名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
1月12日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
僕が若(も)し長い間の牢獄生活をつづけなければ、
今日(こんにち)の僕は決して世の中に存在していない。
(
夏目漱石
)
2.
人は不幸と下劣と醜悪とを甘受して始めて幸福と善美とを得ん。
(
国木田独歩
)
3.
人間は生よりもかえって死について知っているような気がするから、生きていられるのである。
(
川端康成
)
4.
わが行く道に茨(いばら)多し
されど生命の道は一つ
この外(ほか)に道なし
この道を行く
(
武者小路実篤
)
5.
無理してよろこぶな
理屈でよろこぶな
自然によろこべる時に
よろこべ。
(
武者小路実篤
)
6.
働くことは讃美されるべきことである
(
武者小路実篤
)
7.
夫(そ)れ警察の法たる事無きを以(もっ)て至れりと為す。
事を治むる之(これ)に次ぐ。
(
国木田独歩
)
8.
精神だの肉体だのという区別は、
男だけの問題なのであって、
女にとっては、それは一つものなのだ。
だから亭主の純肉体的浮気に、
女房がカンカンになって怒るのももっともであって、
女は女の立場から類推する他はないから、
「体だけの浮気だ」などと亭主がいくら弁解しても、
逃げ口上にしか思えない。
(
三島由紀夫
)
9.
恋愛は芸術である。
血と肉とを以って作られる最高の芸術である。
(
谷崎潤一郎
)
10.
本当の美とは
人を黙らせるものであります。
(
三島由紀夫
)
11.
只世にをかしくて、あやしく、のどかに、やはらかに、悲しく、おもしろきものは恋とこそ言はめ。
(
樋口一葉
)
12.
死人にものを言いかけるなんて、なんという悲しい人間の習わしなんでしょう。
(
川端康成
)
13.
なんとなく好きで、その時は好きだとも言わなかった人のほうが、いつまでもなつかしいのね。
忘れないのね。
別れたあとってそうらしいわ。
(
川端康成
)
14.
歴史というお手本などは生きるためにはオソマツなお手本にすぎないもので、自分の心にきいてみるのが何よりのお手本なのである。
(
坂口安吾
)
15.
恐ろしきは涙の後の女子心(こころ)なり
(
樋口一葉
)
16.
ひとの生命を愛せない者に、
自分の生命を愛せるわけはない。
(
吉川英治
)
17.
金(かね)のブルジョアがあるならば、時間のブルジョアという名もあっていい。
(
吉川英治
)
18.
道徳に加勢する者は
一時の勝利者には違いないが、
永久の敗北者だ。
自然に従う者は
一時の敗北者だが、
永久の勝利者だ。
(
夏目漱石
)
19.
かつては「平和」のために軍備が拡張せられねばならぬと言われた。
今は「平和」のために軍備が縮小せられねばならぬと言われる。
「平和」がそれを聞いたら何と答えるだろう。
(
島崎藤村
)
20.
健康であることより以上に大切なのは、健康に見えることである。
(
三島由紀夫
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ