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苦中にも至味(しみ)はある。
其(その)至味を味(あじ)わい得ぬ時、 人は自殺する。 二葉亭四迷[ふたばてい・しめい]
(明治の小説家、1864〜1909) 「平凡」 『平凡・私は懐疑派だ』に収載
《 日本の文豪 》
〈全文〉
人生に目的ありや、帰趨ありや? 其様(そん)な事は人間に分るものでない。 智の力で人生の意義を掴(つか)まんとする者は 狂(きょう)せずんば、自殺するに終る。 __ Link __ 唯(ただ)人生の味(あじわい)なら、 人間に味(あじわ)える。 味っても味っても味い尽せぬ。 又味わえば味わう程味(あじわい)が出る。 旨い。 __ Link __ 苦中にも至味(しみ)はある。 其(その)至味を味(あじ)わい得ぬ時、 人は自殺する。 __ Link __ 人生の味(あじわ)いは無限だけれど、 之(これ)を味(あじ)わう人の能力には限りがある。 __ Link __ 唯(ただ)人は皆同じ様に人生の味(あじわい)を味わうとは言えぬ。 能(よ)く料理を味わう者を料理通という。 能(よ)く人生を味わう者を芸術家という。 __ Link __ 料理通は料理人でない如く、 能(よ)く人生を味わう芸術家は 能(よ)く人生を経理せんでも差支えはない。 __ Link __
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