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[ 名言 ]
肉筆を印刷文に転換すると、
微妙なアナログ表現が消え去ってしまう。
やむなく、近世木版本に句点「。」が登場し、
やがて西欧印刷文にならって「、」や「。」を付すことが常となった。
活字印刷文になったときには、
どうしても句点や読点が必要になるのだ。

[ 出典 ]
石川九楊[いしかわ・きゅうよう]
(書家・書道史家、著述家、1945〜)
『書とはどういう芸術か』

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〈全文〉
読点や句点は毛筆書きの時代には必要ではなかった。
その字画の太さや力、速さ、文字間隔などの肉筆の書きぶりの中に、
息つぎや、休止、終止の意味が微妙に書き表わされていたから、
必要としなかったのだ。
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ところが、肉筆を印刷文に転換すると、
微妙なアナログ表現が消え去ってしまう。
やむなく、近世木版本に句点「。」が登場し、
やがて西欧印刷文にならって「、」や「。」を付すことが常となった。
活字印刷文になったときには、
どうしても句点や読点が必要になるのだ。
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