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今日の
死に関する名言
☆ ８月２０日 ☆
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1.
青葉木菟(あおばずく)いまはのこゑは誰も噫々(ああ)
（ 八田木枯 ）
2.
私は飲酒というものを、罪悪であると思っている。
悪徳にきまっている。
けれども、酒は私を助けた。
私は悪徳のかたまりであるから、つまり、毒を以(もっ)て毒を制すというかたちになるのかも知れない。
酒は、私の発狂を制止してくれた。
私の自殺を回避させてくれた。
（ 太宰治 ）
3.
この世にありては正義は必ずしも勝ちを占めず。
正邪時に相転じ、相反し、孝貞節義の人、往々にして無惨の死に終わることあり。
（ 夏目漱石 ）
4.
人の世のならいの中で、大きな意味があると、誰もが思っているもの、──身すぎ世すぎの仕事、子供、結婚、そういうものが（人生の中で）残るとは限らない。
形になって残らない、いろんな記憶が、むしろ人生の最後のとき、その人の両手に残るものかもしれない。
（ 田辺聖子 ）
5.
楽しそうな老夫婦がいるでしょ。
そうすると、今にどっちかが死ぬぞ。
ザマーミロ！
そう思うんですよ。
いけませんか。
（ 永六輔 ）
6.
死ぬということは、宇宙とひとつになるということ。
（ 永六輔 ）
7.
大切な誰かの死ほど、人を言葉に対して敏感にさせる出来事はない。
誰もが、耳に入る言葉の中に、自分の哀しみを紛らわせてくれる何かを探し、また、深めてくれる何かを探す。
（ 道尾秀介 ）
8.
自分という最高の絵を仕上げてから逝きてぇものだよな。
（ 宗夜苳治 ）
9.
私には「死ぬための生き方」などない。
それも「死ぬための生き方」の一つかも知れないが、
いい加減にしかものを考える能力のない者は、それなりに生きればいいと思う。
（ 古山高麗雄 ）
10.
汝が死ぬ時に富裕にならんがため、
貧乏人暮らしをするは、
まったくの狂気なり。
（ ユウェナリス ）
11.
平和の時には子が父の弔いをする。
しかし戦い（＝戦争）となれば、父が子を葬らねばならぬのじゃ。
（ ヘロドトス ）
12.
杉林あるきはじめた杉から死ぬ
（ 折笠美秋 ）
13.
うまれたときは
まるはだか
死ぬときは
それも捨ててゆく
（ 相田みつを ）
14.
蟻這(は)はすいつか死ぬ手の裏表
（ 秋元不死男 ）
15.
死ぬ気でやれ。
死なないから。
（ 作者不詳 ）
16.
人のいのちは日々に今日やかぎりとおもい、時時(ときどき)に只(ただ)今やおわりとおもうべし。
（ 親鸞 ）
17.
別れる淋しさ、生きてきた虚しさ。
それに耐えれば、おだやかに死ねます。
（ 永六輔 ）
18.
女性が「信じないわ！
　いつまで経っても実現しないから」と言うたびに、何が起こるか知っていますか？
その女性が死ぬのです。
心の中で。
大事な部分が。
（ サラ・バン・ブラナック ）
19.
ブリュメールの十八日は言語だ！
連合赤軍も言語だ！
そして俺自身の死だって
言語化されてしまうのを拒むことが出来ないのだよ！
ああ、喜劇！
（ 寺山修司 ）
20.
死ぬとき人間は、ひとりである。
孤独なとき、人間は真の自分自身を感じる。
（ トルストイ ）
21.
死も、別れも、人の一生には避けて通れない。
愛別離苦。
釈迦はこれを、人のどうしても受け入れなければならぬ悲しみと説いている。
（ 斎藤茂太 ）
22.
年毎を死に近づきてさくら見る
（ 大野林火 ）
23.
太陽のように生きて、太陽のように死にたい。
（ シラー ）
24.
神はもう死んだかと鳴く揚雲雀
（ 橋本喜夫 ）
25.
死とは成熟した自然であり、
哲学とは成熟した理性である。
（ ゲーテ ）
26.
原子力発電所というものは、食事よりとても安全だ。
なぜなら毎年３００人もの人が、のどに物を詰まらせて死んでいるじゃないか。
（ ディクシー・リー・レイ ）
27.
百年後　ほとんど死んでる　今の人
（ 加藤信子 ）
28.
ショール掛けてくださるように死は多分
（ 池田澄子 ）
29.
生き方ばかりじゃ
最後に役に立たない。
（ 永六輔 ）
30.
若くして死ぬなら死んでもいい。
しかし、栄光もなく、
祖国に尽くすこともなく、
生きた跡形を残すこともなく
死ぬのだったら、
若くして死んではいけない。
そんな生き方は酔生夢死も同然だからだ。
（ ナポレオン・ボナパルト ）
31.
木は死ぬとき迄(まで)成長を続ける。
人生も木と全く同じである。
だから人生において現状維持というのはありえない。
前進か後退かどちらかである。
とにかく、常に前進を目指すことだ。
（ 謝世輝 ）
32.
われらたのしくここにねむる。
離ればなれに生まれ、
めぐりあい、
短き時を愛に生きしふたり、
悲しく別れたれどこにまた心となりて、
とこしえに寄り添いねむる。
（ 西條八十 ）
33.
生は死から生じる。
麦が芽ぐむためには
種子が死なねばならない。
（ マハトマ・ガンジー ）
34.
死んだ人を見ると、
生きていることがありがたい。
（ チュニジアのことわざ・格言 ）
35.
歓びを知らずに生涯をおえるひとはあっても、苦しみを知らずにその生涯をおえるひとはない。
（ 車谷長吉 ）
36.
誰でも死ななくちゃいけない。
でも私はいつも自分は例外だと信じていた。
なのに、なんてこった。
（ サローヤン ）
37.
看護婦不足は、労働条件だけではないと思いますよ。
日本人の、生命をみつめない、死を嫌うという伝統があるんです。
（ 永六輔 ）
38.
一生涯めくら滅法(めっぽう)に走り続けて、
行きつくゴールというものがなく、
どこかしらでバッタリ倒れて、
それがようやく終わりである。
（ 坂口安吾 ）
39.
平和は相互理解から生まれます。
アンネの悲劇的な死に同情するだけではなく、
平和を作り出すために、
何かをする人になって下さい。
（ オットー・フランク ）
40.
私は教師。
私は教え子の結婚に喜びの涙を流し、
彼らの子どもの誕生に歓声をあげ、
また、若くして世を去った教え子の墓の前で悲しみに頭をたれる。
（ ジョン・W・シュラター ）
41.
死ぬことは、ちっとも怖くない。
（ チャールズ・ダーウィン ）
42.
悟りということは、
いかなる場合にも平気で死ぬことではなく、
いかなる場合にも平気で生きていることである。
（ 正岡子規 ）
43.
自殺は
身に降りかかる不運の先手を打って、
自ら寿命を絶つだけのこと。
（ シェイクスピア ）
44.
人が一人死ぬというのは、どんな事情があるにせよ大変なことなんだよ。
この世界に穴がひとつぽっかり開いてしまうわけだから。
それに対して私たちは正しく敬意を払わなくちゃならない。
そうしないと穴はうまく塞がらなくなってしまう。
（ 村上春樹 ）
45.
生きてるってことを証明できなければ、死んでしまっているのと同じ。
（ ゲーム『ファイナルファンタジーIX（FF9）』 ）
46.
普通、死と呼ばれているものは、大生命の別の次元の新しい都市へ至る旅路に過ぎません。
（ ジョセフ・マーフィー ）
47.
死について、高尚なことは一切考えてない。
ただ、ただ、苦痛が少なければいい。
要するに、器用に死にたい。
（ 江國滋 ）
48.
まず、死んでみろ。
死ぬとは、自分のこだわりをすべて捨てることだ。
欲していたもの、とらわれていた思いをすべて取り払うのだ。
すると、かぎりない無の境地が現れる。
一度死んで、無の境地に達すれば、
ふたたび力が満ちてきて、
新たな活動に向かって奮い立てる。
（ 高田明和 ）
49.
有る程の　菊抛(な)げ入れよ　棺の中
（ 夏目漱石 ）
50.
死にたいという者に、
「生きていたら必ず幸せになる」
と言うことは、実はとても難しい。
死ぬのもそんなに悪いことではない。
死というのは無に帰ることだから、
良くも悪くもない。
生きていても無に近い人だっている。
九割方はそうではないのか。
（ 水木しげる ）
51.
さよならを言うのは　わずかの間死ぬことだ。
（ レイモンド・チャンドラー ）
52.
人を殺すものは労苦ではなく、クヨクヨすることだ。
（ 尾崎行雄 ）
53.
生まれる前には、存在は人の感覚で明らかでない。
生まれてから死ぬまでの間だけ明らかであり、死とともに、また明らかでなくなる。
ここになんの悲しむべきことがあろう。
（ 『バガヴァッド・ギーター』 ）
54.
今は人間の死に方がおかしくなっている。
救命の治療ではなく延命の治療になっている。
人間、死にたいように死ぬのが一番で、
酒飲みは酒を飲みながら死んだっていいし、
ヘビースモーカーはタバコを吸いながら死んだらいい。
（ 山崎章郎 ）
55.
生まれたものはすべて滅びるのだ。
（ ブッダ［シャカ］ ）
56.
一ヶ月に十三、十四回は死を考えています。
（ 司馬遼太郎 ）
57.
私は偉大なる「もしかして」を探しに行くのだ。
（ フランソワ・ラブレー ）
58.
死ぬときは箸置くやうに草の花
（ 小川軽舟 ）
59.
ひどく悩んだり、我慢ならぬと思ったとき、人生は束(つか)の間であり、いつかは誰でも葬り去られることを思え。
（ アウレリウス ）
60.
わが去れる後(のち)の噂(うはさ)を
おもひやる旅出(たびで)はかなし
死ににゆくごと
（ 石川啄木 ）
61.
死ハ一切ヲ打チ切ル重大事件。
（ 森鴎外 ）
62.
生きるとは何のことか――生きるとは、死にかけているようなものを絶えず自分から突き放していくことである。
（ ニーチェ ）
63.
人は死という避難所にたどりついても、存在し続ける。
そして彼の行為は、あたりに山ほど残り続ける。
（ ケティ王 ）
64.
運を待つは死を待つに等しい。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
65.
我々が死なずに永久に生きているものとしたら、
どんなに冗漫で退屈なものであろう。
（ 九鬼周造 ）
66.
死を望む友と頒(わ)かちて食ふ秋果(しゅうか)
（ 安井浩司 ）
67.
死は存在しない。
生きる世界が変わるだけだ。
（ ドゥワミッシュ族の格言 ）
68.
父の死や布團(ふとん)の下にはした銭
（ 細谷源二 ）
69.
願はくば朧月夜(おぼろづきよ)の落椿(おちつばき)
（ 坪内逍遥 ）
70.
あたしが死んでください、
と言ったら、あなた、
いっしょにあの世に行ってくださるかしら。
（ 立原正秋 ）
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