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1.
目上の人やお客さんに何かお願い事がある時は、「〜してください」よりも、「〜していただけますか?」「〜していただけないでしょうか?」というような相談形式でお願いした方が、丁寧で印象がよく、相手の了解も得やすい。
(
七瀬音弥
)
(
Nanase Otoya
)
2.
宗教とは「気づく」ものなのです。
疑って、疑って、
そのあげくに、ハッとして、
なあんだそういうことか、
と了解するものです。
(
菅原伸郎
)
(
Sugawara Nobuo
)
3.
個人の自立は、
実は少数の心許した者との相互了解の上に立つ。
……
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(
高橋和巳
)
(
Takahashi Kazumi
)
4.
常識とは、
人びとの相互了解の場における実戦的感覚が
ある種の規範化をこうむったもの。
(
木村敏
)
(
Kimura Bin
)
5.
私は敗戦直後の占領軍政治の振る舞いで一番感心したのは、どんな政策を採る場合も、事の大小にかかわらず、敗戦の被占領国の民衆に説明し、了解を得る声明を必ず発して占領政策を変更し、実施したことだ。
……
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(
吉本隆明
)
(
Yoshimoto Takaaki
)
6.
我々は花を散らす風において歓びあるいは傷むところの我々自身を見いだすごとく、ひでりのころに樹木を直射する日光において心萎(な)える我々自身を了解する。
すなわち我々は「風土」において我々自身を、間柄としての我々自身を、見いだすのである。
(
和辻哲郎
)
(
Watsuji Tetsurou
)
7.
我々が了解できる理性は、
永遠の理性ではない。
我々の命名し得る存在もまた、
永遠の存在ではない。
(
老子
)
(
Roushi
)
8.
言葉によって尽くし得ないことを、行為をもって補おうとするのは、正しいことではない。
近代人は、たがいの本心にふれ合い、たがいに了解するところまで到らずして、ただちに行為を用いようとする。
……
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(
九条武子
)
(
Kujou Takeko
)
9.
この世の中に於(お)ける私の現実の生活ばかりを見て、私の全部を了解することは、他の人たちには不可能であろう。
と同時に、私もまた、ほかの人たちに就(つ)いて、何の理解するところも無いのである。
……
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(
太宰治
)
(
Dazai Osamu
)
10.
自分の感ずるところを表現するに
決してためらうな。
たとい既成観念と反対である事がわかった時でさえもです。
おそらく最初君たちは了解されまい。
けれども一人ぼっちである事を恐れるな。
……
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(
ロダン
)
(
Rodin
)
11.
自分の弱さを認めることは、
誰でも多かれ少なかれ抵抗がある。
弱い自分では
周囲も認めてくれないかもしれない、
という不安があるからだ。
だから、周囲に弱さを指摘されても
なかなか受け容れられないし、
無意識の確信、自己了解には至らない。
(
山竹伸二
)
(
Yamatake Shinji
)
12.
言葉を読んでも
物事や他者を知ることはできない、
それを知ること、
了解することが大事であって、
それを了解した上で本を読む。
そうすると、そこに
「静まった心」がもたらされる。
……
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(
菊地信義
)
(
Kikuchi Nobuyoshi
)
13.
人が生きるために、群れは必要だ。
強制や糾弾のない、
許し合える、
ゆるやかで温かい絆の群れが。
人が一人になることも了解してくれる、
離れていくことも認めてくれる、
けど、いつでも迎えてくれる、
そんな「いい加減」の群れ。
(
梨木香歩
)
(
Nashiki Kaho
)
14.
実生活に追われて人々は芸術をかえりみないのではないのだ、生活の辛酸にねれた心が芸術という青春に飽きるのでもないのだ。
彼等は最初から、異ったこの世の了解方法を生きて来たのだ。
異る機構をもつ国を信じて来たのだ。
……
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(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
共感は苦悩を抱えている人に対して、
存在の承認を感じさせて不安を緩和するだけでなく、
その人の苦しみの根底にある感情を理解し、
それを映し返すことで、
相手に自己了解を促すことができる。
(
山竹伸二
)
(
Yamatake Shinji
)
16.
ある発言が僕達に「失言」と感じられる時、僕達には、失言者のいっていること(発言内容)だけが伝わっている──理解されている──のではありません。
そのほかに、なぜ失言者がそれをいっているのかという発言理由をも僕達は了解している。
そのことの理解と了解が、ある発言を聞いた時、僕達にそれを、放言でも暴言でもなく、失言と感じさせています。
(
加藤典洋
)
(
Katou Norihiro
)
17.
われわれは透明人間にはなれないにしても、
いきている誰彼の目を盗んで
何かをすることはできる。
しかし、死者の目を逃れることは可能であろうか。
このように考えると、
死者の目によって定位されることの重みが了解されるだろう。
(
河合隼雄
)
(
Kawai Hayao
)
18.
未来を了解するためには、
現実に生きるだけでは不充分なのだ。
日常性というこのもっとも平凡な秩序にこそ、
もっとも大きな罪があることを、
はっきり自覚しなければならないのである。
(
安部公房
)
(
Abe Koubou
)
19.
書き手は書き手で、作品のはじまりから終わりまで一貫した意図を持って作品を書く、という了解に従うかぎり、書き手は一つの作品を作り上げた揺れがない人格となるだろう。
これは絶対におかしい。
何よりここがおかしい。
(
保坂和志
)
(
Hosaka Kazushi
)
20.
素直に文章を味(あじわ)い、
その感想を愉快に語りあっている一般の人々の方が、
かえって文学の真意を了解している。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
21.
現代日本人の科学に対する態度ほど不可思議なものはない。
一方において科学の効果がむしろ滑稽(こっけい)なる程度にまで買いかぶられているかと思うと、一方ではまた了解のできないほどに科学の能力が見くびられているのである。
……
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(
寺田寅彦
)
(
Terada Torahiko
)
22.
(川柳は)大人の判断で書かない方がいいと思われることや暗黙の了解で触れないことになっているものも、川柳では堂々と書いていくことができる。
……
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(
樋口由紀子
)
(
Higuchi Yukiko
)
23.
常識とは
共通感覚が相互了解的に規範化されたものだ。
……
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(
木村敏
)
(
Kimura Bin
)
24.
点的論理が了解されるところでは、
なるべく省略の多い、言いかえると、
解釈の余地の大きい表現が
含蓄のあるおもしろい言葉として喜ばれる。
点を線にするのは
一種の言語的創造をともなうからであろう。
……
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(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
25.
人間には、
点をつなげて線として感じとる能力が
だれにもそなわっているのである。
したがって、点的論理が了解されるところでは
線的論理の窮屈さは
野暮なものとして嫌われるようになる。
……
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(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
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