風立ちぬ、いざ生きめやも。
(堀辰雄訳) ヴァレリー
[ポール・ヴァレリー] (19〜20世紀フランスの作家・詩人、1871〜1945) 詩「海辺の墓地」 ※堀辰雄の小説『風立ちぬ』の中で引用 【 ポール・ヴァレリーの名言 】
(ver.1)
風立ちぬ! いざ生きめやも。 風が吹いた(立った)。
さあ生きよう(生きていこう)。 自然の一つの小さな動きによって、生きようとする意欲が喚起された。 ※堀辰雄訳の「風立ちぬ、いざ生きめやも」は、同氏の小説『風たちぬ』の中で使われていますが、「誤訳」とする批判があります。
また、古文調なので、現代人には意味がわかりにくいという欠点もあります。 自然を深く見つめれば、不思議なことに生きる意欲が湧いてくる。
人は自然の一部だからかもしれない。
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