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何でもわかったとする賢者というものが
一番油断のならぬ人種。 小林秀雄[こばやし・ひでお]
(文芸評論家、1902〜1983) 「哲学」 ※伊藤仁斎の考え方について説明した言葉 『小林秀雄全作品 第24集:考えるヒント 下』(新潮社刊)に収載
〈全文〉
仁斎(=伊藤仁斎)の「思ツテ得ル」の思うとは 疑うという意味である。 彼の学問の方法を言うなら、 「積疑」というのがその根本の方法であった。 学問では、 疑いを積み、問いを重ねるのが大事であって、 理解や明答に別(べっ)して奇特があるものではない、 という考えであったから、 __ Link __ 彼には何でもわかったとする賢者というものが 一番油断のならぬ人種となった。 __ Link __
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私たちにとって、
マンネリズムほどおそろしいものはない。 これにとりつかれると、 目は「見れども見えず」ということになってしまうし、 耳は「聞けども聞こえず」ということになってしまう。 …… (→続きはクリック)
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