の地球のこの一瞬に生れあわせた人間同士──
せめて、互いに寄り添って、
優しく手を貸しあって生きたい、
というのは無理な願いだろうか。
そのほかに、どんな「人間の倖せ」があるというのか……。
(
沢村貞子
)
16.
どうしても、仲よくなれない、と思うなら──
仲よくしなくてもいい、と思う。
ただ──仲悪くしないように……
すくなくとも、他の人間たちの生き方に、決して踏みこまないように……
ただ、それだけの心づかいをのぞむのは、無理なのだろうか──
お互いに細い縁の糸で結ばれて、
この地球の上に、ほんの一瞬、同時に生きている、というのに……。
(
沢村貞子
)
17.
もし生きるのに残された時間のなかで、
ひとつだけやってみたいことがあるとすれば、
それは自分自身のアイデンティティをなんらかのかたちで堅固なものにするというより、
アイデンティティから縁を切ることだ。
(
エドワード・サイード
)
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