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今日の
苦しみの名言
☆ ６月２７日 ☆
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1.
三十の今日(こんにち)はこう思うている。
──喜びの深きとき憂(うれい)愈(いよいよ)深く、楽しみの大いなる程苦しみも大きい。
これを切り放そうとすると身が持てぬ。
片付けようとすれば世が立たぬ。
（ 夏目漱石 ）
2.
感謝につきまとってるのが喜びなんだから、まず感謝からだすことを習慣にしてごらん。
どんな苦しいなかにいても、苦しさを感じてこない。
（ 中村天風 ）
3.
人間はやはり信じられぬ。
人間は自己の肉体苦痛の前にはやはり、すべての人類への友情、信義をも裏切る弱い、もろい存在である。
（ 遠藤周作 ）
4.
自分で自分を苦しめてる人って多いですね。
自分は人づきあいが下手だ、
口下手で恋人に逃げられる。
そういう不平不満だけ数えて、努力をしない。
自分だけが閉塞感を感じていると勘違いしている。
（ 美輪明宏 ）
5.
何かをするより、何もしない方がずっと苦痛である。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
6.
人の幸せはラクなところにはない。
むしろ苦しいところにこそ、あるんです。
乗り越える楽しみ、乗り越えた後の喜びがあるわけですから。
（ 片山右京 ）
7.
結婚には多くの苦痛があるが、独身には喜びがない。
（ サミュエル・ジョンソン ）
8.
愉(たの)しみは、他人の苦しみから生まれる快楽なり。
（ オウィディウス ）
9.
あのときの　あの苦しみも　あのときの　あの悲しみも　みんな肥料になったんだなあ　じぶんが自分になるための。
（ 相田みつを ）
10.
幸せでありたいというのか。
まず苦悩することを覚えよ。
（ ツルゲーネフ ）
11.
観念で克服できぬ生の苦しみ、
それはもうはっきりいって労苦であり、
病苦、生活苦、である。
普通の人はそんなものを抱えて生きている。
そんな人が救いを求めるのは、
生活を放棄して
そのようなことから超越している人である。
（ 町田康 ）
12.
かなしめば高く笑ひき
酒をもて
悶(もん)を解(げ)すといふ年上の友
（ 石川啄木 ）
13.
人の苦しみを自分のことのように思いやる。
想像力はイコール、思いやり。
思いやりイコール、愛です。
（ 瀬戸内寂聴 ）
14.
ひとたび生きがいをうしなうほどの悲しみを経たひとの心には、
消えがたい刻印がきざみつけられている。
それはふだんは意識にのぼららないかもしれないが、
他人の悲しみや苦しみにも
すぐ共鳴して鳴り出す
弦のような作用を持つのではなかろうか。
もしそこにあたたかさがあれば、
ここから他人への思いやりがうまれうるのではなかろうか。
（ 神谷美恵子 ）
15.
この世に苦しみほど個人的な経験はない。
苦痛はありふれた（経験であり）、
しかし偉大なる人と人との絆でもあるが、
苦しんでいる人間にそんな実感はない。
苦しみは孤独。
他人の苦しみを見守ることは、
すなわち、
人が周囲に張り巡らしている壁を知ること。
苦しみに向き合うときは、
誰でもひとりきりなのだ。
（ エディス・ハミルトン ）
16.
人間がただ学習によってのみ我がものとし、苦しい戦いのうちにおいてのみ勝ち得ることのできるもの──それを私は教養と呼ぶ。
（ 荘子 ）
17.
完全主義を自分に課し、毎日を生きるのは大変つらいことです。
しかし、習い性となれば、苦もなくできるようになります。
完全な仕事の追求を、日々の習慣としなければなりません。
（ 稲盛和夫 ）
18.
今、私は氷のように透明な苦痛の惑星に住んでいる。
（ フリーダ・カーロ ）
19.
いつかはみな死ぬ。
今は苦しくても、
死ぬときに
（自分は）誰も出来ないことをやったと思えたら
それでいいじゃないか。
（ 山本健一 ）
20.
感謝は肯定的な感情のみを生み出す──愛、思いやり、喜び、希望。
私たちが感謝しているものに焦点を合わせれば、恐れ、怒り、苦痛は溶けてなくなってしまう。
なんの努力もなしに。
（ M・J・ライアン ）
21.
その人の不幸は、その人に起こることだけでなく、その人がどのように反応するか、そして苦痛を減らす心理メカニズムが勝つか、それとも苦痛が意識全体を征服する点にまで、苦痛を増加させるメカニズムが勝つか、ということにも左右される。
（ タタルケビッチ ）
22.
甘えると
苦しみはいつまでもうずく
（ 谷川俊太郎 ）
23.
四十になっても五十になっても、くるしさに増減は無いね。
（ 太宰治 ）
24.
小説を書く苦しみを慰さむは女房にあらずびいる一杯
（ 火野葦平 ）
25.
名声を勝ちとった芸術家は、そのことによって苦しめられる。
そのため、処女作が往々にして最高作となる。
（ ベートーヴェン ）
26.
笑いは、同じ病の者同士を強く結びつけるし、毎日をいくらか耐えやすいものにする。
（ マーク・ジョンソン ）
27.
人びとをごらん。人生の表と裏を眺めながら
ときどき心の暗がりに、苦しい思い出を捨てて、
みんな勇気をもって、年老いてゆく。
（ 長田弘 ）
28.
心は豊かにすべきであり、苦しんでばかりいてはならない。
体は大いにこれを使い、働かせるべきで、休めすぎてはいけない。
自分の心身を過保護にすべきではない。
美酒を飲みすぎ、色を好み、体をいたわりもせず、怠け、横になってばかりいるのは、自分自身を過保護にするだけで、かえって体には害となる。
（ 貝原益軒 ）
29.
私は思う。
自然と怒れる神が汝（＝女）をこの世に生じさせたことを。
男を苦しめる汝、邪悪の性よ！
（ アリオスト ）
30.
貧の盗みに恋の歌。
（ 日本のことわざ・格言 ）
31.
小数者による静かな着手、地味な労苦、
黙々と、そして徐々に向上しようとする努力、
これこそが、ひとつの事業がしっかりと根を下ろし成長していくための地盤なのです。
（ フローレンス・ナイチンゲール ）
32.
同じ苦しみを味わったことがある人からのアドバイスはたしかに苦しみを和らげる。
現在、同じ苦しみを味わっている人とそれを分かち合うともっと和らぐ。
分かち合える人が大勢いるとさらにもっと和らぐ。
（ 志茂田景樹 ）
33.
神は記憶を与えて下さった。
それは人生の辛い冬の時期に、
６月のバラを思い描けるようにするためだ。
（ ジェームス・バリー ）
34.
現実における希望は、
悪の中でも最も悪い。
それは人間の苦しみを長引かせる。
（ ニーチェ ）
35.
なぜ少数の人々だけが
苦悩にうちひしがれるのだろうか。
世にも恐るべき責め苦を運命づけられた、
ある種の選りぬきの人々を
普通の人間のなかで孤立させる、
この選別には理由があるのか。
（ E・M・シオラン ）
36.
男ハ苦悩ニヨツテ太リマス。
ヤツレルノハ、女性ノ苦悩デス。
（ 太宰治 ）
37.
星という字は、日が生まれると書きます。
辛い時は星を見上げてください。
きっと明日が生まれます。
そして明日は明るい日に違いありません。
（ 斉藤里恵 ）
38.
悪い行いをなざず怒ってもいない人に対して怒るならば、
この世においても、かの世においても、
その人は苦しみを受ける。
（ 『ウダーナヴァルガ』 ）
（ 『法句経』 ）
39.
人生は思ってもみないことの連続。
だから生きていくことは苦なのです。
（ 玄侑宗久 ）
40.
余命二年と云(い)われたら
十数年私を苦しめてきたウツ病が消えた。
人間は神秘だ。
人生が急に充実して来た。
毎日がとても楽しくて仕方ない。
死ぬとわかるのは、
自由の獲得と同じだと思う。
（ 佐野洋子 ）
41.
人々はなぜか苦難を、
先(ま)ず不幸と結びつけて考えますね。
苦難は不幸である
という先入観があるのですね。
（ 星野富弘 ）
42.
苦しまねばならないなら、
毅然(きぜん)として苦しもうではないか。
（ ヴィクトル・ユーゴー ）
43.
苦悩には重さと個性とがあるが、
喜びは輪郭のあいまいな形のように
消えうせ、溶けてしまう。
事実、ある喜びとその喜びに伴う事情とを思い出すのは、
私たちにはことのほか困難であり、
一方、喜びに伴う事情の思い出は、
苦悩の思い出を強めるのである。
（ E・M・シオラン ）
44.
心の苦しみは、身体の苦痛より悪い。
（ プブリリウス・シルス ）
45.
英雄的な華々しい死に方をするのは容易(やさ)しい。
しかし誤解のなかで人々から嘲(あざけ)られ、唾はきかけられながら死ぬのは最も辛い行為である。
（ 遠藤周作 ）
46.
急いで結婚すると、
退屈に苦しむ。
（ ウィリアム・コングリーヴ ）
47.
いかなる場合にても、喜び大なれば大なるほど、それに先立つ苦しみもまた大なり。
（ アウグスティヌス ）
48.
行動に迷ったときは、
自分にとって苦しいと予測するほうを選択しろ。
（ 高橋がなり ）
49.
（競争社会に放り込まれて）
社会の中で自分のアイデンティティを考えるようになって、
そこから限りない欲望、限りない執着、限りない煩悩が生まれるんです。
そして、そこに苦しめられていく。
（ 横尾忠則 ）
50.
私は
困難な中で笑える者、
苦しみを通して強くなる者、
非難されて勇気を出す者を
愛する。
（ トマス・ペイン ）
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