名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
6月30日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
人生を幸福にするためには、日常の瑣事(さじ)に苦しまなければならぬ。
雲の光り、竹のそよぎ、群雀(むらすずめ)の声、行人(こうじん)の顔・・・あらゆる日常の瑣事の中に堕地獄の苦痛を感じなければならぬ。
(
芥川龍之介
)
2.
宗教心なき人間は、最も劣等なる人間なり。
(
国木田独歩
)
3.
私は思う。
今が一番大事な時だ。
もう一歩!
(
武者小路実篤
)
4.
死の恐怖を味わうことは、その人がまだ生きてしなければならない仕事をしていないからだ。
(
武者小路実篤
)
5.
幸福人とは、過去の自分の生涯から満足だけを記憶している人々であり、不幸人とは、その反対を記憶している人々である。
(
萩原朔太郎
)
6.
他人より自分を非難すべきである。
(
夏目漱石
)
7.
恒産のないものに恒心のなかったのは二千年ばかり昔のことである。
今日では恒産のあるものは寧(むし)ろ恒心のないものらしい。
(
芥川龍之介
)
8.
自分の顔と折合いをつけながら、だんだんに年をとってゆくのは賢明な方法である。
(
三島由紀夫
)
9.
詩は学問でもなく技芸でもない。
詩は時々燃焼していく生命の記録、主観の思いあまった「訴え」に他ならない
(
萩原朔太郎
)
10.
他に才能のない、行く道のない、我が儘(まま)な私にしては、芸術にすがって、どうにかして行くより他に仕方がなかった。
それが、その簡単な理由が、その排水の陣を布いた形が、こうして私を長く文壇に残して置いたと思うと、不思議な気がしてならない。
(
田山花袋
)
11.
人生の競技場に踏みとどまりたいと思うものは、創痍(そうい)を恐れずに闘わなければならぬ。
(
芥川龍之介
)
12.
人生の悲劇の第一幕は親子となったことにはじまっている。
(
芥川龍之介
)
13.
一生の間に一人の人間でも幸福にすることが出来れば自分の幸福なのだ。
(
川端康成
)
14.
死人にものを言いかけるなんて、なんという悲しい人間の習わしなんでしょう。
(
川端康成
)
15.
感化は書物よりも生きた人より受けたものの方がぐっと大きい。
(
田山花袋
)
16.
女というものは、いたわられるのは大好きなくせに、顔色を窺(うかが)われるのはきらうものだ。
いつでも、的確に、しかもムンズとばかりにいたわってほしいのである。
(
三島由紀夫
)
17.
恋とは尊くあさましく無残なものなり。
(
樋口一葉
)
18.
強情さえ張り通せば勝った気で居るうちに、当人の人物としての相場は遙(はる)かに下落して仕舞う。
(
夏目漱石
)
19.
私は冷(ひやや)かな頭で新らしい事を口にするよりも、熱した舌で平凡な説を述べる方が生きていると信じています。
血の力で体(たい)が動くからです。
(
夏目漱石
)
20.
人間よりは金のほうがはるかに頼りになりますよ。
頼りにならんのは人の心です。
(
尾崎紅葉
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ