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読点や句点は毛筆書きの時代には必要ではなかった。
その字画の太さや力、速さ、文字間隔などの肉筆の書きぶりの中に、
息つぎや、休止、終止の意味が微妙に書き表わされていたから、
必要としなかったのだ。
［ 出典 ］
石川九楊［いしかわ・きゅうよう］
（書家・書道史家、著述家、1945〜）
『書とはどういう芸術か』
【 石川九楊の名言 】
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〈全文〉
読点や句点は毛筆書きの時代には必要ではなかった。
その字画の太さや力、速さ、文字間隔などの肉筆の書きぶりの中に、
息つぎや、休止、終止の意味が微妙に書き表わされていたから、
必要としなかったのだ。
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ところが、肉筆を印刷文に転換すると、
微妙なアナログ表現が消え去ってしまう。
やむなく、近世木版本に句点「。」が登場し、
やがて西欧印刷文にならって「、」や「。」を付すことが常となった。
活字印刷文になったときには、
どうしても句点や読点が必要になるのだ。
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［ ランダム名言 ］
1.
大きな石をつかむような相手は恐れるな。
（ アラブのことわざ・格言 ）
（ Arab saying ）
2.
日にとんで翼うれしき雀の子
（ 原石鼎 ）
（ Hara Sekitei ）
3.
芸術は常に一(ひとつ)の拘束の結果であります。
（ アンドレ・ジッド ）
（ Andre Gide ）
4.
運命は己の道を見出す。
（ ウェルギリウス ）
（ Vergilius ）
5.
著者を知ることが本を理解するための鍵になる本はあります。
しかし、何人かの偉大な著者は別ですが、それ以外の大部分の著者に関しては、そうした知識はまったく何の役にも立たないのです。
それはただ、遮蔽幕（スクリーン）の役割を演じるにすぎません。
（ ミシェル・フーコー ）
（ Michel Foucault ）
6.
いのち芽ぶく音(おと)のやさしさ春の街(まち)
人との別れあたたかきかな
（ 小瀬洋喜 ）
（ Ose Youki ）
7.
夕立は貧しき町を洗ひ去る
（ 松瀬青々 ）
（ Matsuse Seisei ）
8.
生活は簡素に、
思索は複雑に。
（ ウィリアム・ワーズワース ）
（ William Wordsworth ）
9.
停留所まで豆腐屋の打水(うちみず)は
（ 佐藤文香 ）
（ Satou Ayaka ）
10.
やっぱり何かに所属すると、我慢をして、その会に従っていかなければならない。
家庭だってそう。
だから所属することとか何もしないし、結婚だってしない。
なるべく自分で、一人やっていかれれば、それが私の性に合っている。
それだけですよ。
それで（→続きはクリック）
（ 篠田桃紅 ）
（ Shinoda Toukou ）
11.
世の中には、忙しい人間が一番怠けているということがよくある。
（「忙しい、忙しい」と言う人が）いつまでも忙しい状態を続けるのは、自分が真正面から立ち向かわなくてはならない（別の大切な）問題を避けるためにほかならない。
（ ロバート・キヨサキ ）
（ Robert Kiyosaki ）
12.
死者は、たとえば背広のポケットに入る位(くらい)の大きさで充分だ。
なぜなら、死者は最早(もはや)、ただの〈ことば〉に過ぎないのだから。
（ 寺山修司 ）
（ Terayama Shuuji ）
13.
川は岸のために流れているのではない
川のために岸ができているのである
子どもは学校のために来ているのではない
子どものために学校があるのである
（ 東井義雄 ）
（ Toui Yoshio ）
14.
心なき身にもあはれは知られけり
鴫(しぎ)立つ沢の秋のゆふぐれ
（ 西行 ）
（ Saigyou ）
15.
私は物体である。
そして私は思惟(しい)する。
それ以上の事を私は知らない。
（ ヴォルテール ）
（ Voltaire ）
16.
夏草の匂ひいのちのにほひかな
（ 嶋崎茂子 ）
（ Shimazaki Shigeko ）
17.
瞬間でもない、
永劫でもない、
過去でもない、
一日がひとの人生をきざむ
もっとも大切な時の単位だ。
（ 長田弘 ）
（ Osada Hiroshi ）
18.
読書の習慣を身につけることは、人生のほとんどすべての不幸からあなたを守る、避難所ができることである。
（ サマセット・モーム ）
（ Somerset Maugham ）
19.
人に舐められたり、それを受け入れたりしてはいけません。
（ 加藤諦三 ）
（ Katou Taizou ）
20.
愛は、何でも自分のところに引きつける磁石のようなものである。
（ ジョセフ・マーフィー ）
（ Joseph Murphy ）
21.
「今」この瞬間を大切に生きる。
それが自分への挑戦であり、明日への道へと続いていく。
（ 荒川静香 ）
22.
啓蟄の日をふり仰ぐ子供かな
（ 大峯あきら ）
（ Oomine Akira ）
23.
誰だって楽しく生きたいさ。
だが世間は甘くねえ。
（ ベルトルト・ブレヒト ）
（ Bertolt Brecht ）
24.
自然の行いは善悪に基づかない。
自然はただバランスを求めるのみだ。
（ ドラマ『FRINGE　シーズン３』 ）
25.
ガムシャラでもよいから、ファイトで生きなければならない。
つまり、目的を定めないでガムシャラにファイトで生きるのである。
（ 中村天風 ）
（ Nakamura Tenpuu ）
26.
さとき者は自分の歩みを慎む。
（ 『旧約聖書』 ）
（ ユダヤの名言・格言・ことわざ ）
（ Kyuuyaku Seisho ）
（ Judea ）
27.
素人だから、壁を壁とは思わない。
（ ）
28.
なかなかに人とあらずは酒壺(さかつぼ)に
成りにてしかも酒に染みなむ
（ 大伴旅人 ）
（ 【『万葉集』 ）
（ Ootomono Tabito ）
（ Manyoushuu ）
29.
生きながら蜻蛉(とんぼう)乾く石の上
（ 宇多喜代子 ）
（ Uda Kiyoko ）
30.
いつか無くなるものを求めちゃいかんのだよ。
無くなるものは、求めるためではなく、そいつで遊ぶために、この世にあるんだからな。
（ 『セフティ・マッチの金の言葉』 ）
31.
音楽の言葉はあらゆる世代、国に共通している。
音楽は心で知るものであり、
誰でも理解することができる。
（ ジョアキーノ・ロッシーニ ）
（ Gioachino Rossini ）
32.
頬よせる猫のあいさつ春の朝
（ 片岡義順 ）
（ Kataoka Gijun ）
33.
幸せとは形あるものではない。
人間自身が発する熱やエネルギーみたいなものではないでしょうか。
そしてそれは、
必ず人間の根っこから出てくる。
だからこそ幸せを感じるためには、
いつも根っこに目を向けていなければならない。
それを見失ってはならないのです。
（ 桂三枝 ）
（ Katsura Sanshi ）
34.
大胆な魂には不可能なものは何もない。
（ ジャック・クール ）
（ Jacques Coeur ）
35.
あとで望むのは、望まないのと同じである。
（ セネカ ）
（ Seneca ）
36.
鯉の背におたまじやくしの乗りそこね
（ 深見けん二 ）
（ Fukami Kenji ）
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