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1.
真の友情は、
災難に遭遇した時に、はじめてわかる。
（ イソップ ）
2.
過ちを犯すことは恥ずべきことではない。
むしろその過ちがわかった後も、
その過ちを改めようとしないで、
繰り返すのは恥ずかしいことだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
3.
時の経つのが速いと思うのは、
人生というものがわかってきたからだ。
（ ジョージ・ギッシング ）
4.
分かっているのは　分かっていないのだ
（ まどみちお ）
5.
不幸に直面したときに
友だちがわかる。
（ ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー ）
6.
「分かる」 とは、
少なくともそれに関して
二つ以上の説明の方法を持つこと。
それが出来たとき、
初めて私は 「本当に分かった」 と感じる。
（ ファインマン ）
7.
この人生は予行演習だ。
ただの演習にすぎないのだ。
これが本当の人生なら、
もっと詳しい指示があるはずだ。
そうすれば、
どこに行って何をすべきかが分かるのに。
（ 掲示板にあった言葉 ）
8.
教養はものを識(し)ることとは関係がない。
やっぱり人の心がわかる心というしかない。
それが日本風の教養の定義であろう。
（ 養老孟司 ）
9.
何が問題なのかが完全にわかったら、
その問題は解決されている。
（ E・アラン ）
10.
現代は
他人の短所はわかっても
長所はなかなかわからない。
そんな風潮が支配している時代なのだから、
学問の良さ、芸術の良さもなかなかわからない。
（ 岡潔 ）
11.
気さくな仲の友は多くいたほうがいいが、
真の親友は
恋人同士や、夫婦よりも
わかりあえることが多く、
唯一無二で充分である。
（ 志茂田景樹 ）
12.
失敗には、よいことが二つあるのを知るべきである。
第一は、失敗によって、うまく行かないものがわかること。
第二は、失敗は、新しいやり方を試みる機会を与えてくれることである。
（ ロジャー・フォン・オーチ ）
13.
「詩というのは
　無理をせず、遠慮もなく、
　いまの自分にわかる一節だけを読み、
　わからないところは読まなくていい。
　
（ 荒川洋治 ）
14.
「分かり合う」とは、
“すべてを共有する”という意味ではない。
（ アニメ『東京喰種（トーキョーグール）』 ）
15.
賢い奴は何も言わなくても解(わか)ってる。
馬鹿は言っても解らない。
（ 7代目 立川談志 ）
16.
運はいろんな形をして現れる。
とすれば、
どうしてそれがわかる？
（ ヘミングウェイ ）
17.
名高い作家なぞが
「私のえらんだ一〇〇冊」なんぞといっても、
それを真(ま)に受けちゃいけません。
その一〇〇冊のありがた味が本当にわかるまでに、
その作家だって
どれほどの本を読んだことか……。
（ 高見のっぽ ）
18.
事実がわかっていなくとも、
前進することだ。
やっている間に、
事実もわかってこよう。
（ ヘンリー・フォード ）
19.
結果がわかっていなくても
前進することだ。
やっている間に結果も出よう。
（ ヘンリー・フォード ）
20.
幸福な人はきわめて少ないですよ。
どんなに少ないかがおわかりになれば、
きっとびっくりなさるでしょう。
（ アガサ・クリスティ ）
21.
初めはどこから見ても疑いようがなかった考え方も、
視点を変えてみることによって
盲点があることがわかってくる。
既成概念、固定概念とはそういうものである。
（ 堀場雅夫 ）
22.
（人生の日めくりカレンダーの）残り枚数がはっきりわかってしまっては、
まさに死刑執行を待つ身になってしまう。
残り枚数がわからないところが人生の妙味である。
（ 森村誠一 ）
23.
よく考えてみれば
必ずわかるはずだ。
我々の心を乱す外的なものは、
いっさいをひっくるめて、
みなとるに足りないものだ。
人生を見極めることが大事だ。
そこにこそ本当の幸福があるんだ。
（ アントン・チェーホフ ）
24.
悲しい目に会うと、
ふと心に浮んで来る様に、
色んな事がわかるものです。
（ 小林秀雄 ）
25.
初めわかるところが小さな円であるとすると、
あとはみんなわからないんだけれども、
わからないという意識は円の周辺だけです。
しかしわかる円が大きくなると、
円周も大きくなりますから
わからない部分も大きくなってしまう。
ともかく
わかればわかるほど
わからないところもふえていく
ということができます。
（ 土居健郎 ）
26.
ぼくとしては、
とんでもないうそを、簡単に分かって（＝納得して・信じて）しまう人たちに、
分かるとはどういうことかを考えて欲しいと思い、
なんとか、声高な言葉を信じないように、警告したかった。
（ なだいなだ ）
27.
人間、そういつまでも息を止めてはいられない。
いずれはきっと、
ふたたび息をしなければならない時が来る。
たとえその空気が汚染されていて、
いずれその空気に命を奪われるとわかっていても。
（ ポール・オースター ）
28.
（自分たちの先を行く人間に対して引け目を感じている）大衆は、
自分たちが本当は何をすべきかわかっているし、
また、非常に大局的な意味でならできるんだけど、
やらない。
（ フリードリヒ・グルダ ）
29.
強力な核兵器の発達以来、
戦争が世界の終末であることは、
常識となってしまった。
つまり結果がはじめからわかっている賭けだ。
なんのスリルもない。
（ 星新一 ）
30.
悪事をなす人が自分が悪いことをしているとわかっている。
これだけでも進歩です。
（ ホルヘ・ルイス・ボルヘス ）

31.
歴史の面白さは、本来
わかることの面白さだろうと思う。
調べて行くに従って、
少しずつ細部が明らかになり、
時代なり地形なり、人物像が
浮かび上がって来る時、
一種の快い興奮を感じることも事実である。
（ 藤沢周平 ）
32.
構造が（格差の）原因なら、
有利なほうが譲歩するのがあたりまえです。
男女間の年収に格差があるときに、
夫婦が家計の分担を半々にしようというのが
少しも「フェア」でないことは、
すぐにわかるでしょう。
（ 上野千鶴子 ）
33.
最先端にいるというのは、
未来に接続していながら、
自分が耕した過去にもつながっていることだ。
問われるのは
「過去を見るか、未来を見るか」である。
その選択によって、
現在の自分がもっとも若いのか、
もっとも年老いているのかが分かれる。
（ 森村誠一 ）
34.
（戦争体験のような、ふだんは思い出したくもない個人的悲劇を）「語れ」という意見もわかる。
人間は憎悪と排斥のエネルギーで生きているから、
放っておけば戦争になる。
（ 山藤章二 ）
35.
あたしは最善をつくしたんですもの。
『努力のよろこび』というものがわかりだしたわ。
（ ルーシー・モード・モンゴメリー ）
36.
相手が自分について、
また自分の思うことについて
分かっていないところがあるのを、
分かってもらいたいと相手に求め、
相手の注意を引き、
相手の知らない事柄を知らせる。
そういうときに言語を使う。
（ 大野晋 ）
37.
一コマ漫画は
花で言へば一輪ざし。
単純にして豪奢(ごうしゃ)。
腕前が一目でわかる。
（ 丸谷才一 ）
38.
私は香(かおり)をかいだだけで
自分の本の一冊一冊がすぐ分かるのである。
ただ鼻先をページの中につっ込んだだけで、
私にはすべてのこと（＝その本にまつわる自分のこれまでのすべてのいきさつ、すなわち思い出）がぴーんとくるのだ。
（ ジョージ・ギッシング ）
39.
知識でもって現実を解釈するのではなく、
現実と照らす（＝照らし合わせる）なかで、
知識に修正を加えていくことが大切です。
そのためには、
「自分はわかっていないんだ」ということを
わかっている必要がある。
でなければ、
虚心に目の前の現実とは向き合えませんから。
（ 倉本智明 ）
40.
文章というものは恐ろしいもので、
息づかいが出るんですね。
例えば非常に緊張した場面を、
それこそ息をつめて書いている、
その緊張がちゃんと、伝わってくる。
ここで息を抜いたなとか、
ここはいいかげんに書いたなとか、
すぐわかってしまう。
（ 都筑道夫 ）

41.
自分の感ずるところを表現するに
決してためらうな。
たとい既成観念と反対である事がわかった時でさえもです。
おそらく最初君たちは了解されまい。
けれども一人ぼっちである事を恐れるな。
（ ロダン ）
42.
知らないこと（＝自分が知らないということ）を指摘される痛み
というものがあるが、
知っていること（＝自分が知っているということ）を指摘される痛み
というものもある。
自分でうすうすわかっていながら
見ないでいようとしているものを
無理やり見させられる痛み
というものもあるだろう。
（ 宮地尚子 ）
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